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洗髪
 手術の後何がつらいかと言えば、シャワーを浴びれないこと。切った傷が完全にふさがり乾くまでは水は厳禁というのはわかるが、それでも暑いスリランカのこと。シャワーが浴びれないのというのはかなりきつい。

 お腹に水がかからなければいいわけだから、下半身は普通にシャワーを浴び、上半身は汗をかくたびに1日に何度も濡れタオルでふいている。ただ問題は髪の毛。洋服を着たまま、頭をかがめて慎重に水をかけるからと言っても、スリヤンガとアンマの許しがでない。

 今のところやってはいけないことはなんでも「抜糸の後で」というのが合言葉だったが、明日の予定だった抜糸があさってに延び、私の我慢も限界に達した。「今日はなんと言われようとも髪を洗う」と宣言した。

 いくら腰をかがめても、水が肩を伝ってお腹にかかる可能性があるので、私の洗い方はだめだとアンマが言う。すると、スリヤンガが洗ってくれるというのだ。スリヤンガの考えによると、ベッドに仰向けに寝て頭をベッド脇にずらす。そこからバケツで水を流し洗うというのだ。

 でもそれだと、ベッドまでバケツで水を運ばないとならず、ベッドに石鹸水や水がかかる恐れがある。だったらこうしようと、オフィスルームのイスをバスルームに持って来るよう言った。このイスなら高さの調節もできるし、後ろにのけぞることもできる。それをシンクの前に置いて座り、シンクに首を置いて、美容院のように髪を洗ってもらおうと思ったのだ。

 レインコートを着込み、首周りにタオルを巻いて準備万端。洗髪が始まった。しかし、美容院と違って、首をおくところがないので1分もたつと首が痛くて仰向けになっていられない。しかもアンマも手伝ってくれているのでその場では言えなかったが、その状態はけっこう腹筋を使う。お腹の傷にはあまりいいとは言えないが、もうしばらくと辛抱する。

 洗ってもらっている間、首が痛くてたまらない。両手で首を押さえなんとかしのぐ。スリヤンガは自分の髪を洗うときはいつも荒っぽくあっという間に終わらせているが、意外や意外なかなか髪を洗うのがうまい。ちゃんと指の腹を使ってマッサージしてくれる。

 しかし、この体勢での私の我慢はもう限界。シャンプーが終わってアンマが上品にチョロチョロと水をかけているので、「早く!もうダメ」と叫んでとにかく水をかけ泡を流してもらい終わらせる。もちろんリンスはなしだけど、そんなのは気にしない。はあー、髪を洗うとなんて気持ちいいんだろう。
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