スバ・アルット・アウルッダック・ウェーワ!2015
 明けましておめでとうございます。今年も新年らしい暑い一日となりました。

 今年の新年は、真昼間の13時47分。朝の7時23分からは、プンニャ・カーラヤ(ノナガタヤ)といって、太陽が魚座から牡羊座に移動している縁起の悪い時間になるので、火や水を使うのはもちろんのこと、働いたりしてはだめ。基本的にお寺や家の中で、静かにお祈りをしたり、瞑想をするのが勧められるくらいなので、午前中に来客があることはない。ゆっくり過ごせる時間なのだ。

 それをいいことに、朝ごはんを食べた後、スリヤンガと娘たちがテレビで新年の特別番組をだらだらと見ているので、私はベッドで一人のんびり。本を読みながらうとうととしてしまった。はっと目を覚ますと新年目前。慌ててシャワーを浴びて着替えたところで、一斉に爆竹が鳴り出した。

 「火入れ」は14時5分。今年の恵方である東を向いて、この一年の家族の健康と幸せを祈りながら火をつけた。「初ご飯」の14時42分までに37分しかないので、急いで用意をしないとならない。あらかじめ削っておいたココナツでミルクを絞り、キリバトの用意。テーブルにはバナナやキャウンなどの、おなじみ縁起物のお菓子を並べる。

 なんとかぎりぎりセーフでキリバトが炊き上がり、テーブルの前で42分になるのを待つ。今年のラッキーカラーは赤だが、もちろん赤い服は用意していない。が、ちょうど先日スリヤンガが赤っぽい色のシャツを買ってきたので、我が家代表ということでそれを着る。そこでまた爆竹が鳴り、今年初めてのご飯を食べる。朝から何も食べてなかったので、より美味しく感じた。

 ささっと食べて、出かける用意。片道30分程度で行ける家々への新年の挨拶回り。今日のノルマは5軒。が、意外とスムーズに進んで、今日だけで7軒回れた。とても全部の家でお茶を飲むのは無理なので、ちょっとお菓子をつまむ程度だが、それでもお腹はパンパン。スリランカのお菓子が苦手な私には、この期間は甘いもの地獄。でも、何も食べないと失礼になるので、なかなか断れないのだ。

 あとは明日、もう一日で、主なところは済ませてしまおうと思っている。そしてその後は、同じような数だけ我が家にも訪ねてくるわけで、今週はバタバタと新年らしい日々を過ごすことになりそう。あさっては運動会に参加する予定になっていて、美咲は賞品がもらえるよう頑張ると張り切っている。

 相変わらずのこんな私たちですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
 皆さまにとっても素敵な一年になりますように! お祈り申し上げます。

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海遊びと葵の運動会
 まもなく、ヒッカドゥワを含む西南海岸の海のシーズンが終わるが、今年は娘たち自身が海を楽しむようになったように思う。魚やカメ、貝、カニ、ヤドカリと、娘たちが海の生き物に興味を持ち、潮の満ち引きや夕焼けの色など、自然の中で何かを発見し、疑問を持つようになった。年々、成長したいるんだなと嬉しくなる。

 先日、久しぶりにウナワトゥナを訪れたら、ちょうど侵食されたビーチに砂を入れたところで、前夜ビーチオープンのピリットをしたところだった。砂は貝殻を多く含み、通常の砂より白いので、空は曇っていたが、海の色はきれいなエメラルドグリーンで、昔のようなきれいなビーチになっていた。

 ただ、ここ数年でひどくなった波によるビーチの侵食問題。原因と言われる防波堤を完全に撤去し、昔と同じ環境にしなければ、またすぐ砂を持って行かれるだけのような気がする。これからオフシーズンに入り、波が荒くなるとどうなるのか。元の木阿弥にならなければいいのだが。

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 昔の姿に戻ったウナワトゥナ・ビーチ。海の色はきれいなエメラルドグリーン

 どちらかというと、海よりプールが好きだった美咲。でも最近、海でのシュノーケリングの楽しさを知って、声をかけないと、いつまでも潜っているまでになった。ビーチからすぐの50センチほどの水深のところだが、岩場に囲まれほとんど波がこないところがあり、安心して遊ばせられる。

 色鮮やかなチョウチョウウオやスズメダイもいて、十分楽しめる。今日は体長30センチほどの白いウツボも発見。その後、地元の人がパンを持ってきてウツボにあげていたので、いつもいるのだと思う。ここの魚は、パンへの食いつきは悪いが、全然人を怖がらないので、のんびり魚ウォッチングできるのがいい。

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 美咲はだいぶシュノーケリングにも慣れた。足が着く深さだと安心だしね

 ところで、美咲と葵は4月7日を最後に新年のお休みに入った。お休み前の、葵の幼稚園での初めてのイベントだった運動会のようすを。

 運動会の前々日と前日の2日間は予行練習があった。予行練習の初日、葵の出場する種目はひとつなのに、それ以外の4時間近くの時間、炎天下のグランドに座らされていたらしい。念のため帽子を持たせて良かったとは思ったが、常夏のスリランカでも一番暑いこの時期に、幼児を直射日光に何時間もさらすなんて信じられない。

 本人は元気だったが、二日目の予行練習は休ませた。後から聞けば、二日目もまったく同じ内容で、やはりほとんどの時間を炎天下で過ごしたらしい。クラスの何人かの子が予行練習の後、熱を出し、熱さましのパナドールシロップを飲ませたと言っていたので、軽い熱中症になった子がたくさんいたのではないかと思う。

 運動会当日は13時集合。母親はサリー着用とのお達し。会場の準備をするためスリヤンガは朝から出かけた。数日前に、最低10個以上、色紙で作った花を作れと言われ持っていったが、クラスごとの子供用のテントの飾り付けに使われていた。葵のオレンジ組のテントが一番きれいと評判だったらしく、苦労したかいがあったというもの。


 葵のオレンジ組のテント。私の作った花も飾られているはず

 会場は、ゴール・フォート脇のグランド。世界遺産であるフォートをバックにしての運動会とは、なんとも贅沢。でもこのグラウンド、ほとんど日陰がない。午後になると強烈な西日が当たり、テントもまったく意味なし。向きを考えてテントを張らないとと思ったのは、私だけでないはず。あまりの暑さに、私はテントから外れの木陰に避難した。

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 世界遺産のゴールフォートを背景にして、次々と種目が進行

 運動会を見て思ったこと。なぜちゃんと競争をさせないのだろうと。種目ごとのルールを理解していない子が多いというのもあるが、そもそもほとんどの子が、「早くゴールした人が勝ち」という大前提のルールすら理解していない気がする。なぜそんなにダラダラしているのかと、こちらがヤキモキしてしまう。

 決して、もともとの身体能力が低いわけではなく、普段使わせてないのだと思う。4、5歳児を平気で抱っこする親たちばかりだから、きっと子供が転ぶとすぐ助け起こし、危なそうなことはさせないのだろう。Tシャツを着る、バックを背負う、水筒を首にかけるといった障害物競争で、案の定、まったくできない子続出。スリランカ人の親、やはり甘過ぎ。子をかわいがると甘やかすは違うと、理解している親が少なすぎる。

 葵が唯一出場したのは、ペンキのフタの中央に穴を開け棒をつなぎ、その棒でくるくるとフタを回しながら走るレース。各自持参なので、器用な近所のチャミンダ・マリに作ってもらい、私がリボンとテープでデコレーションした。これも、私は横一列に並んで、よ~いどん!でスタートするものと思っていたが、7,8人ずつ列を作り、前の人に続いていくというものだった。早さを競うわけでも、技を見せるわけでもない、なんだか中途半端な種目だなと思ったのだった。

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スタート前の葵。緊張感はまったくなし

 夕立があるかなと思ったが、なんとか天気が持ち、無事終了。葵の幼稚園、ゴールではいい幼稚園のリスト上位に名前が挙がるところなのだが、今のところイマイチな感が。本当は美咲が通っていた、もっと規模の小さな幼稚園がいいのだけれど、美咲が通う学校のあるゴールとはまったく違う町にあるので、送り迎えが無理なのだ。どの幼稚園も似たり寄ったりと思って、ようすを見るしかないか。

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こどもの日フェスティバル in Galle
 数日前から始めていた大掃除。今日は天気もいいし、停電もないので、朝から洗濯機がフル稼働。カーテンや蚊帳、ソファーカバーなど、大物を次々と洗い干していく。ついでにマットレスや枕も庭に出した。外壁もペイントし直し、鉢植えの植え替えもして、なんとかきれいな家で新年を迎えることができそう。

 星占いによる今年の新年の流れは、下記のとおり。ポイントは、14日朝の7時23分より前にご飯を食べておき、それ以後は火を使わないことと、火入れと初ご飯までが37分しかないので、急いでキリバトを作り、用意をしないとならないこと。

4月14日 午前7時23分~午後8時10分 プンニャ・カーラヤ(ノナガタヤ) 
 縁起の良くない時間なので、家の中やお寺などでお祈りをしたり、瞑想をして心静かに過ごすのが良いとされている。新年前の食事は7時23分より前に取っておき、かまど(キッチン)は掃除をし、火を消しておく。

4月14日 午後1時47分 新年
4月14日 午後2時5分 かまどに火を入れる。恵方は東、ラッキーカラーである赤い服を着て。
4月14日 午後2時42分 初めての食事
4月22日 午前6時2分 仕事始め。恵方は東、ラッキーカラーは明るい緑色。

 14日はさすがに訪問客もないので、のんびり過ごそうと思う。

 ところで、2月後半にゴールであったチルドレン・フェスティバルを紹介しておこうと思う。イギリス人女性を中心としたセンディピティ・トラストが主催していて、学校の休みの時期にここで行われるワークショップに、時々参加していて案内をもらえるので、今年初めて行ってみようと思ったのだ。

 スリヤンガが留守だったので、娘たちと3人でトゥクトゥクで出かけた。イベントが始まる30分前には会場に着いたのだが、すでにかなりの数の人が集まっていて、目当てのワークショップはすでにいっぱいのところが多かった。が、知り合いのスタッフがうまく名前を入れてくれて、書道とキッズヨガに参加できた。

 1時間ごとにきっちりタイムテーブルが決まっているので、書道が始まるまで、パペットを使った本の読み聞かせを聞いていた。ゴール近くギントタ出身のシビルさんが描いた絵本、「かさどろぼう」。うちにも本があるので、美咲も葵も知っているお話。ところが、パペットが登場し、歌を交え、市場のにぎわい、道路の喧騒、雨音などを、参加者みんなで表現しながらお話を聞いていると、また違った世界に見えるから不思議。


すごく芸達者なお姉さん。葵は今でもこのパペット「キリ・マーマ」の真似をする

 あっという間に1時間が終わって、急いで書道へ。JICAの日本人スタッフによるワークショップだったので、ちゃんと墨と筆が用意されていた。美咲は日本語を書きたい、書きたいと言っていたが、先にシンハラ語を覚えてからねと、書き方を教えてなかったので、この日初めて筆でチャレンジとなった。

 いきなり筆だったので難しいかなと思ったが、私が書き順だけ教えたら、ちゃんとお手本を見ながら書いていた。葵は心のままに、自由に筆を運んでた。葵が筆を振り回しそうで、私は他の人に墨をつけないか、気が気でなかった。参加できなくて見ている子がたくさんいたので、20分ほど書いて席を譲った。この書道を含めてこの日のワークショップ、1時間は長い気がした。定員を増やし、交代にしてもっとたくさんの子が体験できるようにすればいいのにと思った。

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 楽しそうというより真剣に書いている美咲。葵は自分の世界で

 会場が公園だったので、お昼は木陰のベンチに座り、サンドイッチとアイスライムティーを。デザートにライムケーキも食べた。いつもお弁当というとおにぎりだったけど、ひさしぶりのサンドイッチがとても美味しい。お弁当を食べた後は、キッズヨガに参加した。ヨガといっても、スリランカの子供は身体が硬い子が多いので、音楽を使ったストレッチといった感じ。6歳以上という参加規定に外れてたが、葵も楽しそうに参加していた。

 その後、公園内の滑り台やブランコでしばらく遊んでいた。私はちょっと離れたベンチで見ていたのだが、イスラムの学生たちに囲まれ、写真を撮られている葵。そこだと逃げ場がないよねと笑っていたら、葵が落ちた。下は砂なのでどこもケガはしていなかったが、頭まで砂まみれになっていた。

 このイベント、年に一回行われるとのこと。来年は早めにプログラム内容をチェックして、予約を入れておこうと思った。

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イスラムの女の子たちに囲まれ逃げ場がない葵
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葵のは、向かって右が「さかな」、左が「トラック」だそう

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アサリ拾い
 もう来週初めには新年という慌しい時期を迎え、我が家も仕事や用事をこなしながら大掃除をしている。食材の買出しは新年前日の日曜マーケットでと思っていて、新年の来客用のお菓子は、皆が用意するスリランカの伝統菓子ではなく、私が好きなモノを作ろうと思っている。安い国産メーカーのハイランドのバター、特に無塩バターは店に並ぶ機会が少なく、見つけるとまとめ買いしているのだが、先日ちょうどいいタイミングで買えたのでこれで安心。新年は心置きなく、お菓子を作ることができそう。

 本当は2月、3月のイベント紹介をしようと思っていたのだが、写真の整理が覚束ない状態なので、最近はまっていることを。

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 その名も、「アサリ拾い」。
  「潮干狩り」という響きに含まれるレジャー的な要素はまったくなく、本気で食べるためにアサリを採るので、実は娘たちは連れて行きたくないのだが、ビキニ姿やサーフィンボードをかついだ外国人観光客が歩くスリランカ一のリゾート地で、ザルとボウルをかかえ、ひたすら砂を掘るという姿はかなり怪しい。そこで、子供と砂遊びしてる風というのがいいだろうと、勝手に思っている。

 それでも、外国人には頻繁に「何をしているの?」と聞かれ、「食べる」と言って驚かれ、人によっては何個か一緒に採ってくれたりもする。砂を掘っている姿は、ビーチで、かなり違和感のある存在であることは間違いない。まあ、あまり気にしないけど。

 アサリがよく採れるのは、潮の満ち引きが大きい大潮の前後、つまり満月や新月の前後がいい。時間は、干潮の2時間前から干潮までがベスト。ゴールの干満時間を調べるのなら、コチラで。ただ、いくら採れる日だろうと、さすがに仏教の祝日であるポヤデーは自粛するようにしている。


 ひたすら砂を見る。掘る。探す

 娘たちを連れて行く場合、アサリに集中してしまって娘たちを見てばかりいられないので、一瞬波に流されてもいいようにライフジャケットを着せている。オンシーズンのヒッカドゥワのビーチは、基本的に遠浅だが、波の引きが強かったりするので、浅瀬でも油断はできないのだ。

 スリランカで採れるアサリは、日本のよりもだいぶ小さめ。砂を5~10センチも掘れば見つけられるし、一つ見つかるとその周りにたくさんいることが多いので、子供でも簡単に採れる。しかも、場所によっては、波がひいていくときに洗われて姿をあらわすアサリもいるので、単純に拾うこともできるのだ。

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 娘たちはほとんど遊んでいるが…

 だいたい1時間ちょっともあればボウル一杯分くらい採ることができる。いつも砂抜きは半日くらいするが、注意点は冷蔵庫に入れないこと。スリランカ育ちのアサリには冷蔵庫は寒すぎるらしく、仮死状態になってしまい、冷蔵庫から出しても半分くらいはそのまま動かなかった。直射日光を避けて涼しそうなところに新聞紙をかけておけば大丈夫。

 実はスリランカ人は、貝類を食べる習慣がないので、不思議そうな顔をされたり、「かわいそう」と嫌な顔をされたりするが、近所のアンティには、ポルサンボルに、モルディブフィッシュの代わりに加熱したアサリを使っても美味しいと聞いた。我が家ではだいたい、ボンゴレなどのパスタか、炊き込みご飯、味噌汁やお澄ましに使っている。

 オフシーズンに採りに行ったことがないのでどうなのかわからないが、今月くらいまでは大丈夫だと思うので、新年明けの新月の時期にも行こうと思う。

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