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あれから3年…
 東日本大震災から今日で3年。
 もう3年も経ったのかと思う。地震、津波に加えての原発事故。原発事故が起こってからは、連日ネットで情報を集め、心配で眠れない日々を過ごしたが、私は日本政府が日本人を守るため、できるだけのことをしてくれると信じていた。しかし、3年経って、それは甘かったと思い知らされた。

 3年経てば、全国の原発はすべて廃炉に向かい、代替のプロジェクトが動き出し、環境としてはセシウム134の半減期が過ぎて全体の線量が減り、国の放射能汚染の管理体制もしっかりして、安心して日本に滞在できると思っていたのだ。

 が、私の期待は裏切られ、原発は再稼動に向けて動き出し、首相は海外に原発をセールスしに行くようになった。そして、国は震災以前よりも、食材の放射性物質・基準値を緩くし、年間被爆量の上限を、1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げた。加え、セシウム以外のストロンチウムやプルトニウムといった核種の線量はほとんど発表していない。

 スリランカにいて、放射能汚染、内部被爆を心配するのはおかしいと言う人もいるかもしれない。でも、我が家は私も娘も日本食が好きで、今までは日本から持ってきたものを多く使っていたので、震災後はお米をはじめなるべく海外産のものにし、日本の食材の場合は産地や加工場所を確認してから使うようになった。放射能とは嫌でもこれから一生付き合っていかなければならない。そのため、できるだけ子供たちが内部被爆しないよう気をつけている。

 昨年、震災後初めて日本に帰国し、関東に滞在した。久しぶりに会った友人たちに、私から原発事故や放射能汚染について話をすることはしなかった。お互いの近況話に花が咲いたが、「内部被爆を心配して、外出先や食材選びを気をつけている」といった話は、残念ながらまったく出なかった。そして、海外在住の人間がそれについて口にすることをためらわせる雰囲気を感じ、気持ちが暗くなった。

 本当は娘たちも日本に連れて帰りたいのだが、私が安全だと思う食材を選べる環境が整ってないと思うので、今年も私一人で帰ろうと思う。日本滞在時にはどうしても外食が多くなってしまうので、レストランで使われている食材が心配というのも本心。そんな中、「素材の選択や調理法で、放射能対策を行っている」飲食店の情報サイト、飲食セーフティーネットワークを見つけた。まだ登録店舗は40だが、今後も伸びていって欲しいと思う。



 ところで、今日の夕方、ゴール市内の日本語教師の家で、追悼式が行われると聞き、参加してきた。ここは普段、日本語を学ぶ生徒たちの教室。見ると、机いっぱいに折鶴が置かれている。スリランカ人の生徒たちが日本のために折ってくれたものだ。日本山妙法寺の浅見上人とスリランカ人僧侶2名が列席のもと、東日本大震災の犠牲者追悼と、日本の復興のために、黙祷をし、経を読んで祈りを捧げた。

 小さな集まりだが、こうやって日本の痛みを覚えておいてくれ、毎年日本にメッセージを送ってくれる人たちが、私の住む地域にいるということだけで嬉しい。

14-3-11a.jpg
 日本へのメッセージを手にして。改行の位置が気になるが、
 字はスリランカ人が書いたとは思えないほどうまい!


14-3-11.jpg
 美咲も参加。早く美咲もひらがなが書けるにようになればいいけど、
 今はシンハラ文字に苦戦しているところなので、日本語はもうちょっと後で


 追悼式が終わり、お茶をいただいた後、ルーマッサラのピース・パゴダへ。この本堂で、追悼の意を込めて、浅見上人と「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えた。途中、観光で見学に来たロシア人カップルも加わり、美咲と葵も一緒にうちわ太鼓をたたいていた。

 その後、浅見上人から、日本山妙法寺のお上人が中心となって、全国に広がる54基の原発を行脚する「命の行進」が始まっていて、今日3月11日は、福島原発まで17キロと近い南相馬で、断食祈願をしているとのお話を聞いた。多分、日本のメディアではまったく報道されていないと思うが、そうやって行動されているかたもいらっしゃることをご報告したいと思う。

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---------- . │05/19. 23:52 [ 編集 ] -----
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