機内でのようす
 コロンボ発のスリランカ航空直行便。普段19時頃には熟睡してしまう美咲にとって、出発時間23時40分発というのはかなり厳しいスケジュール。空港は小さいし、勝手はわかっているので、チェックインぎりぎりまでスリヤンガに一緒にいて美咲を見てもらう。

 コロンボで買い物をしたりして汗をかいたので、空港に着いてから、美咲の体を濡れたガーゼでふき、冷房用の服を着せる。長袖のカーディガンと長いパンツ、肌着は、スリランカではなかなか手に入らないので、わざわざこのために妹に送ってもらった。

 時間になったので、スリヤンガと別れ、美咲を抱っこ紐を使って前抱っこし、リュックを背負い、機内持ち込み用のキャリーバッグ、大型のスーツケースをカートに乗せ、チェックインカウンターへ。

 席はあらかじめ、ベビーベッドが使え、オムツ換えができるトイレに近い席を予約しておいた。チェックインをする際に、「母乳をあげるのでできれば隣の席を女性にして欲しい」と頼むと、「今日は席に空きがあるので、隣を空けるようにしておきますね」という親切な対応。

 スリランカでは、日本のように黙っていても客の希望を察して、サービスをしてくれることはないが、無理と思える希望でも伝えると、思いのほか親切に対応してくれることがある。子どもがいると、なおさら。ダメもとでリクエストしてみるといいかも。

 チェックイン後の美咲は、もう22時過ぎだというのに眠そうなようすがない。出国カードを書こうとすると、手を伸ばして紙を取ろうとするのには困った。何度か紙を破かれ、書き直し。隣にいたスリランカ人男性が「大変ですねえ。抱っこしましょうか」と言ってくれたが、この状況だと泣く可能性が高い。左手で美咲をあやしながら右手のみで書いたので、なぐり書きになってしまったが、無事出国手続きが済む。

 土産物屋や免税店には目もくれず、搭乗ゲートに向かう。ここでのチェックは厳しくて、手荷物だけでなく、上着はもちろん、靴まで検査していたが、美咲を抱っこ中の私は荷物だけ検査を受けスルー。すぐに通してもらえた。

 子連れということで、優先的に席に案内してもらいホッと一息。機内ではすぐにベビーベッドを使えると思っていたら、離陸着陸時はダメとのこと。それに加え、「シートベルト着用サイン」が出たときは、ベッドで寝ていても抱っこして、席で一緒にシートベルトを締めるように言われる。安全を考えると仕方ないが、せっかく寝入った赤ちゃんもそんなことをしたら起きてしまうだろうに。

 普段、美咲は一度寝ると朝までぐっすりなので、ベビーベッドに寝かせて自分も眠ろうと思っていたが、そんなに甘くはなかった。このベビーベッド、かなり狭い。美咲の体重だと制限ぎりぎりなので、ゆったりだとは思っていなかったが、長さが足りず足を伸ばせない。しかも、ベッドの取り付け位置が高い。

 165センチの私でも、ベッドに寝かせるにはかなり腕を上げないとならない。寝てしまって鉛のように重い、10キロ近くの美咲を、持ち上げてベッドに置くだけでもかなりの重労働。美咲は、離陸と同時に寝てしまったので、さっそくベッドに寝かせる。

 ところが、いつもゴロンゴロンと寝返りしまくりの美咲にとって、このベッドは小さすぎる。寝心地が悪いのかすぐに起きてしまう。抱き上げてゆらゆら揺らすと、またすぐに眠るが、ベッドに置くとやっぱり起きてしまう。この繰り返し。仕方なしにベッドはあきらめ、座席で抱っこしながら寝かせることにした。

 隣の席は空いていたが、一番前の席なので肘掛が上がらず、横に寝かせることができない。私が熟睡してしまうと、美咲を落としてしまいそうなので、結局一睡もできなかった。ようやく11時50分に成田到着。スリランカ時間だと8時20分なので、寝てしまえばあっという間のフライトだったはず。

 心配していた荷物受け取りのターンテーブルでは、親切そうな男性に声をかけカートにスーツケースを乗せてもらった。空港には母が車で迎えに来てくれていたので助かった。子連れでスーツケースを持って電車やバスなんて、考えただけでも恐ろしい。

 母が作ってきてくれたおにぎりやいなり寿司を食べ、日本に帰ってきたことを実感。美咲は所変わってもへっちゃらで、母に抱かれても愛想良くしていた。さあ、これから1ヶ月間のんびりしよう。
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コメント

バシネットのことはご存知だと思ってました。子連れでは一番前の席は避けますよ。肘掛が本当に邪魔ですよね。お疲れ様でした。今度行かれるときには良かったら一言声をかけてください。私の経験だけですが何か参考になるかもしれません。(年齢が変わると状況も変わりますから)
---------- 母饅頭. URL│06/19. 16:49 [ 編集 ] -----

母饅頭さん

ありがとうございます。

娘の普段の熟睡ぶりから、バシネットで寝てくれると思ったのが大きな誤算でした。肘掛が上がらないのは知っていたのですが、一番前の席のほうが、前の席の人の邪魔にならないし、トイレに近いし、足元が広いのでいいと思ったのですが…。

本当に席が空いていて良かったです。
授乳は後ろのほうの、キャビンアテンダト休憩用カーテン付きの席を貸してもらえたので助かりました。授乳用ショールは持っていたのですが、人前で授乳するには勇気がいりますね。
---------- Reiko. URL│06/20. 02:14 [ 編集 ] -----
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