スリランカで親知らずを抜く 3
 ドクターには「2週間後にみせて」と言われたが、ネットで調べると通常抜糸は1週間後。抜歯後5日、6日目には傷口もだいぶ回復しているように見える。実際、抜歯したところはまったく痛くない。できるなら抜糸は早いほうがいいだろうと病院に電話して聞いたら診療時間内にくるように言われ、一週間後の10日に再び病院へ。

 名前を呼ばれ診察室に入ると、ドクターが驚いたように「どうしたの?」と聞く。「抜歯後は順調なので抜糸してもらおうと思って」と言うと、「ハッハッハ」と笑いながら「抜糸は必要ないんだよ」と言われた。なんでも自然に取れるか吸収されるタイプの糸だったらしい。

 「そんな大事なこと、縫った日に言ってくれよ」と腹が立ったがぐっとこらえ、雰囲気的にそのまま帰されそうだったので「せっかくだから診てください」と言いながら、「どうぞ」と言われる前にイスに腰掛けた。「そうだね」とにこやかに口の中を見ようとするドクター。「もっと大きく開けないと見えないよ」と言われ、開けようとするが開かない。

 「今日来てくれて良かったよ。こっちのほうが問題だ」と言われ、無理やりぐいと口をこじ開けれた。い、い、痛い。切ったというようなダイレクトな痛みではないが、鈍いながらもなんとも耐え難い痛みで、思わず涙が出た。抜歯部分はもう腫れはないし、炎症を起こしているわけでもないので、この一週間開けようとしなかったため、アゴの筋肉がこわばって開けにくくなっている状態だという。

 どうがんばって口を開けようとしても指が縦に2本しか入らない。普通は4本入らないといけないと言う。開けられるようになるにはトレーニングが必要。ドクターは、木の定規を買ってきて四等分し、それらを口に入れろと言う。そうすると一つが3インチ(約8センチ)。今は指2本で3センチほどだからこの倍以上開かないとならないのかと愕然とする。

 痛み止めを処方され、「今日から頑張ってトレーニングするように」と言われる。早速、帰りの車の中でも口を開け、少しずつ手で抜歯したほうの奥歯を押し広げる感じで、開ける練習をする。こんなことで薬をのむのは嫌なので、痛み止めはのまなかった。口を開き閉めする度に痛みが走るのでイヤになったが、でも、もしこのまま少ししか開かないままだと、カレー&ライスを一口大にした手も、フォークもスプーンも入らず、まともな食事ができなくなる。

 家に帰っても、暇さえあれば口を開ける練習をしていたので、その日の深夜にはなんとか指4本まで入るようになった。ほっと一安心して寝て起きたら、朝一にはまた口が開かず、最初の開口時には激痛。それでも何度かゆっくり開け閉めをしていると、10回目ほどからほとんど痛みがなく口が開くようになった。

 そんなこんなで、終日意識して口を開け閉めしていた甲斐あって、トレーニングを始めてから一週間で、まだ多少痛みが残るものの、なんとか普通に開けられるようになった。良かった。

 結論。スリランカで親知らずを抜歯するのは、時間的な理由などから、どうしても日本でできないときに。どちらでも選べるのなら、スリランカでするメリットはない。*あくまでも私個人の意見ですが

 は~それでもやはり、ある程度最新の技術で、信頼できる歯医者をスリランカでも見つけたい気持ちは変わらない。果たしてどこかにあるのだろうか?

▽親知らず抜歯への流れ
 スリランカで親知らずを抜く 1
 スリランカで親知らずを抜く 2

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コメント

親知らず抜歯…3部作、興味深く読ませていただきましたよ。お疲れ様でした。大変でしたね。でもReikoさんはすごい!何事にもチャレンジャーですね。さすが!私には無縁ですがスリランカ歯科医事情がよ〜くわかりました。面白かったです!面白い…って言ったら申し訳ないのですがね。ごめんなさいね。本出せますよー!Twitterもブログも楽しみにしています。
---------- あーちゃん. URL│03/16. 10:30 [ 編集 ] -----

あーちゃんさん

できればスリランカで歯医者にはかかりたくなかったのですが、日本で抜歯すると、せっかくの日本滞在の1週間以上をご飯がほとんど食べられない状況で過ごすのがもったいなくて、思い切ってこっちで抜歯しました。

娘たちには、なんとか虫歯にならないように、歯磨きを徹底したいと思います。
---------- Reiko. URL│03/19. 03:36 [ 編集 ] -----
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