ボーディ・ブージャのお知らせ ~ゴール市が日本のために祈ります
 3月27日(日)夕方6時より、ウナワトゥナのヤタガラ寺院で、ゴール市が日本のためにボーディ・プージャを行います。日本山妙法寺の浅見上人、スリランカ人僧侶が列席し、地震や津波により亡くなった方々や、今もなお避難生活をしいられている方々のために、菩提樹供養をします。

 ゴール市は2004年の津波により大きな被害を被ったのですが、日本をはじめ海外の国から多くの支援を受け、立ち直りました。先日の東日本大震災のニュースは、スリランカの人々にも大きなショックを与え、今スリランカ人にできることはないかと、このボーディ・プージャが企画されました。

 ゴール近郊にお住まいのかたでご都合がつきましたら、ぜひご参列ください。私も娘と一緒にスリランカから祈りを捧げてきます。

*ボーディ・プージャとは、スリランカで一般的に行われている菩提樹供養。
 災厄をとりのぞき、悪いカルマを良くするご利益があるとされている。


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月を見上げて日本を想う
 今日はポヤ・デー。さっき庭に出て月を眺めた。最近ようやく歌詞を覚えた美咲が、「でた でた 月が♪」と大きな声で歌い、横でクロスケが嬉しそうにピョンピョンはねていた。

 ブログやツイッターでは、今日、月について書いている人が多かったように思う。私も月を見ながら日本のことを考えていた。スリランカでは「満月の祝日」。昼間はスリヤンガの実家に遊びに行っていた。ちょうど近所でピリットが行われていたので顔を出すと、私の顔を見て「日本のために」と参列者が皆でピリットを唱えてくれ、涙があふれてしまった。

 東日本大震災からすでに1週間。地震/津波の被害だけでなく、福島原発の事故を知り、毎日心配で夜遅くまでネットから離れられなかった。

 テレビや新聞のニュースが伝える情報では、福島原発内で何が起こっているのか、どういう状態なのか、そして今後どういう可能性があるのかというのがまったく見えてこない。ネットの情報は玉石混交だというのはわかっているし、特に今回のような大災害の場合、デマや流言が多いのも事実だろう。でも、政府や東電、マスコミが発表しない点を指摘し、分析・解析している良識ある専門家の方々によって知り得た情報もたくさんある。ネットのおかげだ。

 壊滅的な危機は脱したように見える福島原発だが、濃度の程度こそあれ現在も放射線が絶え間なく漏れ出ている。メディアが安全だと説明するシーベルト数は1時間あたりの数値なので、1日でその24倍、1ヶ月なら720倍と、滞在時間を掛け算をして出すべき値で、この先数ヶ月、1年という単位で浴び続けるのであれば、明らかに健康を害する値になる地域もある。

 政府や東電は、なぜ事実やデーターをもとにきちんとした説明をしないのか。国民はもっと怒り求めるべきだ。今の日本政府に対しては、海外諸国も「不審な目」で見ている。

 地震や津波による被害よりも、原発事故のほうに関心が高くなっているスリランカでは、いろいろな人から原発や放射能もれについて質問される。はっきり言って、まったく知識がない人から好奇心だけで浴びせられる質問にはうんざりしているのだが、ただ「なぜ日本は唯一の被爆国であるのに原発を作ったのか」「今後も同じような地震・津波が起こるかもしれないのに、なぜ現在も他の原発を停止させないのか」という問いには、何も答えられなかった。私自身もそう思うからだ。

 今まで電気が十分にある便利な生活をしてきた私たちは、確かに原発の存在を容認してきたのだ。でも今回の事故で、それを見直す時期にきていると思う。皆がもう少しずつシンプルな生活に変えられないだろうか。私は本当に責任を感じている。なぜ今まで声を大にして原発に反対しなかったのだろうと。未来を担う子どもたちのために、原発はいらないと言いたい。

*** 追記 ***
 現在も危険な原発事故の現場に入り、作業されている技術者や労働者の方々、また自衛隊や消防隊の方々に、感謝と敬意を表し、そして無事に任務を終えられ帰られることを祈りたいと思います。

■参考サイト
原子力資料情報室(CNIC)
 Ustreamでインターネット中継される専門家の説明はとてもわかりやすく、海外メディアのために英語通訳が入ることもあります。時間などはHPで確認ください。



下記は友人からのツイートで知った記事 (D&Lさんありがとう!)
「脱原発」を考えるヒントがいっぱい! ぜひご参考までに。


■田中優×小林武史 緊急会議(1)「今だからこそできる話がある」 
■田中優×小林武史 緊急会議(2)「新しいエネルギーの未来」


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日本での地震、津波発生を知って
 11日に発生した日本での大地震。スリランカではすぐニュースが流れ、発生30分後には家の電話や携帯が次々と鳴った。親戚や友人たちが、「家族、親戚、友人は大丈夫か?」と心配してくれて電話をかけてくれたのだ。

 ネットニュースでの第一報を見ると、マグネチュード7.4、震源地は東北地方だが、関東でも震度5。あわてて東京周辺に住んでいる母や妹たちに電話したが、家の電話も携帯も一切つながらない。

 その後、数時間たってようやく妹たちの携帯に電話がつながり、声を聞いて安心したが、こういった緊急時に電話以外での連絡方法を、あらかじめ決めておくのが必要だと思った。ネット回線が使えるのであればスカイプが有効。もしくはネットの掲示板などを利用して、安否確認だけでもできるようにしておくといい。

 日に日に、地震、津波の被害の状況が明らかになり、予想以上の被害の大きさに言葉をなくした。津波後の町のようすは、6年前のスリランカで見たときと同じ。家も車も流され、破壊されている。スリランカと違って、建物の強度が高く、日ごろから地震、津波の危険を知っていたのに、これだけ多くの人々が被害にあったのは、予想以上に津波が大きく、くるのが早かったのだろう。

 今でも多くの人が救助を待ち、ライフラインを断たれた状態で避難していることを思うと、心が痛む。津波の後、家族を失い、家もなくし呆然と生きる希望もなくしたスリランカの人々にとって、日本を含む世界中の多くの人が、スリランカを心配し、救いの手を差し伸べてくれたことがどんなに大きな心の支えになったか。

 今、スリランカの多くの人々が、日本を心配し、一人でも多くの人が助かり、一刻も早く復興することを願っている。私には、わずかな義援金を送ることしかできないけれど、どうか日本にこの願いが届きますように。