葵と一泊入院(1)
 先週は楽しくも忙しかった。1年半ほど前に我が家に滞在されたKくんファミリーが再訪。美咲と葵は、Kお兄ちゃんが大好きで、ヒッカドゥワに滞在中の4日間は毎日一緒に海やプールで遊んでもらった。怖がりで、なかなか水に顔をつけられない美咲も、Kお兄ちゃんと一緒だと大丈夫。マスクをつけてショノーケリングも楽しんでいた。

 そんなKお兄ちゃんが帰国した翌日、葵が朝から発熱。39℃近くもある。が、葵はとても熱に強く、これぐらいでも元気。咳や鼻水などの症状はまったくないので、疲れたのかなと思いつつ、ご飯も水分も取れているので、あまり心配せず寝かせておいた。

 ところが、美咲が学校から帰ってきて、バタバタと私がシャワーをさせているときに、熱性けいれんを起こした。スリヤンガの、「葵が…、葵が…」という悲鳴に近い声が聞こえ、慌ててバスルームから出ると、白目をむき、手足がけいれんしている。とりあえず横向きに寝かせ、急いで服を着て病院に行く用意をする。スリヤンガはすぐに近所の家に行き、人を呼んできた。

 病院に行くならと必要なものをバックに詰め込もうしていると、皆に後で取りに来られるからと言われ、そのまま葵を抱きかかえ車でヒッカドゥワの病院へ向かった。もうけいれんはほとんど治まっていたが、つらそうに泣くので急いで診察室に駆け込んだ。

 ヒッカドゥワエリアで救急医療となるとこの病院となるが、簡素な処置室に、若い看護師と年配のドクターがいて、特に急ぐ感じでもなく、ベッドに葵を寝かせ裸にし、看護師が体を水で濡らし冷やし始めた。手に少しチアノーゼが出ていたので酸素マスクをしたが、これがチャチな作りですぐ外れてしまう。私が手で押さえていると、葵が嫌がるので困った。

 ドクターはけいれんのようすや時間などを聞いてカードに記入し、救急車でカラピティヤ病院に行くようにと言うので、ウトウトとしだした葵をそのまま寝かせて待つ。しかし30分過ぎても救急車は来ない。救急車はその病院にはなく、7~8キロ離れたラジガマから来るというが、一刻を争う病状ではないにしろひどい対応。結局45分ほど待たされて到着した。

 救急車に付き添いは一人というので、私が葵を抱っこして乗り込む。もう一組、お腹が痛いという女の子とおばあちゃんを乗せて動き出した。運転手と助手席にアシスタント、後ろに看護師が一人乗っているが何をするわけでもなく、ベッドに女の子が寝て、脇の長いすにおばあちゃんと葵を抱っこしたまま座った。

 車内はまさかのエアコンなし。暑い。高熱なのにこの暑さは我慢できないと「エアコンはないの?」と聞いたが、窓を開けてくれただけ。走っている間は風が通るので、なんとか汗だくにはならなかった。スリランカの救急車、乗ってみてわかったが、サービスは移動だけ。もし瀕死の状態でも、応急処置すらしてくれないだろう。

 ちなみにスリランカ。サイレンが鳴っていても、多少注意は払う程度で、車はよけないし、徐行もしてくれない。よって、80キロ近く出したまま、いつもの追い越しをするので生きた心地がしない。「危ないからつかまって」と言われ、葵を抱きつつ近くの手すりにつかまっていたが、運転が荒く、救急車で事故だけは勘弁と願いながら乗っていた。

 手すりをつかまった手がしびれる頃、ようやく病院に到着。カラーピティヤは南部で一番大きく設備も整っているといわれる政府の病院だが、救急車で到着したのに誰も来ず、自分で荷物をかかえ葵を抱っこし受付へ。救急車の中にいた看護師がドクターが書いた診察カードを受付に渡すと、普通のイスに座るように言われ、葵の血圧、脈拍などを測った。

 そこへスリヤンガが到着。車で救急車の後を追ってきたのだが、その差わずか数分。社会勉強のためにも今回は乗ってみて良かったが、今後は救急車は利用する必要はないなと思った。長くなってしまったので、入院のようすは(2)へ…。

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メイク三昧
 昨年に比べると、いつの間にかひょろひょろと伸びて大きくなっていたクリスマスツリー。葵によってすべて引きちぎられたオーナメントも修理して飾った。木の高さはこのくらいが限界かも。あまり大きくなると管理が大変なので、クリスマスが終わったら昨年くらいの高さでばっさり切ってしまおうかと考えている。

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 ちなみに美咲と葵の背もだいぶ伸びた。二人はメイクアップ後

 昨年のクリスマスが終わった直後から、サンタクロースが来るのを楽しみにしていた美咲。葵もつられてプレゼント、プレゼントと騒いでいて、1ヶ月くらい前から二人ともサンタさんに「いい子アピール」。「サンタさんが見てるよ」と言うと、とても聞き分けが良くて、母としてはサンタさまさまだった。

 そんな美咲が欲しいものは、「子供用のメイクセット」。前にお友達のを一緒に使わせてもらって以来、ずっと欲しがっていた。

 何とか他のものが欲しくなるように、いろいろと誘導したがうまくいかず、結局メイクセットを二人分用意した。プレゼントは友人たちに日本から持ってきてもらった。娘たちの目につかないようにこっそり渡してもらい、絶対に背の届かない本棚の上段に隠しておいた。見つからぬよう細心の注意を払って、ラッピング用紙を買い、夜中にラッピングをしてプレゼントの準備完了。

 イブ当日は、美咲が「サンタさんを見る」と言い出し、二人ともなかなか寝ようとしない。ワインを飲んでほろ酔いの私は早く寝たかったけど、二人が熟睡するのを待ち、そっと枕元にプレゼントを置いた。朝は目覚めてプレゼントを見つけて喜ぶ二人の反応が見たくて、一度起きてミルクティーを飲んだ後、またベッドに寝転んで寝たふりをして起きるのを待っていたが、昨晩遅かったせいかなかなか起きず、結局先に起き出した。

 掃き掃除をしていると、上が騒がしくなり、「アンマー、サンタさん来た!」と美咲の声。葵も負け時と、「葵にもプレゼントある!」と言ってる。中身が希望どおりメイクセットとわかって、二人ともその場で遊び始めそうなのを止めて、とりあえず朝ご飯を食べさせる。

 歯磨きをして、汚れの目立たなそうな服を着せて、メイクスタート。子供用ということで、水ですぐ落ち、万が一口に入っても安全なものだが、念のため葵に「食べちゃだめよ」と言い聞かせる。がんがん派手なアイシャドウを塗り始める美咲。葵も真似している。口紅、マニキュアときて、もっともっと塗りたい二人だが塗る場所がない。


 美咲は自分が一通り終わると葵のメイクを。神妙な顔の葵

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 最後は、マニキュアを指全体に塗り、おでこや頬にもアイシャドウや口紅を塗り、ものすごい顔に。トータル1時間くらい遊んでいただろうか? 今日一日でメイクセットの中身がすべてなくなりそうな勢いだったので、ここで終了。そのままバスルームへ。簡単にお湯で洗い落とせた。私はその後、二人が触ったと思われるラメでキラキラした場所を探して水拭き。

 午後も美咲が「メイクしようかな」と言い出したので、「もうダメ!」と止めて一日一回にした。この調子だとあっという間にメイクセットがなくなりそうなので安心。でも、出かける前にメイクして、そのまま行くと言い出したら困るなと思っている。

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美咲のダンス発表会2013
 今年も体力勝負のダンス発表会がやってきた。すでに3回目となる美咲の幼稚園のダンス発表会、慣れたといっても準備も当日の運営も大変。今年スリヤンガは裏方の運営を引き受け、昨年同様、前日の深夜まで会場の舞台設置を手伝っていた。当日もまったく会場内のイスには座れず、美咲のダンスのようすは私が撮ったビデオを見ただけ。私は葵を抱っこし、衣装替えのため会場内と舞台裏を行ったり来たり、終わるころにはへとへとだった。

 3学年で70名ほどの小さな幼稚園だが、「我が子を」とプッシュする親が多く、みんなワイワイと仲良くという訳にはいかないらしい。当初決まっていたダンスの演目を見て、「うちの子をメインで出せ」だの「もっと多くの演目に出してくれ」だのといった親の要望が多く、ずるずると演目が増えたらしい。うちはもちろん何も言わなかったが、卒園ということで多く出してくれたのだろう。ダンスが6演目。その他に4名での歌の披露や、一人でのスピーチもあり、超スピードでの着替えが要求されるスケジュールとなった。

 当日は12時半集合。ちょっと前に着くと、まだ数人が来ているだけ。時間のかかるプージャーワ・ダンスの着付けやメイクを早く終わらせてもらおうと、すぐに美咲の手をひいて舞台裏に行った。毎年この準備に時間がかかり過ぎてスタートが遅れるので、今年はスタッフが4名来ていて担当を決め、きちんと順番に並ばせていた。

 いつもは「われ先に」と着付け係の周りを囲み、待っている順番は関係なく、隙あらば自分の子供を前に押し出す親が多くていらいらしていたけど、今回は安心と、美咲を並ばせ、葵を義母に預けるため、ちょっとその場所を離れた。

 数分後帰ってきたら、美咲の前に後ろだったはずの子が2人入っている。近くにはその子たちの母親が立っているので、私がいないうちに入れたのだろう。美咲に「どうしてこの子たち前にいるの?」と聞いたら、やはり入ってきたとの答え。そしたら私が言う前に美咲が子供たちに、「次私の番だから」と後ろに並ぶように言っていた。子供たちは従い、もちろん母親たちはそ知らぬ顔。まったく、こういう場でこそ順番を待つように教えるべきだと思うのだが、ひどい親だ。

 そんな親たちとも今日でお別れと気を取り直しつつ、なんとか無事、着付けとメイクが終わった。

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 ただいまメイク中…。今年はどんな顔になるだろうか?
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 メイクアップ終了
 
 2年前に大反響を呼んだ美咲のメイク顔だが、今年はこんな顔になった。ピンクとブルーとあって、ちょっと大人っぽい雰囲気。ちなみに過去2年分のメイク顔も載せておこう。左が2年前、右が去年。衣装の基本の形は一緒だが、毎年色を変えている。個人的には、メイクはともかく、2年前の黄緑とシャンパンベージュが上品できれいだったと思う。

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 ▽2011年度の記事はコチラ          ▽2012年度の記事はコチラ

 予想通り1時間遅れて14時半に始まった。進行表を見ながら、衣装やアクセサリーを用意し、出番が終わるとすぐに舞台裏へ。母親はサリーを着用のこととの幼稚園からのお達しを受け、当日はサリーを着ていたので動きづらく、汗だくでの作業となった。

 今回、ダンスのために日本の歌を提供してと言われ、何曲か持っていた中でダンスの先生が選んだのは「アンパンマン」。衣装は着物がいいと言うので、美咲の浴衣を貸した。それをもとに作ってもらったらしい。

 美咲も出るので、前日その衣装を受け取ったが、柄はともかく形はちゃんと浴衣になっていた。この浴衣の着方、事前に先生には説明しておいたが、親たちはよくわからず、当日時間がない中での着付けに皆パニックになっていた。私も美咲を手早く終えて、他の子を次々と着付けた。

 周囲を見ると皆ほぼ着付けが終わっていてほっとしたときに、帯がわからないと私のところに来た子供が左前に着ていて、思わず「ひゃー」と叫んでしまった。これじゃ死装束になってしまう。慌てて直したが、時間がないので全員をチェックすることはできず、他に左前の子がいてそのままダンスに出ざる得なかったらまずいと思って、なぜ左前がダメかは言うのをやめた。

 時間がなくて、最初のプージャーワ・ダンスの衣装以外、写真はまったく撮れなかったが、扇子と傘を使いかなり中国風な仕上がりのアンパンマン・ダンスだった。

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 出番待ちのダンサーたち

 美咲は、ダンスが終わると衣装替え、休む暇なく次のダンスへという感じだったので、途中から足が痛い、座りたいと言い出した。確かにずっと立ちっぱなし。しかも準備の時間を入れると、9時間以上その状態。さすがに元気いっぱいの子供でも疲れるはずだ。

 ダンスは全体としては揃ってないが、協調性より個性を重視ということで、美咲が出た演目は皆けっこう上手に踊っていたと思う。スピーチも今年は初めて声が出て、練習どおりできた。最後に卒園証書をもらい、21時過ぎに終了。ゴミを拾い、舞台を片付けて帰った。長い一日だった。

 この日で2年半通った幼稚園を卒園。美咲にも私にとってもいい社会勉強になった。来年からは学校。さらにすごいスリランカ社会を見ることになるんだろうなあと期待している。

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湿潤治療
 慎重派の美咲は、たまに転んで擦り傷を作ることはあっても、決して無茶はしないので怪我をしない。外を飛び回って年がら年中怪我をしていた私の幼少時代とは大違い。ところが、葵は母親タイプのよう。動きが激しいので、しくじると確実に怪我をする。


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転んだ翌日。テープは気になるらしいが、痛みはまったくなし

 昨日、庭でリキも一緒に、みんなでかけっこをして遊んでいたときのこと、テラスに座っていた私を目指して、リキ、美咲、葵の順でゴールしたのだが、葵がゴール間際で思いっきり転んだ。芝生だし大丈夫と思っていたら、運悪くあごがテラスの角にぶつかり、1センチくらいパカッと切れてしまった。

 そんなに深くもなく、血もすぐ止まったので、あえて病院に連れて行くほどではないと判断し、とりあえず水道水で洗った。ここで普通なら消毒、ガーゼ、テープとなるが、前から試してみようと思っていた湿潤治療にすることにした。手当ては簡単、乾燥を防ぐため傷に白色ワセリンを塗り、ラップをしてテープで止めるだけ。

 興味があるかたは、「湿潤治療」で検索していただくとして、「今までの切り傷、擦り傷の手当てはなんだったの?」と思うほど、逆の発想が必要。下記が全部間違いだなんて、常識と思っていたことが覆されるとかなり刺激的だ。

× 傷は消毒しないと化膿する
× 傷は乾燥させる(濡らしてはいけない)
× かさぶたができるのは傷が治りかけている証拠

 まだ一日しか経っていないが、痛みはなく、傷はふさがってきているようす。シャワーのたびに、はがして、ラップを新しく貼りなおしているだけで、もちろん消毒は一切していない。シャワーのときには、子供だと気をつけていても水がかかるし、アゴなので食事のときにこぼして汚したりするので、「濡らさないように」気をつけるとなるとかなりストレスだが、それも気にしなくていいのでとても楽。

 これから我が家はこの治療法でいこう。ただ、化膿したら迷わず病院へ。

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最近の葵(2歳5ヶ月になりました)
 じゃんけん



 ぽん!

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 じゃんけんのないスリランカ。最近ようやく葵がじゃんけんを覚え、ことあるごとに美咲と勝負しているのだが、「二歳」はできるのにチョキは難しいらしく微妙な形。それでもっぱらグーばかり出しているので、パーを出す美咲に負けてばかりいる。美咲は三歳差では、たまには負けてあげるとかはまだできないらしい。

 とにかく、なんでもお姉ちゃんの真似をする葵。どこまでも美咲についていく。先日、Jetwing Lighthouse(ゴールにあるホテル)に行ったときには、芝生の斜面を上るまでは良かったが、そのまま美咲と同じペースで下りようとしていて、転げ落ちそうになっていた。

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 右:「アッカ待って~!」と追いかける葵  左:かくれんぼしそうな勢いの二人

 相変わらずおてんばなのは変わらないが、服にはこだわりがあるみたいで、自分で選ぼうとする。デザインか色が美咲とお揃いなら問題ないが、そうじゃなくて私が持ってきたのが気に入らないと、自分で引き出しを開けて服を引っ張り出し、勝手に着てしまう。2歳ってこんなに自己主張強かったっけと驚くこともしばしば。

 普段、美咲に追いつこうと背伸びをしている葵だが、歯磨きのときだけはなぜか「葵、赤ちゃんになる~」と言って、枕をもってきて私の膝の上におき、ごろんとなるのがかわいい。それを見て、「美咲も赤ちゃんになる~」と、美咲まで真似するのは困るけど。

 日本語だけじゃなくシンハラ語もだいぶ話すようになってきて、「サマナラヤ~♪」とシンハラ語の歌をよく口ずさんでいる。でも、シンハラ語の歌の先生が美咲なので音程は微妙。そこで、スリヤンガに歌ってもらうと、もっとわからなくなる。本当の歌がどんなメロディーなのかは結局わからず、我が家では美咲もしくはスリヤンガ・バージョンで歌われていることが多い。

 本人は早く幼稚園に行きたいらしいので、来年3歳の誕生日を迎えたら預けようかなと考えている。それまでに完璧にオムツとバイバイしないとね。日に日にずっしりと重くなり、成長を感じる今日この頃…。

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離ればなれ
 3日前の17日深夜にスリランカの我が家に戻り、昨日今日と、ようやく日常生活のリズムを取り戻した感じ。6月1日から17日間、独りで日本に帰国していた。日本へは葵がお腹にいたとき以来だから、ほぼ2年半ぶり。今回は歯医者とカメラの修理がメインの目的だが、こまごまとした用事がたまっていたので、娘たちは連れて行かず独りで行くことにしたのだった。

 出発のだいぶ前から、娘たちには「アンマが独りで日本に行ってくるね」と言ってあって納得している風だったのに、出発の前日になって急に美咲が「自分も一緒に行きたい」と言い出した。「今回は無理だけど、いい子にしてたら来年行こう」などとなだめすかしていたが、出発当日、まさにこれから空港に向かおうというときになって、美咲が私に抱きついて泣き出した。

 美咲は、普段、ああだこうだと口ではうるさいが、抱きついて泣くなんてことは一度もなかったので驚いた。でも今さらどうすることもできず、スリヤンガが無理やり離して車に乗り出発した。美咲は号泣。その間、葵は義母に抱っこされ、いつものようにバイバイしていた。

 日本に着き、美咲のことが気になってすぐにスカイプで話したが、さすが美咲、立ち直りは早かったらしく、「さみしい」とも「早く帰ってきて」とも言わず、いつもどおりだった。葵はいたって普通で、最近覚えた「葵2歳、アッカ5歳!」を連呼。安心した。

 滞在中はほぼ毎日、スカイプか電話で話していたが、2週目に入ると、私のほうが娘たちに会いたくなった。

 そして17日にスリランカに帰国。この日は深夜だったのでそのまま眠り、翌朝娘たちにご対面。嬉しそうな顔で「アンマ~」と抱きついてくる二人。不在中はほとんど「アンマは?」と聞くこともなかった葵だが、私の姿を見てからべったりになった。アンマなしでお留守番してたのだから、しばらくは甘えん坊の娘たちに付き合おうと思う。

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葵、2歳の誕生日
 2月にカメラが壊れて以来、ますます写真を撮らなくなっていたが、美咲に比べて葵の写真が少ないことをいろんな人から指摘され、先日反省したばかりなので、今日の誕生日はビデオとiPodで写真を撮った。といっても、昨年は40名近くを招待しての新年会&誕生会をし、へとへとになったので、今年はアンマとマッリを呼ぶだけの内輪でのお祝いにした。

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 キャンドルを前にし嬉しそうな葵

 今日はポヤデー(満月の日)の祝日。スリヤンガが夕方から出かけるので、ケーキのお祝いは午前中にすることにした。昨夜スポンジを焼いているのを見て、「葵のケーキ、葵のケーキ」と嬉しそうに繰り返していた葵。昨夜のうちに、シロップを塗って、イチゴを挟んで、生クリームを塗るまでの台作りは終わらせていたので、今朝は生クリームをかために泡立てデコレーションをし、イチゴを飾るだけ。

 バースデーケーキを作るのは何回目になるだろう? 日本にいたときは作ったことがないので、それこそスリランカに来て、美咲が物心がついてからだから、この数年で10数個を作ったことになる。というのが、スリランカでのバースデーケーキというとバタークリームが主流だから、ほとんどの人が生クリームのケーキを食べたことがない。が、食べると生クリームの方がおいしいようでアンマもマッリも楽しみにしているようす。

 そのため、子供たちの誕生日だけでなく、私とスリヤンガはもちろん、アンマやマッリの誕生日まで、私がケーキを焼くというのがお決まりになっているのだ。相変わらず、スポンジケーキを焼くのは下手で、「泡立てた卵の泡を消さないように小麦粉を混ぜる」のに四苦八苦しているが、クリームのデコレーションはだいぶ慣れた。

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左:笑ってるけど、イスから落ちて唇が切れ流血したばかり
右:おにぎりを作っているところ


 数日前から、「葵は何歳になるの?」「2歳」という会話をしていたので、葵は嬉しそうに「葵、2歳」を連呼。ただ、指で2歳と示すのは難しいらしく、どう頑張っても4歳になってしまう。そして、「葵、2歳」の次には、「アッカ、5歳」と続けて言うのだが、指で5歳は簡単。こちらはちゃんとできている。

 ここ最近でぐっと語彙が増え、単語を2つ、3つつなげての文章を言えるようになった。真似をするのが上手になり、言葉だけでなく、お手伝いも美咲と一緒にしてくれ、ちょっと前まではかえって手間がかかったが、最近は本当に助けになってる。動きが激しいので、落ちたりぶつけたりと、美咲よりもケガが多いが、それは母親似なので仕方がない。

 大好きな本「バムとケロ・シリーズ」は繰り返し読んでいるので全部覚えていて、要所要所のケロちゃんの表情を真似するのが面白い。私は「そらのたび」で、「おおうみへびにぺロッと食べられそうになっているケロちゃん」の顔真似が一番好きで、よくリクエストしている(あっ、この顔も写真に撮っておこうと思ってそのままだ。撮らないと)。

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 アリの巣を観察している葵。かまれると逃げてくる

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最近の葵(満1歳9ヶ月になりました)
 昨年末に急にTV撮影コーディネートの仕事が入り、年末年始はなおさらバタバタとしていて、あっという間に1月下旬になってしまった。23日にその仕事が無事終わったので、久しぶりに葵のことでも書いておこうと思う。

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 おばあちゃんの家で。葵はバーッパ(スリヤンガの弟)が大好き

 美咲のときはまめに記録をとっていたが、二人目ともなるとそんなこともしなくなり、気付けばアルバムひとつも作ってなかった。ごめん、葵。アルバムを見るのが大好きな美咲に、「葵の写真が一枚もないよ」と指摘されたので、次回の日本帰国時に作ってこようと思う。

 葵は本当に手がかからない。ハプニングもあったが、卒乳もあっさりできた。1歳半を過ぎ、そろそろかなと思いつつ、でも自然に離れるのを待つかなと思っていたところ、昨年末に忙しくて丸一日授乳ができず、そのまま葵が寝てしまった日があった。1ヶ月後の仕事で泊まりになるかもしれなかったので、ここで卒乳させてしまおうと思い、2日目の日中も授乳することなく過ごせた。

 これで2日目の夜も母乳なしで眠れればもう大丈夫。その夜、ぐずってもそのまま寝かせるか、美咲のときと同じようにワサビをつけるか迷った。美咲のときはワサビを塗ったのを一度口に入れてから、二度と母乳を飲みたいと言わなかったので、ワーワー泣かれるよりはと、葵も同じようにとワサビを使うことにした。

 ワサビを口に含んだ後、飲めるように水も用意して、準備OK。普通どおりに飲ませたところ、口に含んだ瞬間少し変な顔をしたが、そのまま飲み出し、いつも通り寝てしまった。そこで気が付いた。葵は普段から大人と同じ辛さのカレーを食べていて、美咲よりも辛さに強いんだった。大失敗。

 次の日からしばらく、夜はスリヤンガに協力してもらい、私は別室で寝ることにした。私が近くにいなければ仕方がない。少々泣くが、そのまま寝るようになり、一週間後には私が同じベッドでも普通に寝るようになった。実際、卒乳してとても楽になったけど、さみしい気持ちも大きい。あと10歳、いや5歳若かったら、もう一人欲しくなっていただろうなあ。

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 美咲と葵が二人で、私やスリヤンガの洋服を勝手に出してきて着る
 というのも定番の遊びのひとつ。
 気が付くと、私の下着をつけたりかぶっていたりするので、注意が必要


 最近は、絵本が好きになって、暇さえあると「読んで」と持ってくる。美咲と同じく、バムとケロ・シリーズが好きで、ちゃんと自分がケロちゃん似というのを自覚していて、ケロちゃんを指差して「あおい、あおい」と叫ぶ。どのページにもケロちゃんが出てくるので、読んでいる間中「あおい、あおい」とかなりうるさい。

 ちらかし&ぶちまけ度もケロちゃんに負けてなく、いつも片づけをさせられる美咲がちょっとかわいそうでもあるが、仕方がない。いつも騒がしい二人だが、なんだか静かにしているときは要注意。クレヨンで机に落書きをしていたり、私の化粧品をつけていたりして、発見した私の「うわ~」と言う叫び声を聞いて、二人が階段下に隠れるというのが定番になりつつある。

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 本当はおまるなんだけどなあ~

 あとはオムツが取れれば完璧なんだけど、本人の抵抗に合い挫折中。おまるは、トイレに置いておくと絶対にまたがらないのに、部屋だと車みたいに乗って遊んでいる。まあ、幼稚園に行くまでに取れればいいやと、トイレトレーニングは気長にやろうと思っている。

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サンタが我が家にやってきた!
 もう松の内だっていうのに、クリスマスの話題ですみません。本当は年内に書きたかったのだが、忙しくて間に合わず、でも初めて我が家にサンタクロースが来た年なので、記録のためにも記事をアップすることにした。下記は2012年12月のクリスマスについて。

 スリランカでは、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教と、それぞれの宗教上重要な日はすべて国民の祝日となっているが、自分の宗教以外の行事についてはあまり触れる機会がない。そんなわけで、クリスマスも仏教徒の我が家にとってはただの祝日。今までは何もしていなかった。

 それが内戦が終わり、経済が発展してきたからだろう。昨年頃から急にクリスマスが商業的なイベントになり、今年は12月に入ると、TVのコマーシャル、新聞の広告が派手にクリスマス・セールを宣伝。また、あちこちの店で、サンタクロースが店内を歩き回り、子供たちにサービス。コロンボはもちろん、ゴールですら、どの店も、4月の新年と同じように、買い物客でごったがえしていた。

 そういう我が家も、美咲が4歳になり、サンタクロースについて色々聞いてくるようになったので、今年からプレゼントをあげようと思っていた。気分を盛り上げるために、近所の植木屋さんでクリスマスツリーも買ってきた。といっても、見に行ったらひとつしかなく、選択の余地なし。枝ぶりがちょっと貧弱だけど仕方がない。来年、さ来年と、成長を楽しみにすることにしよう。

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 (写真左)スリランカの生木ではこれが限度?成長するかちょっと不安…
 (写真右)苦肉の策。フルーツ缶でトッピング。まあこれはこれでおいしかった

 美咲のリクエストによりクリスマスケーキも焼いた。ただ、12月の中旬にイチゴの産地ヌワラエリヤを含む、広範囲の地域で大雨が降ったことで、イチゴが品薄となりスーパーに納品されず、残念ながら手に入らなかった。イチゴではなく、フルーツ缶を代用した、季節感ゼロのクリスマスケーキとなってしまったが、もともと常夏のスリランカで、本物のクリスマス気分を味わおうと思うのが無理というもの。普通においしかったので良しとしよう。

 ともかく、ツリーを用意し、ケーキを焼き、ローストチキンを焼き、あとは寝たら用意しておいた絵本を枕元に置いてと思っていたのに、数日前になって、いきなり美咲が「サンタクロースにバスが欲しいって手紙書いて」と言い出した。「いや、もう買いに行く時間がないから」とは言えず、「今からじゃ手紙間に合わないよ。もうサンタクロースはプレゼント用意してると思うよ」と、なんとかバスをあきらめさせようとしたが、なかなかしぶとい。普段まったく乗り物になんて興味を示さないのに、なんでいきなりバスなのか。

 仕方なく、初めてのプレゼントだからと前日に時間を作って、美咲にバス、葵に車を買ってきた。クリスマスの朝は、二人とも大喜びで「サンタクロースからもらったよ」と、私たちに見せに来た。自分の子供の頃のワクワク感を思い出し、私も嬉しくなる。しかし、そこで美咲が質問。「手紙見てないのに、なんでバスが欲しいって知ってるの?」。焦った私は、とっさに「ああ、そういえば手紙じゃ間に合わないから、アンマがEメールを送っておいたんだよ」と言ってしまった。が、美咲は納得したようす。

 そして数日後。美咲が、「アンマ、サンタクロースにメールして」と言い出す。何かと思ったら、次のプレゼントの催促。すっかり、サンタクロースっていうのは、言えばプレゼント持ってきてくれる人だと思っているらしい。「今メールしても、1年近くたったら欲しいもの変わるから、クリスマス直前にメールしようね」と言いごまかしたが、メールっていうのは手軽に連絡できるという感じなのでまずい。どこかでうまく連絡手段は手紙に変えないといけないなと思っている。

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美咲のダンス発表会2012
 まずは昨年のメーク顔をご覧ください。

 今年の美咲のダンス発表会。最初の演目は昨年と同じプージャワ・ダンス(神仏に捧げるダンス)。昨年大反響を呼んだ美咲のメーク。ある友人には、「笑いたくなったらあの写真見るよ」とまで言われた顔だったので、今年はなるべくナチュラルにとお願いしたら、こんな顔になった。

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 これなら舞台メークの範ちゅうか

 昨年は夕方からのスタートで、21時を過ぎても終わらず、葵がぐずぐずになってしまい、途中で帰ったのだが、今年は、親たちから昼間にして欲しいとの要望があって(当たり前だ)、13時スタート。美咲は用意のため10時には会場入り。私たちが12時半頃着くと、もうメークも着付けも終わっていた。

 しかし、今年も準備は大変だった。前日、前々日と4~5時間かけてのリハーサル(親同伴)。前日は、リハーサル後、深夜まで親たちが会場の飾りつけなどを準備。スリヤンガが帰ってきたのは午前1時過ぎ。当日の朝、すでに美咲もスリヤンガも疲れが見える。

 そして、昨年さんざんアクセサリーなど用意しないとならないものは早めに連絡し、当日のプログラムも事前に教えてくれと言っておいたにもかかわらず、衣装こそ前日にもらったが、必要なものはそのときに言われ、ヒッカドゥワやゴールのお店をかけずり回り、探す羽目になった。

 美咲が出演する演目は4つ。それぞれの衣装に合わせ、ネックレスやバングル、リボン、付け毛、髪飾りなどを用意しないとならない。その他、ダンスで使う輪を金色のモールで飾り、プラスチックのカゴにひもを通して、茶摘み用の背負えるカゴらしく作らないとならない。当日の朝は、生花を摘んでこないとならないし、お腹が空いたら食べられるようにとおにぎりを握って、カップケーキを焼いてと、行く前はバタバタだった。

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 プージャーワ・ダンス後に撮影。
 本人なんだかとっても不機嫌。笑えと言っても笑わず…


 最初のプージャーワ・ダンス。女の子たちが総出で踊るので、とっても華やか。が、よく見ると美咲、ほとんど動いていない。手に持ったキャンドルが怖くて動けないようす。このダンス、踊るときに花と火のついたキャンドルを持つのだが、幼稚園生が火がついたキャンドルなんて、「危ない」という観念はないのだろうか? サテンなんて燃えやすいだろうし、万が一会場のカーテンにでも火がついたらと思うとぞっとする。

 ただスリランカ。こういった会の始めには、ココナツオイルランプを灯す習慣があるので、きっと火をつけることに抵抗がないんだろうと思う。この火もすぐ消されるわけではなく、自然に消えるまで火はついたままなので、私はいつも危ないなあと思ってしまうんだけれども。

 今年のプログラムは始まる直前に会場に貼られたので、美咲の出るダンスの順番をチェックし、着替えさせる。髪型、アクセサリーまで変えないといけないので、時間の余裕はない。ただ今回は2回目なので、小物類は演目ごとにジップロックに入れ、ぱっと取り出せるようにしてあったので、焦ることなくできた。

 美咲は最初のダンスは動きが固かったものの、2つ目からは楽しそうに踊っていた。特に茶摘みの子に扮したダンスはアンコールがでて、2回も踊った。昨年よりもだいぶ上手になっていた。問題はスピーチ。ダンスの合間に、一人ずつスピーチが入るのだが、美咲はマイクを持ったまま固まり、ひとことも出てこない。普段あれだけペラペラとしゃべり、スピーチの練習もうるさいほどの声でしてたのに。

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 なんとサンタクロースまで登場。美咲にはしきりになんでここに来るの?と
 聞かれ、返答に困った。確かに唐突な登場だった。
 スリランカでも、クリスマスは宗教を超え、季節行事になるかも


 とにかく長かった。主賓が遅れたので、スタートが1時間遅れ、14時に始まって終わったのは21時過ぎ。ファンが回っているだけの会場は蒸し暑く、忍耐との勝負。たかだが40人ほどの幼稚園のダンスコンサートがこれでは、学校の行事はどうなるのか、想像するのも恐ろしい。

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