雨、雨、雨…
 今年は雨期に入っても雨が少なく、雷もほとんど鳴らず、このまま乾期になってしまうかと思いきや、先週から雨、雨、雨…。それもほぼ一日中降り続く最悪の天気。涼しいどころか肌寒く感じるほどで、ファンもつける必要なし。熱帯のスリランカとは思えない暗いどんよりとした日が続いている。

 16日にスリヤンガが日本から戻り、それからバタバタとしていて、あっという間に2週間近くたってしまった。そういえばスリヤンガが日本で撮ってきた写真もまだ見ていない。

 私と日本に行くときは、私の親戚や友人に会うのがメインだから、わざわざ東京観光なんてしたことない。でも今回は、日本に招待された津波孤児の通訳として同行したので、一緒にあちこち観光してまわったのが楽しかったらしい。念願の浅草寺も行ったし、富士山も見られたし。しかも、友人Tくんがつきあってくれ、欲しかった服もうまく見つかり、買い物も終えて満足だったようす。

 スリヤンガを含め5名が日本に行ったので、飛行機に預けられる荷物が一人30キロと計算すると、計150キロは持って帰ってこられる。そのため、私がネットで買ったものや、妹たちに頼んでいろんなものを、ど~んとホテルに送っておいたのだが、ダンボール箱の山を見て「こんなに無理だ!」とスリヤンガ激怒。

 特に、電子ピアノ。スリランカの高温多湿の気候ではピアノの管理は難しいだろうと、コンパクトで安価な電子ピアノも買っておいたのだが、いくらコンパクトといっても88鍵盤だから巾は1.5m近くある。スリヤンガが「こんなに大きいの、航空会社で断られたらどうする?」と、持って帰るのを拒否するので、私がスリランカ航空に確認の電話を入れた。

 回答は、「エコノミークラスの場合、一人30キロまで。大きさ、個数は特に規定なし。といっても3mを超えるような大きさの場合、事前に確認が必要。保安上の理由から、ひとつの荷物が32キロを超える場合は2つに分けてもらう」とのこと。つまり問題なし。

 しかし、次なる心配はスリランカの空港での税関。とんでもない関税をふっかけられたらどうしようと心配している。一応、サイトを見る限り、スリランカ人が90日以内の観光で帰国する際は一人125USドルまではフリー。許可されている物のリストの中に電子オルガン1個も入っていたので、問題はなさそう。しかし、ここはスリランカ、念のため知り合いの税関職員に連絡しておいた。

 電子ピアノ以外は、本や食料がほとんどで、関税がかかるようなものは持ち込んでないので、無事フリーで持ち込めた。良かった、良かった。結局、5人での荷物の総重量は120キロ。この間、私たち3人が帰ってきたときに100キロ持って帰ってきたことを考えるとたいしたことない。お米をもう10キロ買ってきてもらえば良かった。

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我が家のコンポスト
 スリランカほどコンポストに適した気候はないだろう。一年中高温多湿で、自然が多く微生物がいっぱい。

 一般の家庭では、生ごみは庭の片隅に捨てるのが普通。食べられるものは野生動物がきれいに片付けてくれ、時間がたつと自然に土にかえってくれる。しかし、あまり臭いは気にならないものの、やはり見た目が汚らしいので、我が家では古いドラム缶に生ごみや落ち葉を入れるようにしていた。

 ただ、ふたがないので、雨が降るとびしょびしょになってしまう。ふたを作るか、他のを買うかと考えていたところ、先日、アールピコというホームセンターのような店で頑丈なプラスチック製のコンポストを見つけた。当初、セメント製のにしようかと思っていたが、重くて扱いが面倒なので、これを見つけてすぐ買うことにした。

10-9-11コンポース
 高さ1mちょっと。20キロほどの堆肥が作れるだろう

 設置は簡単。地面にいくつかレンガを置き、地面からちょっと離して置くだけ。中には少量の土を入れ、毎日出る生ごみ、落ち葉、炭を上から入れている。特に、生ごみを小さくしたり、水分を切ったり、入れるたびに攪拌するようなことはしていない。もし虫がわいたら、蓋を開けておけば鳥たちが来て食べてくれるし、嫌な臭いもしない。

 以前使っていたドラム缶からは、20キロちょっとの堆肥ができていた。せっかくなので、少しずつ野菜を育てようと思っている。「自給自足」には程遠いが、将来的には「家で食べる野菜・果物は自分たちで作る」のを目標にしている。スリランカの場合、たいていの植物はほっといても育つので、そんなに難しくない気がしている。

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ラマザン明けのごちそう
 今日はイスラム教徒のラマザン明けの祝日。スリランカには仏教徒、ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒がいて、それぞれの宗教の祝日が国民の祝日になっているが、他宗教の祝日についてはほとんど知らない人が多い。

 我が家は仏教徒。ラマザンは「日中断食をして、日没後しか食事ができない期間」という程度の知識がなかった。ところが、今回イスラム教徒であるスリヤンガの友人が、ラマザン明けに作るチキンブリヤーニを持ってきてくれると言うのでとても楽しみにしていた。

 スリヤンガは不在、両親が来ているが、アンマは肉を食べない。食べるのはターッタと私の二人。なのに、持ってきてくれたのは、大皿に山盛りに盛られたチキンブリヤーニだった。もちろんワタラッパンもついている。たっぷり4~5人分ある。

10-9-10ブリヤーニ
 マリック家のチキンブリヤーニ。ローストチキンがすばらしい。
 アンマはチキン料理はまったくできないので、習いに行きたいなあ。


 とても食べきれないので、友人のカマル・アイヤに電話して取りに来てもらう。シンハラ人だと知り合いにイスラム教徒がいなければ、こういったご馳走にはなかなかありつけない。アンマもターッタも、レストランでのブリヤーニは別として、イスラム教徒オリジナルのチキンブリヤーニは、見るのも初めてと言っていた。

 ちょうど今日は仏像のダーナ当番だったので、アンマはその野菜カレーを食べ、ターッタと私、美咲でチキンブリヤーニを食べる。スリヤンガが日本に行ってからほぼ菜食で、肉が食べたい気分だったのでグッドタイミング。しかしさすがに重い。ずっしりくる。「は~、お腹いっぱい」と食べ終わったところで、クロスケがワンワン言っている。誰かが訪ねてきた。

 見るとお隣さん。彼らはイスラム教徒。おすそ分けに、やはり大皿のチキンブリヤーニ、ワタラッパンを持ってきてくれたのだった。チキンブリヤーニは上にローストチキンがのっていて、ライスのほかに、ビーフ、ポテトカレー、グリンピースの炒め物、アチャール(ナツメヤシ入りがイスラム教徒らしい)、パイナップルがついている。両方とも同じスタイルなので、これがラマザン明けに作られるチキンブリヤーニなのだろう。

10-9-10ブリヤーニ2

 夕食にするとしても、とても二人で食べきれる量じゃない。すぐに別の友人に電話して、取りに来てもらうようにした。それにしても、1ヶ月間日中断食していた体に、この食事は重すぎるんじゃないか。今日の肉消費で、あと一週間は菜食に耐えられそうだ。

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スリヤンガ日本を満喫中
 9月に入ってから秋冬の旅行の問い合わせが多く、寝る間も惜しんで働いている気がする。スリヤンガも日本に行く数日前はスリランカ人にとってはたぶん狂人的な忙しさで、かなり疲れを溜め込んで日本へ旅立っていった。

 今まで日本に行くたびに風邪をひき、それを私や美咲だけでなく、私の母や妹、果ては伯母までにうつした経緯があるので、今回も具合が悪くなるんじゃないかと心配していたが、毎晩のスカイプでのようすでは、予想を裏切り疲れも吹っ飛び、日本滞在を満喫しているよう。

 相変わらず忙しい日を送っている身としては、「私にもバケーションよこせ!」と言いたいところだが、日本でリフレッシュしてもらって、スリランカでその分しっかり仕事をしてもらおう。

 ところで、以前我が家に滞在されたNさんのために、ご本人が希望していたワラン(カレー作りに使う素焼きの鍋)を3つ用意し、スリヤンガに手荷物で日本に持って行ってもらった。ワランはとても壊れやすいので、機内に持ち込まなければならず、しかしけっこうかさばり重さもあるので、とても美咲を連れて行くときに持っていくのは無理だと思っていたので、今回はグッドタイミングだったのだ。

 ワランの中の空洞にはぎっしりスパイス類を詰め、成田に着いたらすぐに宅急便で送れるよう、慎重にパッキングし、ぴったりの大きさのダンボール箱を作り、すき間に詰め物をして、完璧な状態でスリヤンガに渡したつもりだった。

 そして出発日の離陸時間近く、スリヤンガから電話があった。搭乗するときにひっかかって、ワランの包みをはがされ全部チェックされ、カレーパウダー2種、ターメリック、チリパウダーが没収されたとのこと。「えっなんで!?」と瞬間的に頭が真っ白になったが、よく考えてみればこれらのスパイス類、顔に向かって投げつければ立派な武器になる。ハイジャック防止には仕方がない。

 今までスパイス類を機内持ち込みにしたことがなかったので気が付かなかったが、スパイス王国スリランカらしい規定だなと思った。こんなハプニングはあったが、ともかく無事日本に到着。日替わりで、はとバスツアーに参加したり、ディズニーランドに行ったりとまさに観光旅行をしている。

 12日間なんてずいぶん長いなあと思っていたが、残り1週間。私も一人の時間を楽しまなければ!(といっても、もちろん美咲に加えて、アンマ、ターッタもいるけれど)

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