お坊さんの葬儀
 結婚式会場で急ぎでランチを食べ、早めに失礼して、スリヤンガの実家に戻った。葬儀に出席するため、正装の色である白い服に着替える。3時前に葬儀会場に着いたが、すでに式は始まっていた。
 雨だったらどうするつもりだったかわからないが、会場は学校の校庭。中央に棺が置かれ、その正面にはずらっとお坊さんが座っている。その数、3、4百人。緋色が目にまぶしい。そのすぐ前には、特別席として親族が地面にマットを敷き座って話を聞いている。

 そして、その周りをぐるっと取り囲むように、一般の参列者が立っている。式が始まったのが2時過ぎ。まだ日が高く、かなり暑い。でも皆立ったままお坊さんたちの話を聞いている。私たちもその中に入った。

 1時間半経過。お坊さんたちへの飲み物を用意する場所では、知り合いのおばさん達が働いていたので、ジュースをもらってのどをうるおす。そしてその後1時間経過。まだ話は続いている。ずっと立ちっぱなしなのでさすがに足が疲れてくる。しかしスリランカの人はえらい。こんな暑さの中で、皆立ったままじっとお坊さんたちの話に耳を傾けている。私なんて、ほんの1時間ほどのお経と法話でも、早く終わらないかなと思ってしまうことがあるのに。

 「そろそろ火葬の時間?」と聞くと、「まだまだ」との答え。するとアンマが、一度家に戻って紅茶を飲んでこようと言ってくれる。家までは歩いて数分の距離なので、林の中を近道して家に向かう。

 ささっと紅茶を飲んで、再び会場に戻る。そして6時を過ぎようやくお話が終わった。いよいよ出棺となる。棺から火葬する場所まではほんの数十メートル。棺が通る道筋に白い布が敷かれ、ドラムと笛の音が響く中、お坊さんたちの手によって棺が運ばれた。弟子だったのだろうか。10代の若いお坊さんが大泣きしている。そして皆が合掌する中、火がつけられた。私も皆と一緒に手を合わせ、成仏を願った。

 葬儀への参列者は5、6千人。式の時間は4時間半。「なるべく簡素に」という遺言を考慮してもこの規模とは驚き。というか、話が長すぎ。生前の功績をたたえるにしても、もうちょっと簡潔にすればいいのに。お年寄りも含めて、参列者が立ったままなのを考えれば、せめて半分の時間にすべきだと思う。

7-6-28葬式1 7-6-28葬式3

7-6-28葬式2 
 写真左:棺を火葬する場所まで運ぶ
 写真右:火葬する場所までは白い布をひく
 写真下:棺をおさめ点火する


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