スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


折り紙教室
 8月はスリランカも学校はお休みの期間。そんな中、子供たちに折り紙を教えて欲しいとの依頼があった。子供は5歳から10歳過ぎの30名ほど。ちょうど、孤児院&老人ホームにボランティアのためにきていた日本人のお客様3名を誘って、会場に向かった。

 前日の依頼という急な話だったので、前夜、「何を折ろう?」とひとりパソコンで検索しながら、練習をした。日本らしいものがいいかなと思ったが、「素敵!」と思うのは当然ながら難しい。まったく折り紙が初めての小学生には無理だろう。下記はスリランカ人に受けそうだなと思ったモノたち。造花好きのスリランカ人だから、折り紙で作ったバラや蓮、くす玉なんかは喜ぶだろうな。

14-8-26.gif
 こんなモノまで作れるの?と楽しい発見。
 久しぶりの折り紙に私も楽しんだ


 2時間の中で、どれくらい進められるかわからなかったので、いろいろ用意していったが、結局、作ったのは新聞紙で折るカブト、手裏剣のふたつ。ちなみにスリランカでは、「ニンジャ」という名の蚊取線香があったり、「忍者ハットリくん」がテレビで放映されていたりするので、忍者の存在を知っている子が多い。

 7~8人のグループに分け、日本人が一人ずつついて教えたのだが、これがかなり大変だった。手先が器用、器用じゃないという以前に、子供たちが自分でやろうとせずに、すぐに「作って」と言うのだ。普段から自分の力でやってみようとしていないのが原因。親にも先生にも責任があると思う。

 今のところ6歳までの宿題しか知らないが、スリランカの幼稚園や学校、子供だけでは絶対にできない宿題が平気で出る。親が手伝うのが前提となっているのだ。というより、全部親がやっている家がほとんど。その年の子が作ったとは到底思えない、完成度の高い工作の品々が普通に提出される。だから、子供は大人に作ってもらうのに慣れているのだろう。

 そんな子供たちに、自分でやるように促しながら教えるのは一苦労。隣の子に教えているのを見て、真似をしようとする子はいなく、次は自分、次は自分と、自分一人を教えてもらう対象にしようとするのにも、スリランカ人の子を教える難しさを感じた。

 今回改めて、折り紙の鶴ってすごいなと感じ入った。ほとんどの日本人が「鶴を折れる」というのもすごいが、鶴には折り紙の基本が全部入っていて、鶴が折れれば一通り、折り紙の折り方をマスターしたことになると思う。今までちゃんと教えたことなかったけど、うちの娘たちにも鶴がきれいに折れるように教えなくてはと思ったのだった。

 14-8-26origami.gif
 新聞紙カブトをかぶった子供たちと記念撮影

 ところで、折り紙教室の会場は、ゴールの南コッガラにあるマーティン・ウィクラマシンハのミュージアムだったので、教室が終わった後、散策した。マーティン・ウィクラマシンハは、シンハラ文学における有名な作家で、1890年にここコッガラで生まれ、1976年に亡くなるまで多くの著作を残し、英語のみならず、タミル語、ヒンディー語、ロシア語、中国語、独語、仏語、蘭語、ルーマニア語、そして日本語と、世界各国で翻訳されている。

14-8-26origami2.gif 14-8-26origami1.gif
 マーティン・ウィクラマシンハの本の表紙が飾られている。
 併設のショップでは割引価格で本が買える


 場所はコッガラの高級ホテルフォートレスの向かいの道を内陸に入り、線路を越えるとすぐ。敷地内は緑いっぱい。民俗博物館などもあってけっこう楽しい。スリランカ人の家族連れがけっこう来ていた。敷地内に彼の生家があり、彼のデスクやベッドルームなども残っている。わざわざ行くようなところではないけど、近くにいて時間が余ったら立ち寄っても面白いかも。

14-8-26origami4.gif
 マーティン・ウィクラマシンハの生家

14-8-26origami3.gif
 お寺から村内の家への法事に向かうお坊さんを乗せる手押し車

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ  
↑ポチッと、おねがいします     
 
スポンサーサイト


  
コメント
折り紙
ご苦労様でした。スリランカの子供達も異文化に触れ合える機会は貴重ですね。立派な兜ができましたよね。新聞の色が鮮やかでとてもかわいい!いつぞやか、息子の所に「お母さんが留守でいない!」と言う高校生がやって来て「そんなん知らんがな!おまえいくつやねん!」と驚いたと言うお話し。ちょっと笑いましたがなんだか可愛くも思えたり。所変われば教育も様々ですね。娘さん達にはスリランカと日本とヨーロッパの良い所をチョイスできてうらやましいです。ミュージアムがフォートレスのすぐ近くだなんてねー。軍の施設以外何にもない所だと思ってましたよ。今度はのぞいてみます。ご近所のニャーナー師は昨日からスリランカへ。引越し騒ぎが色々あって...みんなで引き止めたりなんだかんだで大変でしたが結局もとの場所で。呑気だわー!また、Reikoさん情報楽しみにしてます!
---------- あーちゃん. URL│09/15. 12:03 [ 編集 ] -----

あーちゃんさん

子供たちやその親たちも予想以上に喜んでもらえて嬉しかったです。
日本の文化を見つめ直すことができて、うちの娘たちにも伝えていかなきゃという気持ちになるので、とってもいい機会になりました。

日本人からみると、甘やかしすぎのスリランカ人ですが、その反面、勉強は無理してでも詰め込もうとするんですよね。逃げ場がないスリランカの子供は、実はけっこうストレスがたまっていたりして?なんて思っちゃいます。

うちは、基本的なマナーを身に付けて、人とうまくお付き合いができるなら、
勉強はほどほどでいいやなんて思っています。
---------- Reiko. URL│09/17. 21:59 [ 編集 ] -----
コメントする









       
トラックバック
トラックバックURL
→http://srilanka.blog88.fc2.com/tb.php/721-734f6d30
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。