ひとことで書くのは難しい
 早く日本でのエピソードを紹介したいと思っているのに、写真の転送がうまくいかない。主に使っているスリランカで購入したパソコン、日本の電化製品と相性が悪い。私が持っているデジカメ2種(ひとつは先日の日本帰国の際に買った、念願の一眼レフ)も、専用のソフトが動かなかったり、転送中にフリーズしたりする。

 原因不明のこうしたトラブルは疲れるので、次にゴールに行くときにカードリーダーを買ってこようと思っている。というわけで、写真を掲載できるのはもう少し先になりそう。せっかく新しいカメラを買ったというのに、スリランカに戻ってきてからはほとんど使ってないので、意識して撮るようにしよう。

 追伸。 今日は珍しく短くまとまった。特に、ツイッターを始めてから、短い文章はそっちで書いているので、どうしてもブログは長文になってしまう。私は会ったことはないが、このブログを読んでくれている妹の友人・知人が、「ひとことじゃないじゃん」と言っているそうなのでひとこと弁解を。あっ、でもひとこと日記を書き始めた当初(2004年10月~)は、かなり短かったのよ。→証拠

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地元で楽しむペラヘラ祭り
 ペラヘラ祭りというと、毎年夏に行われるキャンディの祭りが有名だが、実は地方のちっちゃなお寺でも行われていたりする。毎年決まって同じお寺で行われることはないが、我が家周辺でも一年に何回か見ることができる。今日は、ワァーワラ地区のお寺主催のペラヘラ祭りがあると聞き、見に出かけた。

 美咲にとってのペラヘラ祭りは、昨年に続き2回目。といっても、昨年はきっと何がなんだか分からなかったと思うので、どんな反応を見せるか楽しみ。美咲は、キャンディ/ペラヘラ祭りの絵本がお気に入りで、ドラマーやダンサーの真似をしているほど。加えて、動物の中では特に「ゾウ」が大好きなので、本物のドラマーやダンサー、象を見たら喜ぶだろう。

 15時過ぎから、リハーサルをしているのか、遠くからドラムやホーンの音が聞こえてくる。行列が進む予定のゴール・ロード沿いの友人に電話してみると、16時頃がちょうどいいと言う。出かけてみると、すでに沿道は子連れのファミリーでいっぱい。

 ところが例のごとく、いっこうに始まるようすがない。予定では15時に出発のはずなのに、17時を過ぎても気配はなし。私たちは友人のレストランの2階に座って待っていたので、おしゃべりをしたりお茶を飲んだりして過ごしていたが、沿道の人は立ちっぱなし。16時を過ぎても西日がけっこう強いので、相当暑かったと思う。

 美咲は友人の子どもたちに遊んでもらっていたので、退屈するどころか大興奮。一緒にかくれんぼをしたり、踊ったりしてすごく楽しそう。17時半を過ぎて、ようやく祭りが始まっても、行列を見るより子どもたちと遊びがったほど。「お兄ちゃん、お姉ちゃんたちもみんな見るから」と言い聞かせ、ひざの上に無理やり座らせ見せた。

 美咲が興味を示したのは、まずダンサー。真似して踊ろうとする。本人は同じ踊りのつもりだろうが、その微妙な動きが面白くて私たちや周囲の人は大笑い。美咲はますます得意になって踊っていた。

 そしてやはり象。遠くに見え始めるとすぐに「象さん!」と指差して教えてくれる。ペラヘラ祭りの象たちは、布で全身をおおい飾られているので、わかりにくいかなと思ったが、すぐに象と気付いたようだ。片腕を鼻にして、ちゃんと象の真似もしてくれた。

 行列は1時間弱で終了。ちょうどいい長さ。これ以上長かったら飽きてしまうだろう。疲れたのか眠そうな顔をし始めた美咲を抱いて、あわてて家に帰った。シャワーを浴びさせ、ご飯を食べたらバタンキュー。朝までぐっすりだった。 

*今年のキャンディ・ペラヘラ祭りは、8月15日から24日まで(8/15-19クンバル、20-24ランドリ)開催される予定

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家具作り終了
 1ヶ月ちょっとの日本滞在から戻り、たまっていた仕事、家の片付けなどをしていたら、あっという間に2週間がたってしまった。この2ヶ月間のブログ更新は、たったの4日。我ながらひどすぎる。反省。

 毎日訪問していただいてたかた、本当に申し訳ありません。これからまたちょくちょくと書いていきますので、よろしくおつき合いください。

 本当は日本へ出発するまでに終わるはずだった家具作り。しかし、やはりと言うべきか終わらず、この1ヶ月間あまり作業がストップしていた。数日前からまた大工さんに来てもらい、キッチンやオフィスルームなどの棚や美咲用のイス、踏み台など、細々したものを作ってもらっていたが、ようやく今日ほとんど終わった。

 今日の午後に、室内に取り付ける作業をしたので、キッチンやオフィスルームにあるものを移動させたり、作業が終わった後の掃除が大変で、夕方シャワーを浴びる頃にはぐったり。しかし、これで少しずつ増えてしまって、しまう場所がなかった物たちをすっきり整理できると思うと嬉しい。

 あらためて、日本の家は収納がたっぷりあって、狭い空間をうまく使っていると感心してしまう。スリランカの家の作りは、基本的に「収納は無し」なので、日本にいた頃よりも物は圧倒的に少ないにしろ、どうしてもすぐ散らかってしまう。そのため、こうやって収納できる家具をそろえる必要があり、私などは実際に物があふれてから慌てることになる。

 ただ、もちろん良いところもあって、間取りに固定されず自由に家具をレイアウトできるし、オーダーメイドが特別なことではないので、好きな素材で好きなデザインのものを作ってもらえる。家作りを始めてはや5年あまり。職人さんたちとはそれから、もしくはそれ以前からの付き合いだから、気心も知れていてこちらの意図がきちんと伝わるので、気軽に頼める。日本だったら高くて、とてもオーダーメイドなんてできないだろう。

 ゆっくり続けてきた家作りだが、そろそろ終わりが見えてきた。あとは、離れのキッチンにアースオーブンを作り、ペイントするのみ。スリランカ生活のほとんどを、家作り作業とともに過ごしてきたような環境だったので、終わってしまうのがなんだかさびしい。

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06/26. 00:00 [ 家作り ] CM2. TB0 . TOP ▲
美咲、発熱②
 美咲の呼吸がさっきよりも苦しそうになってきたが、タクシーはまだ来ない。妹は待ちきれず外へ駆け出し、タクシーを探しに行った。私もすぐ乗れるようにと美咲を抱っこし、外に出た。雨のせいか肌寒い。10分くらい待っただろうか。まだ、来ない。その間に美咲の目の焦点が合わなくなり、意識がなくなった。「美咲!」と呼びかけたり、頬をたたいても反応がない。

 急に、抱いた感じがさっきまでのぐったりと違くなった気がする。しかも、美咲の体が燃えるように熱かったのに、体温を感じられなくなっている。「いやだ、まさか冷たくなってきているのか」と私も頭に血がのぼっている状態。スリヤンガはすでに我を失っていて、「美咲が死んだら僕も死ぬ…」と半狂乱。

 ここでようやく妹がタクシーを見つけたらしく走ってきた。しかしこれから行こうとしている救急病院はどんなに急いでも30分はかかる。間に合わない。妹に携帯で電話して救急車を呼んでもらう。

 このようすを見ていたタクシー運転手、遅れた謝罪は一切せず、開口一番に「この状態じゃ、タクシーは無理だったね。じゃキャンセル料710円もらって帰るよ」と言い放った。普段なら何か言っただろうが、この時はそんな状況ではなかったのでお金を渡してそのまま帰ってもらった。

 救急情報センターの人は、美咲の容態を聞き、携帯がつながったままの妹に「氷、保冷剤、なんでもいいですから、首筋、脇をとにかく冷やしてください」とアドバイス。外に出るからと、逆に体を冷やさないように暖かくしていたので、その言葉を聞き、妹があわてて保冷剤を持って来て、美咲の首筋に当てる。

 すると、ぐったりとしていた美咲が冷たさに反応したのか体を動かした。今考えると大げさな話だが、その時は「ああ、まだ生きてた」と涙が出てきたのを覚えている。そこへ、救急車が到着し、スリヤンガ、妹と私が乗り込んだ。美咲はベッドに寝かされ、心電図や脳波をチェックできる装置をつけられ、病院に向かった。

 救急車は初めてだったが、救急隊員の人がとても感じがよく、落ち着いた対応だったので安心する。15分ほどで病院に到着しそのまま診察室へ。30代の若いドクターだったが、とてもてきぱきしていて、それまでの経過を聞きながら診察。美咲は救急車の中で意識が戻っていたので、熱は高いものの心配はないと思うので、1時間ほど別室で様子を見ましょうと言うことになった。

 何か異変があればすぐにわかる、ガラス張りの部屋に美咲は寝かされ、そのまま寝入ってしまった。熱がまだ39度以上あるので、ちょくちょく他のドクターもようすを見に来てくれるが、美咲はぐっすり寝ている。ベッド脇のイスに腰掛け、小声で話をする。思い起こせば、さっきの救急車を待っていたときの、3人それぞれの慌てぶりは、相当に面白い。ここでようやく笑うことができた。

 その後も美咲は眠り続けたが、1時間近くたっても熱が下がらないので、熱さましの座薬を入れタクシーで連れて帰る。自宅に戻ったのが2時過ぎ。美咲の横で、すぐにバタンと眠ってしまう。長いような短いような、極度の緊張感とともに過ごした3時間あまり。ともかく命に別状はなかったので、よしとしよう。

***皆様、ご心配をおかけしました。
***たくさんのお見舞いメールや電話をありがとうございました。

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美咲、発熱①
 日本での滞在のようすをまめに書こうと思っていたのに、更新しないままあっという間に1ヶ月近くがたってしまった。今回はゆったりスケジュールにしたので、スリヤンガはちょっと咳が出たものの、それ以上体調が悪くなることもなく、7日のフライトでスリランカに帰国する予定だった。

 しかし4日の夕方、1泊の箱根旅行から帰ってくると、美咲がぐったりしている。昼間は元気に遊び回っていたのに急に熱が出たらしい。体温計をみると39度3分もある。以前に診てもらったことのあるクリニックは診療時間を過ぎてしまっていたので、救急対応の病院に行くと小児科は対応できないと言われ、他の小児科を紹介された。

 家から車で10分ほどのところにある個人のクリニックで、診療時間が19時半までなのでぎりぎり間に合った。待合室で待っていると、ドクターと患者、ドクターと事務員の対話が聞こえてくるが、かなりドクターが頼りない。特にドクターと事務員のやり取りがすごい。カルテに書かれた薬の名前の確認をしてるのだが、薬を間違えちゃまずいだろう。しかも会話の感じだとよくあることらしい。

 15分ほどたって名前を呼ばれ診察室に入った。嫌な予感は的中。小児科医のはずなのに、全然子どもの扱いに慣れていない。のどを見るのも一苦労。見かねて私がぐいっと無理やり口を開けさせたほど。診察の仕方が、雑な上に薬の説明がなし。私がいろいろ質問し説明を求め、この後熱が下がらないと心配なので、解熱剤を処方してくれるよう頼んだ。

 このクリニックは院内処方。薬を待っているとまたもや事務員がドクターに薬の確認をしているのが聞こえてくる。うちの薬だ。かなり心配になる。ともかく急いで家に帰り、ネットでシロップ薬の成分を調べてみると、鼻炎やのどの炎症を抑えるもののみ。美咲の症状に効果があるのか不安だったが、とりあえず薬をのませ寝かせる。

 21時過ぎに熱をはかってみるとまだ39度を超えているので、解熱剤の効果があるといわれたけいれん止めの座薬を入れる。しかし23時を過ぎても熱は下がらない。39度6分もある。美咲はかなり苦しそうでぐったりしている。「なんで熱が下がらないんだろう?」と座薬の成分を調べてみると、ただのけいれん止めで解熱の効果はまったくないことが判明。

 あわてて小児救急の窓口に電話し相談したところ、すぐに救急病院に連れて行ったほうがいいと言われ、タクシーを呼ぶ。外は小雨が降り出し肌寒い。タクシーは5分で着くと言っていたのに、15分たっても来ない。もう一度電話してみると、場所を間違えたらしい。〈②につづく…〉

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