出産① ~前夜~
 入院は、10日の朝から3泊の予定だったが、9日の夜に病院で婦長をしている叔母から電話があって、すぐに病院に来て入院するように言われる。注射を一本、この日に打っておいたほうがいいと言う。

 慌てて荷物を用意し、病院にかけつけた。すでに午後8時過ぎ。入院の手続きをしようとすると、部屋が空いていないという。もう仕事を終えた叔母を探し、交渉してもらいなんとか一部屋確保した。

 病人用のベッドとシングルベッド、水シャワーのバスルームがついた病室。清潔感はどこにもない。とにかく持ってきたベッドシーツを上から敷き直し、枕を置く。これから4日も過ごすのだからと、持参したタオルを雑巾にし、テーブルやイスなどをふいてきれいにする。

 ところで、スリランカの場合、病院に持って行くべきものが多い。ベッドシーツや枕はもちろんだが(病院のはきれいじゃないので、自分用のを持参する人が多い)、タオルや着替え、洗面道具のほかに、紅茶を作れるようポットやジョグ、茶こし、もちろん紅茶の葉、砂糖、ミルクパウダー、カップやカレー皿を持参するのは当たり前。ものすごい荷物になる。

 この日は、血圧と体温をはかり、注射を一本打っただけ。スリヤンガはずっとここで寝泊りする予定なので、付いてきてくれたアンマやローシーナンギーを帰し、寝る用意をする。しかし、結局ほとんど一睡もできなかった。

 なんと原因は蚊!(病院なのに…)この部屋には蚊帳がついていなかったので、看護師さんに聞いたら「蚊はいないわ」との答え。でも私は刺されまくり、眠るどころではなく、朝5時の検診を迎えたのだった。 
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