トリンコマリー③ 異文化
 今回トリンコマリーで目に付いたこと。まず、自転車やバイクに乗っている女性が多い。ゴール周辺だと、車ならまだしも、女性がバイクを運転しているのはほとんど見かけない。自転車も後部座席に乗っている姿は見かけるが、一人でこいでいる姿は珍しい。

 しかし、トリンコマリーの町に近づくと、10代の女の子も含めて、颯爽とバイクや自転車を乗りこなしている女性の姿が目に入るようになった。日よけに自転車の女性はキャップをかぶっているのがおもしろい。もしかしたらバスの路線がまだ整備されていなくて不便なので、仕方なくバイクや自転車を利用しているのかもしれないが、すごく新鮮に感じた。

 あとは、街中に鹿がたくさんいること。よくいる野良牛、野良ヤギと同じように、鹿がゴミをあさっていた。まあ、野生のゾウがゴミをあさりにくるようなお国柄だから、そんなに驚かないけど。

 町を走ると、建設中の寺院やモスクを見かけた。ヒンドゥー寺院は南西部ではあまり目にしない。実際にスリランカのヒンドゥー寺院に入ったのは初めて。建築は南インド様式。ゴプラム(門塔)には、ヒンドゥー神像が彫られている。もとは極彩色のはずだが、強い日差しのもとではすぐに色が飛んでしまうのだろう。パステル調になっていた。

9-9トリンコマリーヒンドゥー寺院
 フォート内のスワミ・ロックに建つヒンドゥー寺院


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トリンコマリー② ピジョン・アイランド
 2日目は、ニラヴェリ・ビーチへ。ホテルからは車で10分ほど。ニラヴェリ・ビーチ・ホテルでボートを手配してもらい(往復で1ボート2500ルピー程度)、無人島ピジョン・アイランドに向かう。

 出発日前夜、バタバタと荷物を詰めていたので、シュノーケリングセットを忘れ、ホテルのダイビングショップで借りる。スタッフはベントタから来ていると言っていたが、器材はサイズの種類が少なく、かなり古くてボロボロ。シュノーケリングならいいが、ダイビングをするのはちょっと不安という感じ。1セットで500ルピー。

9-9ピジョンアイランド
 ニラヴェリ・ビーチ・ホテル目の前のピジョン・アイランド

 ボートに乗って15分。そんなに揺れないので気持ち悪くなるほどではない。「手付かずの自然。美しいコーラルが多く、絶好のシュノーケリング・ポイント」と聞いていたので、静かな無人島を想像していたのだが、着いてびっくり。スリランカ人がうじゃうじゃいた。

9-9ピジョンアイランドビーチ
 コーラル・ポイントにも、騒いで遊ぶスリランカ人が…

 ちょうどラマザン明けの休みということもあって、ほとんどがイスラム教徒。黒いチャドルをすっぽりかぶった女性もいる。当然、女性たちは海には入らない。ビーチの木陰で座っている。逆に海で大騒ぎしているのが、若い男の子たち。とても水着になるような雰囲気ではない。Tシャツ、短パンでも視線が気になる。外国人は私たちしかいない。

 コーラルは確かにすばらしい。ヒッカドゥワ以上。ビーチからすぐのところにびっしりとコーラルがあり、魚も多い。ただ水深が2~3メートルと浅く、普通に泳いでも来れるので、スリランカ人たちがコーラルに足や手をついて、バキバキと破壊していた。「ああ~」とため息が出たが、まったく気にしていないようす。

 ホテルに戻ってからスタッフに、「コーラルを守るために何かしないと!」と訴えたが、「そうですね」と答えつつも重要性があまりわかっていないようす。これからリゾート開発されホテルやレストランが充実し、外国人観光客が来るようになれば、サンゴ礁というのは大切な財産になるのに! 果たして次に行ったときには、コーラルが残っているだろうか…。

 ピジョン・アイランドでは、美咲もボートに乗ったり、抱っこされて海でちゃぷちゃぷして遊んだので、すっかり疲れたようす。帰りのボートでぐっすりと寝てしまう。しばらく起きそうにないので、ボートをベッド代わりにしレストランの端に置いてもらい、私たちはランチを取る。

9-9トリンコ美咲
 ボートがちょうどいいベッド代わり

 一人1100ルピーのランチ・ブッフェ。値段の割には品数が少なくしょぼい。味もイマイチ。ニラヴェリ・ビーチ・ホテルが属するタンジェリン・グループは、けっこう料理がおいしいはずなのに、残念。

 ホテルの広い敷地には、木がたくさん植えられていて気持ちいい。レセプションやレストランのある棟とデラックスルームの棟は、新しく建てられたものできれい。来シーズンまでに、さらにコテージを増設する予定だという。

 久しぶりに海で遊んだせいか私もぐったり。ホテルに戻ってからは部屋でのんびりする。そして日がだいぶ傾いてから、トリンコマリーに出かける。目指したのはフォート内のヒンドゥー寺院。

 ヒッカドゥワに住んでいると、夕日は海に沈むものと思ってしまうが、こっちでは反対側。寺院にある高台から町を見下ろすと、空が真っ赤に染まっている。ホテルを出るのが遅くなってしまい、寺院を見学するにはちょっと暗すぎたので、写真撮影をかねて明日は昼間に来ることにする。

トリンコマリー①
 12日から友人Tくんが滞在していたので、あっちこっち出かけていてまったくブログの更新ができなかった。面白いネタがたくさんあるので後でまとめて書こうと思っていたら、あっという間にトリンコマリーに行く日が来てしまいそのままに…。やっぱり日記は毎日書かないとだめだなあ。

 トリンコマリーから帰ってきてすでに2日が経ってしまったので、記憶が新しいうちにそっちを優先して書くことにする。

 トリンコマリー小旅行は22日に出発。メンバーは、友人Tくん、ホームステイ・ゲストのYさん、アンマとターッタ、そして私たち3人とドライバーのラーライヤ。総勢7名プラス1。22日は明るいうちにホテルに到着したいので、早朝4時に我が家をスタート。

 ヒッカドゥワからコロンボを抜けて、キャンディ・ロードへ出る。8時近くになったので、アンベプッサ手前で朝食をとることにする。スリランカで「トーセ」と呼ばれる、南インドのスナック「ドーサ」を食べる。焼きたてのトーセとサンバルがおいしい。ここはシンハラ人のお店だったが、これから行くトリンコマリーはタミル人が多く住んでいるので、おいしいタミル料理レストランがあるはず。楽しみ。

 アンベプッサからクルネーガラ・ロードに入り、ダンブッラへ。ここで一息入れるため、JUICEEZに寄る。ダンブッラのフルーツはヒッカドゥワに比べ雨が少ないからだろう。ぎゅっと味が濃くておいしい。そのフルーツをジュースにして飲ませてくれるのがこのお店。フルーツ自体の味がいいから、とてもおいしい。

 ハバラナから国道A6に入る。ここを通るのは初めて。国道とは名ばかりのデコボコ道を想定していたが、作ったばかりでとてもきれい。一部まだ舗装されていない箇所もあったが、問題なく走れた。ハバラナからトリンコマリーまで2時間。途中、チェックポイントがあったが、ドライバーが免許を見せてノートに記入すればOK。荷物チェックなどはなかった。

9-9カンタレー
 トリンコマリーに向かう途中のカンタレー貯水池
 水牛や牛がたくさんいる。アンパーラやハンバントタなどと並んで、カルドで有名

 
 トリンコマリーの町は、予想以上に小さい。小さな商店が数百メートル並んでいるだけ。食堂もない。フードシティのようなスーパーマーケットもない(ただし、ガソリンスタンドにきれいなスーパーマーケットがあった)。酒屋も数軒しかなく、種類も少ない。ダンブッラでお酒を買っておいて良かった。

 お昼過ぎだったので、町でランチを取ろうと思ったが、レストランが見つからない。フォートから連なる小さなビーチ沿いに、いくつかゲストハウスがあり、そのうちのひとつで食べることにした。カレーは1時間くらいかかると言うので、一番早くできるというフライド・ライス、ヌードル、野菜や魚介類の炒め物を頼んだ。

 ウェイターは20台前半の男の子。シンハラ語があまりできない。英語のほうが通じる。東側に来たんだなと実感。結局1時間近く待たされて出てきた料理だったが、おいしくなかった。塩辛いし、油っぽい。目の前の海はきれいだったけど。

9-9トリンコマリー
 トリンコマリーのレストランから見たビーチ

 昼食を済ませ、ホテルへ向かう。トリンコマリーで一番のホテル、ニラヴェリ・ビーチは満室で取れなかったので、クラブ・オーシャニックに滞在する。トリンコマリーからは3キロ。車内では美咲がはしゃいでほとんど寝てくれなかったので、チェックイン後は部屋でのんびり過ごす。途中、食事やトイレ休憩は取ったものの、ヒッカドゥワからは11時間。遠いなあ。


バカンス計画
 10日ほど前に高校時代の友人から電話があった。「9月に取る夏休みに石垣島に行こうと思っていたけど、スリランカもいいね」と言うので、スリヤンガと一緒に「スリランカにしなよ」と強引に誘い、今週末から来ることになった。実は彼はスリランカ3回目。前回、前々回は滞在期間が短かったので、今回はど~んと2週間滞在するという。

 すでに主な観光地はほとんど行ってしまっているので、基本は我が家でのんびり・ゆったり。ちょうど私たちは9月末に東海岸のようすを見に行こうと思っていたので、Tくんと我が家に滞在中のYさん、まだ東海岸に行ったことがないというスリヤンガの両親とドライバーのラーライヤを含め、総勢7名プラス1(美咲)で行くことにした。

 場所はトリンコマリー北のニラヴェリ・ビーチの予定。東海岸は今が海のオンシーズン。せっかくだからダイビングもしてこよう。久しぶりの遠出にウキウキする。今週の土曜日に到着するTくんに、浮き輪やボート、ビーチボールなど、海で遊ぶものを持ってきてもらうことにし、すっかり気分は海でのバカンス・モード。

 ビーチリゾートに住みながら、ビーチリゾートにバカンスに行くというのも、よく考えると変だが、大事なのは非日常の空間でのんびり過ごすこと。第一目的は仕事上の視察だが、初めての東海岸訪問。とても楽しみ!

ジャコウネコ科のパーム・シベット発見!
 近所のチャミンダ・マリが、「珍しい動物がいるよ」と呼びに来た。彼はいつも何か珍しい生き物を見つけると、私に声をかけてくれる。彼の家の垣根にその動物はいた。体長50センチくらい、尻尾が長くて50センチくらいありそう。

 近づいても逃げないところを見ると、野生ではなく誰かに飼われていたのかも。写真を撮っても知らん顔している。マングース科の動物かなと調べてみると、ジャコウネコ科のパーム・シベット(Common Palm-civet)ということがわかった。ジャングルだけでなく民家の屋根裏に棲むこともあり、スリランカには数多く生息しているが、夜行性なので姿を見るのは珍しいらしい。

 小動物や昆虫のほか、果物や新芽が好物。木登りが得意で、キトゥル・ヤシの木に登り、ヤシ酒(トディ)を作るための樹液を集めたポットから飲んでしまうことから、トディ・キャット(Toddy cat)とも言われている。彼らが飲むのは夜のことなので、まだ発酵が進まずお酒になっていないとは思うが、実はアルコール好きだったらおもしろい。

9-9-8トディキャット 9-9-8トディキャット2
 パーム・シベット。またの名をトディ・キャット

09/08. 00:00 [ 自然 ] CM2. TB0 . TOP ▲
キーボード壊れる
 気づけばもう9月。あっという間に年末がやってきそうでこわい。今週は、ホームステイ客が2組ずつ予約が入っていたのと、来客や外出が多く、とても忙しかった。日中はゆっくりパソコンに向かう暇がなかったので、夜に集中して仕事を片付けていたが、そんなときに限ってキーボードが壊れる。突然「A」のキーが入力できなくなった。

 ローマ字入力している私には致命的。よりによって「A」なんて…。これでは仕事にならない。「もしかしたら何かゴミがはさまっているのかも」と思い、0時を過ぎてからキーボードの掃除を始める。いつもは、パソコンをメンテナンスに出すときに一緒に掃除してもらっているので、自分でするのは初めて。

 後で並び直すとき用に、デジカメで各キートップの位置がわかるようキーボードの写真を撮ってから、作業スタート。まずドライバーを使って、キートップを引き抜く。キートップの間に入るものならなんでもいいので、テコの原理を利用してゆっくり力を入れると、簡単に取れる。せっけん水で洗ったあと水で流し、乾かしておく。

 キーボード本体は、やわらかい布、綿棒でほこりを取り除く。前回掃除してもらってからまだ1年もたってないのに、けっこうなほこりがたまっていてびっくり。きれいにしたら、デジカメ画像でチェックしながらキートップをもとの位置にはめて掃除が完了。

 ここまでで、すでに1時間半経過。きれいになったキーボードを接続して「A」をたたいてみるが、やっぱり入力できない。一気に脱力。この掃除は無駄だったということか。翌朝、担当の子に電話するとすぐに新しいキーボードを持ってきてくれた。お値段750ルピー。

 こんなに安いなら、掃除しなければ良かったと一瞬思ったが、使えなくなったキーボード、美咲が喜びそう。コードを切って美咲に渡すと、案の定、嬉しそうにたたき出した。きれいにして良かった。

 参考にしたサイト。掃除の仕方が写真入りで、簡潔明瞭に説明されています。 →キーボードの掃除の仕方について