スリランカで親知らずを抜く 1
 英語でWisdom Teeth、シンハラ語でハッケ・ダット。「親知らず」をスリランカの歯医者で抜歯したので、そのご報告を。抜歯をした歯科医院の情報が必要なかたは、前半の①を飛ばして②をお読みください(近日中に書きます)。

*     *    *

 上の親知らずは、まだ日本に住んでいた頃、別の歯が虫歯かなと思って見てもらった初診療の歯医者で、何の説明もなく抜かれた。よく考えればひどい話で、私が虫歯と思っていた歯はなんともなく、代わりに別に何も悪さをしてなかった上の親知らずを、ひとことの説明もなく勝手に抜かれたのだった。

 私は当時20代。虫歯の治療をしてくれてるかと思ったら抜歯されてたなんてまさか思わず、その場ではよくわからないまま痛み止めをもらい帰ったが、その後二度とその歯医者に行くことはなかった。ただその後何度も、「残りの親知らずを抜きに来てください」とその歯医者から留守電が入っていて、気味が悪い思いをしたのだった。

 そんなこともあって、下の親知らずが二本とも横向きに生えていることは知っていたが、以前の経験から抜くのが怖い気がしてそのままにしていた。そして、あれから十数年たった2011年、葵を妊娠しているときに左下の親知らずの隣の奥歯に、穴が開いているのを発見したのだった。

 歯磨きが大好きで、一日三回以上欠かさずやっているのに虫歯になっていたというのがショックで愕然としたが、急いでゴールの歯医者に行くと、隣の親知らずを抜かないと治療はできないと言う。抜歯となると、麻酔をするし、その後、痛み止め、抗生物質が必要となる。少なくとも妊娠中は難しい。幸い、まだ痛みがないので、そのままようすを見ることにした。

 その後、半年後に葵を出産したが、母乳で育てていたので薬の影響を考え、卒乳するまでとさらに2年近く待ち、ようやく今年になって抜歯できる状況になったのだった。

 当初、私は夏前に日本に帰国する予定なので、そのときに抜歯しようと思っていた。しかし調べてみると、一部が出ているだけの横向きの親知らずの場合、切開して取ることが多く、そうなると顔がはれるし、しばらく普通の物も食べられなくなる。また、生え方の状態によっては、一般の歯科医院ではやってもらえず、大学病院に行く必要があるらしい。そうなると、2週間ほどの滞在では難しいかもしれない。

 そこで、スリランカで抜歯できないかと、ゴールやアンバランゴダの歯科医院を訪ねたが、「できれば日本でやって」と気乗りしないようす。日本でも、切開が必要な抜歯だと口腔外科医のいる病院を紹介されることが多いと聞く。スリランカは、この口腔外科が専門の医師が少ないのだろう。

 やはり貴重な日本滞在の間にやるしかないのかと半ばあきらめていたところ、ネットで「スリランカの歯科医院で日本人歯科医を募集」との、ブログの記事を見つけた。

 「もしやどこかに、日本人歯科医がいらっしゃるのでは!」と期待したが、残念ながら現在はいらっしゃらなかった。が、その医院と交流のある日本人歯科医の先生とのメールで、「滅菌は日本並み、抜歯後の感染症は心配なし」「海外留学経験の口腔外科医がいる」という歯科医院がコロンボにあることがわかり、まずは問い合わせをすることにした。 (2につづく…)

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コメント

おっ!楽しみですね
今後の為に要チェックです。

娘が肘内障みたいなんですが、
スリランカでは少ないのかな?
娘の様子を見て、ピンと来る医者が居ないみたいで・・・
母は日本から祈るのみです(;_;)
---------- マンゴー. URL│03/07. 22:07 [ 編集 ] -----

マンゴーさん

今後の参考になれば幸いです。
スリランカの人たち、自分や家族であっても、病名や症状を詳しく把握している人少ないです。「ドクターの指示に従えばいいから」という感じです。
でも、周囲を見る限り、医療ミスけっこうあるんですよね。
けっこういい加減です。特に政府系の病院。

予防策として、あらかじめこちらも専門用語などの確認をしておき、積極的にドクターに質問して、「ああ、こいつけっこう知っているな」と慎重にされるぐらいでしょうか。信頼できるドクターを探すのが大変です。
---------- Reiko. URL│03/14. 05:34 [ 編集 ] -----
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