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冠婚葬祭の嵐1
 6月17日に日本から帰国し、その後の6月後半は冠婚葬祭の嵐だった。まずは22日にターッタの一周忌のダーナ。3ヶ月のダーナと同様、一周忌のダーナは特に重要。お坊さんを自宅に呼び法要をしてもらい、食事などを布施する。また、村の人や親戚、友人を招くので、数百名分の食事を用意しなければならない。

 材料や調理器の手配から、テントや椅子の設置、前日当日のサービス・片付けとやることは山ほどある。こういう時、スリランカ人の若者は本当によく働いてくれる。地元の友人たちが手分けをして手伝ってくれたので、私たちは間違いがないかチェックするだけでOKだった。普段からスリヤンガはまめに親戚や友人の冠婚葬祭に顔を出して手伝っているので、こんなときは声をかけなくても人が集まってくれる。感謝。

 ターッタの3ヶ月のダーナのときには、まだ葵が小さくて人に預けられなかったので、私自身は接待の手伝いができなかった。が、今年はキッチンのお目付け役に任命された。というのも、前回のダーナのときに、遠い親戚(どんな血のつながりがスリヤンガもわからない、けど親戚らしい)が16名分のライス&カレーを包んで持って帰ったとか、別の親戚が自分たちが後で持って帰るため、デザートのワタラッパンをワンプレート(50名分くらい)わざと出さずに冷蔵庫に隠しておいたとか、色々な話が後で耳に入ってきた。

 人が多く集まりお金が使われる冠婚葬祭のような場だと、普段隠れている本性というか性根があらわれてきて、人間観察にはもってこい。面白い。一見敬虔な仏教徒に見えるスリランカ人だが、涅槃の境地には程遠いのが現実。

 スリランカ人同士だとどうしても摩擦を起こしてしまうが、外国人の私が仕切っていれば、普段から「はっきり物を申す」私の性格をみな承知しているので、勝手なことはしないだろうと思っていた。スリランカ人は、けっこうプライドが高い人が多くて、面と向かって何か言われる/非難されるのをすごく嫌がるのだ。果たしてその通りとなり、今回は何も問題なく進んだ。

 3ヶ月のダーナの前に、スリヤンガの夢にターッタが出てきて「ワデ(つぶした豆を揚げたスナック)を買いに行く」と言っていたので、ターッタが好きだったワデをダーナで出そうと、我が家お気に入りのワデ屋台のおじさんに来てもらい、ブッフェ・テーブルで揚げてもらった。これがなかなか好評だった。用意した料理は気持ちよく、きれいさっぱりなくなった。

   *   *   *

 ターッタのダーナが無事終わりほっと一息入れたところで、2日後には叔母のだんなさんの3ヶ月ダーナ。こちらはちょっとした手伝いで良かったので、写真を撮る余裕もあった。

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13-6-25dana1.jpg 

 僧侶による読経と法話の後、昼食の布施をする。
 美咲と葵もお坊さんの前では大人しくしている。 



  美咲と葵は、親戚の子やスリヤンガの友人の子など顔見知りがいっぱいで、暑い中楽しそうに遊んでいた。でもさすがにスリランカで育っているので、お坊さんの前ではおとなしく、きちんとぬかずいて挨拶をしていた。

 雨季だったが、2つのダーナの前後の日を含めて雨は降らなかったので良かった。激しい雷雨の日だったら準備も当日の接待も大変だったことだろう。

 そしてこの後、27日、29日と従姉妹の結婚式があったのだが、長くなってしまったので(2)へ…

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