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スリランカで親知らずを抜く 2
 ああだこうだと迷って、結局抜歯をしたのはコロンボ市内にあるサクラ・デンタル・ホスピタルで。電話をすると口腔外科医は日曜のみの診療なので、3月3日の午前10時半に予約を入れた。

 コロンボにはだいぶ前に着いたのに、ヌゲゴダの友人宅で時間をつぶしてたらギリギリになってしまい、歯科医院に着いたのは5分前。受付で簡単な問診表を書き待っていると、時間ぴったりに名前を呼ばれ診療室に入った。室内に入る前にサンダルを脱いでスリッパに履き替えるように言われる。ただこのスリッパ・サービスは外国人だけだと思う。他の診療室のドア横にそれらしいものは置いてなかった。

 余談だが、普通の病院だと、やはり診療室、検査室などは靴やサンダルを脱いで入るように言われる。だが、ドクターはもちろん、看護師は靴をはいたまま。一歩待合室に出れば皆土足なのだから、彼らの靴だって汚いだろうに。気になるが仕方がない。まあ、病院がすべて土足禁止になって、他のスリランカ人がはいたスリッパを履くくらいだったら、今のままの方がましという気もする。

 診療室の話に戻ると、担当医は意外にも30代前半くらいの若いドクターだった。状況を説明すると、まずはレントゲンを撮ってみましょうと言われる。「一応、全部の歯を撮っていいか?」と聞かれたので「いい」と答えると、看護師に案内されレントゲン室へ。

 ピアス、ネックレス、ピンなどの金属製のものを外すように言われ、あたふたとしているところへ、看護師がさっと近寄り、「Two Thousand six hundred ... OK?」とささやく。一瞬何のことかわからなかったが、すぐにレントゲン代のことと気付く。高いとは思ったが、その状況で値段交渉をすることもできないし、「イエス」以外何が言えようか。

 レントゲンは新しい機械らしく、立ったまま所定の位置にあごを乗せるだけ。10分ほど待合室で待たされ、レントゲン写真ができあがると呼ばれる。さきほどのドクターがレントゲン写真を見ながら軽く説明。希望なら今から抜歯できると言う。抜歯後、シビレが出るなどの後遺症の可能性についてはまったく触れないので、私のほうから「親知らずが顎の神経に近いがその心配はあるのか」と聞くと、「大丈夫」とのこと。ともかくお願いすることにした。

 診療室に戻り、まずは麻酔。その後切開し、ガリガリと削って抜いていたようだが、痛みはまったくない。「30分以内に終わりますよ」との言葉どおり、麻酔から20分ちょっとで終了。抜歯自体は問題なかったが、力を入れて抜歯しているときに、器具が滑ったのか喉に刺さり痛みがあった。

 処置が終わり、止血のためガーゼを噛んでいる状態で、処方箋を渡され、「2週間後に一度診せに来てね」と言われた。本当は薬の細かい説明や、今後気を付ける点や食事、うがいの仕方など、聞きたいことはたくさんあったが、まったく話せない。これって患者からの質問を想定していないんだな。かなり不親切。喉についても聞きたかったのに、ドクターからの言及はなし。麻酔の前に説明を受け、聞いてておくんだったと後悔した。

 まあ家に帰ってネットで調べて、わからなかったら電話で聞こうと思い、お金を払って帰宅。ちなみにトータルで24,900ルピー(約18000円)。日本だと大学病院でも、保険内で3000円~5000円と聞く。日本で保険外治療を受けるより高いなんて驚き。患者の多くは、外国人やスリランカの裕福層というのも納得のお値段。

 途中、薬局で薬を買い、麻酔が切れる前に痛み止めを飲んだ。その後、高速に乗って自宅に着いたのが14時近く。麻酔を打ってから3時間ほど経過してたが、まったく痛みがない。その後の痛み止めがうまく効いているらしい。さすがに何も食べる気がしないので、寝てしまえとベッドに横になった。が、眠れない。こんなことは珍しい。

 その後、少しズキズキと痛み出したが、我慢できないほどの痛さではない。ただ、ツバを飲み込むだけでも喉がものすごく痛くて辛かった。夜になってさすがにお腹が空いたので重湯に近いお粥を炊き、梅干で食べる。体は元気なので完食。そして歯磨き。ここで初めて口を開けてみたが、歯茎を3センチほど切られ3針縫われていた。そして、器具が刺さった喉の口蓋扁桃(こうがいへんとう)の一部分は、真っ赤になっていた。痛かったのは抜歯したところではなくて、多分ここ。

 慎重に歯磨き、うがいをする。うがいは水を含んでゆっくり吐き出す程度。激しくブクブクはしない。抜歯したところにできる血餅が、うがいなどによって流れ出て歯槽骨が出てしまうと、ドライソケットという状態になり、ものすごい痛みが出るらしい。念のため、歯磨き後、ぬるま湯の塩水でうがいをし消毒をする。

 結果、痛みは翌日にはほとんどなく、痛み止めは2日間のんだだけ。抗生剤は処方どおり5日間のんだ。頬は2日目にぷくっと腫れたが、3日ほどで元に戻った。喉の痛みは1週間ほど続いた。食事は、最初の3日ほどは食べやすい&歯磨きをしやすい、お粥やポタージュスープ、そうめんを食べていたが、その後は普通の食事をとっていた。ただ、ご飯粒は抜歯付近に行くと取れづらくて、歯磨きが大変だった。 (3につづく…)

▽今回の親知らず抜歯にかかった費用 合計 24,900ルピー
(内訳/ドクター診察料800、レントゲン2,650、施術費2,450)

■サクラ・デンタル・ホスピタル Sakura Dental Hospital (Pvt) Ltd. HP
 住所:296, Main Street, Battaramulla, Sri Lanka
 Tel : +94(0)11-2887773 / 4 / 6
 
 口腔外科は日曜のみ。Dr. Colambagte 9:30~16:00
 平日は9:30~20:00 *土曜日、祝祭日はご確認ください
 

 ▽抜歯までのいきさつは… スリランカで親知らずを抜く 1

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