このスリランカ男にご注意!
 海外を旅していれば、どこでも客引きやナンパ目的の人が声をかけてくる。スリランカも例外ではない。でも今回はちょっと悪質だと思ったので、お知らせすることにした。特に一人旅の女性のかた、ご注意ください。

 *もしこのスリランカ男に被害を受けたかたがいらっしゃいましたら、メール ( jareiko@hotmail.com ) にてご連絡ください

 ●名前 アシャン・ファード(偽名の可能性あり)
 ●年齢 自称38歳
 ●特徴 身長160センチくらい、小太り、あごひげあり

※名前から想像するにイスラム教徒。あごひげがあり、「滞在先のスリランカ人は『仏教徒』か?」とわざわざ聞いていることからも、シンハラ人ではな、くイスラム教徒である可能性大。

※おもにキャンディ市内(バススタンドやセバナ・ゲストハウス付近)で、一人旅の日本人女性を狙って声をかけているもよう。本人曰く、『日本には4年住んでいた(埼玉県)、「肉の万世」で働いていた』。日本語はぺらぺらとのこと。


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 事の発端は、8月4日。我が家に滞在中のYさんが、キャンディのペラヘラ祭りを見に行った帰りのこと。午前中、キャンディのバススタンドでコロンボ行きのバスを待っていると、この男が日本語で話しかけてきた。自分もコロンボに帰るところだと言い、YさんがA/Cバス(インターシティーバス)に乗ると、一緒に乗り込み隣の席に座った。

 コロンボに着くまで3時間、Yさんに「どこに滞在しているんだ」「何のためにスリランカに来たか」などと細かく質問をし、自分の話をする。以下、彼の話。〈 〉は私のコメント。

 「自分は、超お金持ちでキャンディに実家がある。コロンボの父親の会社で働いている。明日から仕事なので、今日コロンボに戻るところ」 〈超お金持ちがバスに乗るか! 明日(8/5)はポヤデーで祝日。普通は明日まで実家で過ごすのでは?〉

 「18歳のときに結婚したが、若すぎてうまくいかず離婚した」

 ヒッカドゥワに帰るというYさんに、「今日はコロンボの僕の家に泊まればいい。えっ!ボーイフレンドがいるの? じゃあ、彼は日本のボーイフレンドだから、僕はスリランカのボーイフレンドっていうのはどう?」 
 〈Yさんの名誉のために付け加えておくと、会ったのはこの日のバススタンドが初めて。簡単な自己紹介程度の会話の中で、自分の家に泊まれ、スリランカのボーイフレンドにどう? などと言ってきたそう〉

 その後、コロンボに到着し、Yさんがゴール行きのバスに乗り換えると、男も一緒にヒッカドゥワに行くと同じバスに乗り込んでしまった。Yさんが、「ついてこられても困る。降りて」と言っても聞かないので、Yさんがバスを降り、スタンド近くの公衆電話から私たちに電話をかけてきた。

 こんな男は、警察に突き出すのが一番だが、男におびえているYさんには難しい。そこでスリヤンガが知り合いのバス会社の社長に電話し、コロンボ・バススタンドにいるバスのコンダクターに連絡を取ってもらった。ゴール行きのバスのコンダクターに、Yさんを探してもらいバスに乗せると、男はどこかへ逃げてしまった。

 この日は無事、Yさんは我が家に着いた。ここまでの話だったら、まあよくある話。驚いたのはその後。数日後、日本大使館から電話があった。私たちの家に「Yさんという人が滞在しているか?」と尋ねられた。

 聞けば、あるスリランカ男が大使館に電話してきて、「Yさんという日本人女性とキャンディからコロンボまでのバスまで隣りの席になった。彼女がバスを降りるとき荷物を忘れて、自分が預かっている。ヒッカドゥワの日本人の家に滞在すると言っていたので、連絡するため滞在先が知りたい」とのこと。

 男によると、「荷物はバックひとつ。中に洋服と3200ドルと金のネックレスが入っていた」そう。もちろん大嘘。だいたい日本人バックパッカーは、現金3200ドルはともかく、金のネックレスなんて持ってないでしょう(笑)。発想がスリランカ人的で笑える。

 日本大使館では、在留届を出している人の中でヒッカドゥワ在住ということで、念のため我が家に電話をしてみたとのこと。しかし、荷物の忘れうんぬんは嘘ということがわかったので、もちろん男には我が家のことは何も言わず、Yさんとも連絡がつかないということにしてもらった。

 そして、今日また日本大使館から電話があった。その後も、男は「どうなったか?」と何度も電話してくるのだそう。しかも、かけ直しをさせるため、ワン切りを何度もしたり、メールも送ってくるという。ストーカーのようで怖い。

 そのメールの中で、その男が「彼女はキャンディのセバナ・ゲストハウスに泊まっていたので、連絡すれば何かわかるかもしれない」と電話番号を送ってきているという。だったら自分でかければいいのにおかしい。すぐにセバナ・ゲストハウスに電話して聞いてみた。

 すると、ここ半年くらい、セバナ・ゲストハウスに泊まる日本人女性に、しつこく声をかけてくる男がいて困っているという。名前は知らないが、背格好やイスラム教徒であることなど、この男と共通点が多い。しかもその男は、目当ての女性あてに日本人を装って日本語で電話をかけてくるらしい。

 「もしもし…」と日本語で話しかけ、ゲストの名前しか言わないので、ゲストハウスでも本当に日本人だと思って電話を取り次いでいたが、あるとき英語の話せる日本人女性が「外で声をかけてきたスリランカ男だ」というので、事情がわかったとのこと。

 その後も何度も電話してきたが、かかってくる男の携帯の番号をチェックし、その番号では取り次がないことにしている状態だという。その携帯番号と、Yさんにつきまとった男の携帯番号が、同じだった…。こいつ、常習犯だ!

 Yさんは何も盗まれたわけではなく、実質的な被害はない。男の目的が何かよくわからないが、他の女性たちは何か被害にあっているかもしれないし、今後犯罪を犯すかもしれない。平和になった今、女性のバックパッカーも増えるにつれて、被害も大きくなるかもしれない。

 一応、Yさんを追ってヒッカドゥワに来た場合は、警察に引き渡せるよう手配はしてある。もうしばらくようすを見てみるつもりだが、スリランカを一人で旅行される女性はぜひご注意を! しつこい場合には、ツーリストポリスもしくは地元の警察に突き出しましょう。決して泣き寝入りしないでください。
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