シーニガマ・ペラヘラ祭り
 ヒッカドゥワから2キロほど北に行ったところにシーニガマ寺院がある。海に浮かぶ小島に寺院、浜には神殿があって、地元の人の信仰が篤く、いつでも熱心にお参りをしている人の姿が見られる。私たちの会社の車も、まずここにお賽銭をいれお参りをしてから仕事に行くのが習慣になっている。

 そのシーニガマ寺院で、8月30日から9月2日までの4日間、ペラヘラ祭りが開催される。30日、31日は昼、1日、2日は夜ペラヘラ(パレード)が出る予定。夜、美咲を連れて行くのは無理なので、今日の15時過ぎにKさん、Yさんと一緒に出かけた。

 すでにバススタンドのあたりは、沿道に人がぎっしり。15時といってもまだ日は高く、かなり日差しが強い。西日を背にできる海側で、よく見えそうなところを探し歩き出した。とにかく子供連れが多く、幼児を抱っこした人もたくさんいる。それを目当てに風船やスナックを売る人も忙しそう。

 運のいいことに、果物屋のおじさん一家が陣取っていたお店の前にスペースを見つけて、よく見える場所を確保することができた。しかも日は当たらず、潮風がとおり涼しい。それから待つこと30分。ようやく16時過ぎになってペラヘラの先頭が見え始めた。

 裸足の参加者のために、まず給水車が水をまいていく。シーニガマ寺院からヒッカドゥワまで、すでに2キロ以上歩いているので、誰も汗びっしょり。救援バックを持ったスタッフがいて、足をケガした人に絆創膏をはってあげていたが、それよりも水分補給が大切だと思う。が、給水所のようなサービスはなし。みんなのどが渇かないのだろうか。

 小規模ながら、なかなかよくまとまったペラヘラで、キャンディなどの高地とは違い、南部伝統のダンスやリズムが特徴的。象も4~5頭出ていた。美咲はお昼寝の後すぐ連れてきたので、ペラヘラの騒がしさに驚いたようす。「象がきたよ」と指差しても、隣のKさんのカメラに興味があって、そっちばかり見ていた。

 夜はライトアップされ、夜店がたくさん出て、もっとお祭りらしい雰囲気になる。来年になれば美咲も自分で歩けるだろうから、次回は夜に行きたいな。

9-8-31シーニガマペラヘラ
 激しい動きのダンスを披露
 9-8-31シーニガマペラヘラ2
 女性たちの中では抜群に目立っていたバティックのサリー


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ガーミンダイヤの家に遊びに行く
 1年半ぶりにスリランカに遊びに来たKさん、我が家に滞在中のYさんと、ガーミンダイヤの家に遊びに行った(ガーミンダイヤは我が家の木材製品を作ってくれた大工さん)。うちから車で約1時間。内陸に入った山の中にある。

 このあたりはキトゥルの木がたくさんあるので、キトゥル・ラー(キトゥル・ヤシからとれる発酵酒)が手に入る。お酒好きのガーミンダイヤ。みんなで飲めるとあって、なんと3ガロン(13リットルあまり)を用意していた。

 キトゥル・ラーを飲むのは久しぶりだなあと調べてみたら、なんときっかり2年ぶり。ちょうど2年前の8月30日もガーミンダイヤの家に飲みに来ていた。つまみはもちろんゆでたキャッサバ。ココナツ・サンボルと一緒に食べると、キトゥル・ラーがすすむ。

 大人たちがまったりと飲んでいる横で、子供たちが遊んでいる。みんな美咲の持ってきた絵本に興味しんしん。いつも大人に遊んでもらってばかりだが、こうやってたくさんの子供と一緒だと動きや表情が違って見える。大人も子供も楽しい日曜のひとときだった。

9-8-30ガーミンダイヤ家2
 アルコール度が低いので、ぐびぐび飲める

9-8-30ガーミンダイヤ家
 お兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでもらう美咲


お気に入りの絵本は「あーんあん」
 絵本が大好きな美咲。どれくらい好きかといえば、おっぱい飲みながら絵本を見ているくらい。

 でもこれは私が悪くて、美咲におっぱいを飲ませながら私が本を読んでいたのを見て、美咲が真似するようになってしまった。今ではもう習慣になってしまい、おっぱいを飲む前には必ず手のひらサイズの本を自分で持ってくる。

 美咲には生後4~5ヶ月の頃から絵本を読んでいたが、今までは私が選んだのを見ているだけだったのに、最近は自分で本を選んで渡すようになった。その中で一番のお気に入りは、せなけいこ氏の「あーんあん」。

 保育園でおかあさんが帰っちゃうので、ぼくが「あーんあん」と泣き出すと、みんな泣き出して、涙がたまってお魚になっちゃったというお話。こちらがやめないと、それこそ続けて10回も20回も読ませられる。

 美咲にとって大事なのは、泣いた子たちがお魚になっちゃうページ。その前後のストーリーはどうでもいいらしい。何回読んでも、このページで、笑ったり声を出したり手で指差したり、なにかしらの反応をする。私が忙しくて相手をしてあげられないと、座ってひとりで「あ~んあん」らしき言葉を発しながら読んでいる。

 せなけいこ氏は、私が大好きだった絵本作家のひとりで、実は私が子どもの頃は、「ねないこだれだ」が寝る前の定番絵本だったそう。そういえば母が「何度も何度もしつっこく読まされたわ」と笑ってたっけ。

 次回日本に行くときには、美咲の絵本もたくさん買ってこなくては。福音館のサイトを見ていたら、私も読みたくなってしまった。

美咲あーんあん あーんあん
美咲お気に入りのシーン。「おさかなになっちゃった!」  せなけいこ作・絵/福音館


カエルを丸呑み!
 なんだか最近ヘビづいている気がするが、今日もヘビの話題。ヘビ自体は珍しくもなんともないガラリヤ(ラット・スネーク)。体長は2~3mと長いが、おとなしくて害のないヘビ。でも今日はなんと、お食事中だった。

 庭のマンゴーの木の根元に小さいくぼみがあって、カエルが住んでいたらしい(スリヤンガ談)が、そこに頭をつっこんでいるガラリヤを発見。待つこと数分。出てきたガラリヤの口にはすでにカエルが頭から半分ほど呑み込まれている。

 近くで見ている私たちの姿が気になるが、大事な獲物は離したくないらしい。そのおかげで、至近距離でそのようすを見ることができた。全部呑み込むまでは10分くらいかかっただろうか。カエルが呑み込まれた場所は、うろこが広がりきれいな模様になっている。

 よく見ているとふくらみがだんだん後方へ動いていくのがわかる。ヘビは口中から消化が始まり、頭から体の2/3ほどまでが消化器官にあたるとのこと。これで数日は何も食べないで平気だろう。

9-8-26 ガラリヤ蛙丸呑み
 カエルを丸呑みするガラリヤ

08/26. 00:49 [ 自然 ] CM0. TB0 . TOP ▲
買い物はやっぱりコロンボ
 久しぶりにコロンボに行く用事ができた。予定より早く終わったので、午後はショッピングにあてる。一番のお目当ては美咲の洋服。お出かけ用の服は着る頻度が少ないので、今あるのでも十分だが、日常着は消耗が激しく、6月に日本から持ち帰ったのもすでによれよれの状態。

 汗をかくので1日3~4枚は服を替え、毎日洗濯。乾いたらすぐに取り込むようにしているが、スリランカの強い日差しだとすぐに色焼けしてしまい、2ヶ月も着ると古着というよりボロ着という感じになってくる。

 加えて、家中をハイハイして回っているので、パンツのひざが擦り切れ穴があいてしまう。ひざ当てにアイロンで簡単にくっつけられるアップリケが欲しいと思うが、スリランカで見つかるだろうか。新しく服を買い足したいが、ゴールではいいのが見つからない。というわけで、今日のコロンボ行きを待ち望んでいたところだった。

 行ったお店はODELCotton Collection。ODELでは、いつも男の子用の服から探す。女の子用は、ちょっと高級そうに見えるローカル好みのフリフリ、キャラクター系の服ばかりで、まったく買う気にならない。男の子用はよく見るとたまにかわいいのが見つかる。

 Cotton Collectionは今回初めて行ったが、こっちのほうが着られそうな服がたくさんあった。ただサイズが大きめなのが多い。結局買ったのは、ノースリーブが3枚とパンツが2枚。どれも1枚300~400円。町の子供服よりちょっと高いという程度。

 私の洋服だけじゃなく、これから成長するに従って美咲の洋服選びも難しくなりそう。まあ、買い物にお金をつかいたくなることがないので、いいのかもしれないけど。たとえ無駄使いをしたくても、できない国だなあと実感。

9-8-24美咲の洋服
 今日の戦利品。左上2枚がODEL。残りがCotton Collection


バーッパのお葬式
 ターッタの従兄弟にあたるおじさん、パーッパが亡くなった。数ヶ月前から体調を崩していて病院に通っていたが、検査の結果末期ガンが見つかり、手術も何もできないと病院に言われ、自宅に返されていた。日本だったら、延命処置しかないとしても、入院して何か治療を受けるだろう。それがスリランカでは何もなし。家でただ死を待てということか。

 もちろんお金があれば、スリランカにおける最新の治療が受けられる病院に入院することもできる。でも、私立病院では日本と同じくらいのコストがかかる。数十万、数百万の負担は、普通の家庭なら難しい。

 1ヶ月ほど前に、美咲を連れてお見舞いに行った。そのときはまだ元気で、食欲がないと言っていたものの、ベッドから起き上がり、居間のソファに座って話ができるほどだった。それがまったく食事が取れなくなってから急に体が弱り、最後は意識不明の状態で息をひきとったという。

 意識不明の状態になっても、体中を管でつながれ、死なせないことが最良なのかはわからないが、末期がん患者を何の医療設備もない自宅に返すなんて、最初はなんてひどいと思った。しかし、「食べられなくなったら体が弱って死ぬ」という自然なことを、本人だけでなく家族も受け入れ、死を迎えるようすを見て、「死のありかた」を改めて考えさせられた。

 スリランカでのお葬式に出席するたびに、「死」のとらえかたの違いを感じてしまう。同じ仏教徒でも、スリランカ人は過去世から現世、そして来世へと、私たち日本人より長いサイクルでいのちを考えている。「なぜ死んでしまうの?」とは考えない。「生きていれば死ぬのは当たり前」というのが浸透している。

 でも、自分に近い人が亡くなったら? やっぱり私はなかなか「死」を受け入れられないと思う。来世をみながら今を生きることは難しい。

木の上でひと休み
 昼食後、何気なく窓から隣の空き地を見たら、ココヤシの根元にカバラ(ミズオオトカゲ)がもたれていた。体長は2mほどで、この種類にしては小さい。お腹が大きくふくらんでいたので、何か食べた後だったのだろうか。まさにひと休みといった感じ。

 そして、4時頃お茶をしようと思ったら、まだそのままの状態でいることを発見。かれこれ3時間近くたっている。「ひと休みにしては長すぎるんじゃあ…」と思っていると、いつの間にかどこかへ消えていた。

9-8-22ココナツ木にカバラ
 ココヤシの根元でくつろぐミズオオトカゲ


08/22. 00:00 [ 自然 ] CM0. TB0 . TOP ▲
キングココナッツ&サンダルウッドのジュース
 最近、我が家に滞在しアーユルヴェーダを勉強しているYさんのおかげで、いつもにもましてアーユルヴェーダ的生活をしている私たち。今日はドクターから、ピッタを冷ますためのとっておきレシピを教えてもらった。

 ピッタのバランスを崩しやすい私は、「ちょっとピッタが高くなっているな」と思うと、普段からすぐにキングココナツ・ジュースを飲むようにしている。体を冷やす効果があるため、スリランカ人は日が陰り始める午後には飲まないし、まして曇りや雨など涼しい日には決して飲まない。

 でも熱さがたまりやすい私は天気は気にせず飲んでいる。朝2~3個のココナツを割り、冷やしてライムをしぼっておいて、なるべく午前中に飲みきるようにしている。これを数日続けると、たいてい体の調子が良くなってくる。

 ドクターのレシピは、さらに効果を高めるもの。夜、ココナツを割り、テーブルスプーン1杯のサンダルウッドパウダー(白檀)を入れかき混ぜ、ふたをして外に置いておく。翌朝、目覚めてすぐ、胃がからっぽの状態で、昨夜のキングココナッツを漉して飲む。

 サンダルウッドは、お香の代表的な香りとして知られている。また、お肌をきれいにする効果があるので、クリームや石鹸に使われているのは知っていたが、飲めるとは知らなかった。このドリンクの味は、キングココナッツの甘さがなくなり、飲むと鼻からサンダルウッドの香りが抜けて、お香を食べているような感じ。でもまずくはない。

 今日で始めて3日目。1週間ほど続けて、効果をみてみようと思う。

9-8-21タンビリに白檀 9-8-21タンビリ白檀シュース
 左:割ったキングココナッツにサンダルウッドパウダーを入れる
 右:漉した状態のジュース。オレンジ色が増す



抜け毛、白髪に効くオイル
 美咲を出産して数ヶ月後、ごっそりと髪の毛が抜けるようになった。その後、抜け毛は少なくなったが、替わりに白髪が目立つようになった。抜くのもイヤだし、かといって染めるのもイヤだし、どうしようと思っていたところ、抜け毛、白髪に効くオイルの話を聞いた。

 知り合いのアーユルヴェーダ・ドクターは、40を過ぎているというのに、白髪はなく、つやつやとしたきれいな黒髪。聞けば、1年に1度、7日間連続でシロダーラをして、髪のケアをしているという。シロダーラというのは、よくアーユルヴェーダを紹介する写真で見かけるが、温かいオイルをポタポタと額にたらし続けるトリートメント。脳や中枢神経に働きかけ、いろいろな効用がある。もちろん髪そのものにもいいらしい。

 でも、さすがにシロダーラをする時間はないので、自宅でヘッドマッサージすることにする。使用するオイルはブルンガーマラカ。たくさんの薬草が入ったアーユルヴェーダオイルで、色は濃い緑色。いい香りとは言えないが、効果を考えればがまん、がまん。今日から毎日塗ることにしよう。

スリランカから投票
 今日は衆議院議員選挙の告示日。日本国籍があれば選挙権があるので、スリランカにいても投票はできる。ただし、事前に日本大使館に申請し、在外選挙人証をもらっておく必要があるが。投票方法は、①日本大使館で投票 ②郵便で投票 ③日本で投票 の3通り。

 私は投票期間にコロンボに行けるかわからないので、郵便で投票することにし、7月下旬に申請用紙を登録先の選挙管理委員会に送っておいた。スリランカの郵便事情は意外にいいが、日本までは航空便で5~7日かかる。スリランカ→日本→スリランカ→日本と、1往復半するのを考えるとあまり余裕はない。

 先日、管轄の郵便局から電話があった。私宛の郵便物らしいが、宛名がないという。普通なら日本へ送り返すところだが、中身が投票用紙なので電話してみたという。家に届けることはできないが、郵便局に取りに来てくれれば渡すというので、急いでスリヤンガが取りに行った。

 送り伝票を見ると、住所、電話番号は書いてあるものの、肝心の名前がない。我が家の住所は番地がなく通りの名前だけなので、普通ならどの家がわからないが、このあたりに日本人は私しか住んでいないので、日本からの手紙や荷物だと、いつも家に届けてくれる。

 過去にも名前がなかったり、住所が間違っていたことがあったが、「ここでしょ」と言ってなじみの郵便配達のおじさんが届けてくれた。今回も無事届いたので、投票することができる。良かった。

 が、いい意味でいい加減なスリランカだから事なきを得たけど、規定どおり日本に送り返されていたら、間違いなく投票には間に合わなかっただろう。そしたら、選挙管理委員会はどうやって責任を取るんだろうか? もうちょっと注意して欲しいものである。

 

美咲シェフ
 すっかり美咲封じのおもちゃの効力が消え、キッチンにも自由に出入りしている美咲。本当は危ないので入れたくないが、どうしても私がキッチンにいる時間が長いので仕方がない。逆に目が届かないところにいるのも心配なので、キッチンで遊んでくれたほうが安心と思うようにした。

 その美咲が最近気に入っているのが、カレー作り。私たちの真似をするのが好きなので、これも私がカレーを作っているのを見ていたのだろう。材料はタマネギ、ジャガイモ、ニンニク、ショウガと、美咲の手の届くところに置いてある野菜たち。

 美咲はその中から選んで鍋に入れ、おたまでぐるぐる回す。たまに、タマネギやニンニクの皮をむいていたりするので笑ってしまう。スリヤンガが「あ~ん」と口を開けると、ちゃんと味見させてくれる。私が朝食の片付けを始めると、美咲の仕事がスタート。飽きないでよく遊んでいてくれるので、助かっている。

9-8-13美咲料理長
 ぐるぐるかき混ぜてカレーのようすを見る美咲

またまたヘビがきた
 クロスケがワンワン吠えている。人が来たときと他の生き物が来たときの声は違うので、すぐわかる。何かいるようだ。家の敷地内に入ってきたときはもちろん、門の近くにいるときにも気がつくと吠えるので、クロスケがワンワン言うと、念のため門の外まで行って確かめるようにしている。

 今日は、何が来たかと確かめに行ったら、郵便受けからヘビが頭を出していた。体長は1mちょっとあるが、とてもスリムで、きれいな緑色のヘビ(フライング・スネーク/Stripe-tailed Bronze-back Tree Snake)。毒はない。

 害はないが、郵便受けをねぐらにされても困るので、後ろからコンコンとたたいて追い出す。しかしそのまま頭を出したままで、出て行きたくないようす。さらに強くコンコンたたくと、さっーと通りを横切り、向かいの空き地に逃げていった。

9-8-12緑色ヘビ2
 郵便受けからヘビの頭。でもスリランカ人は驚かない



08/13. 00:00 [ 自然 ] CM0. TB0 . TOP ▲
このスリランカ男にご注意!
 海外を旅していれば、どこでも客引きやナンパ目的の人が声をかけてくる。スリランカも例外ではない。でも今回はちょっと悪質だと思ったので、お知らせすることにした。特に一人旅の女性のかた、ご注意ください。

 *もしこのスリランカ男に被害を受けたかたがいらっしゃいましたら、メール ( jareiko@hotmail.com ) にてご連絡ください

 ●名前 アシャン・ファード(偽名の可能性あり)
 ●年齢 自称38歳
 ●特徴 身長160センチくらい、小太り、あごひげあり

※名前から想像するにイスラム教徒。あごひげがあり、「滞在先のスリランカ人は『仏教徒』か?」とわざわざ聞いていることからも、シンハラ人ではな、くイスラム教徒である可能性大。

※おもにキャンディ市内(バススタンドやセバナ・ゲストハウス付近)で、一人旅の日本人女性を狙って声をかけているもよう。本人曰く、『日本には4年住んでいた(埼玉県)、「肉の万世」で働いていた』。日本語はぺらぺらとのこと。


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 事の発端は、8月4日。我が家に滞在中のYさんが、キャンディのペラヘラ祭りを見に行った帰りのこと。午前中、キャンディのバススタンドでコロンボ行きのバスを待っていると、この男が日本語で話しかけてきた。自分もコロンボに帰るところだと言い、YさんがA/Cバス(インターシティーバス)に乗ると、一緒に乗り込み隣の席に座った。

 コロンボに着くまで3時間、Yさんに「どこに滞在しているんだ」「何のためにスリランカに来たか」などと細かく質問をし、自分の話をする。以下、彼の話。〈 〉は私のコメント。

 「自分は、超お金持ちでキャンディに実家がある。コロンボの父親の会社で働いている。明日から仕事なので、今日コロンボに戻るところ」 〈超お金持ちがバスに乗るか! 明日(8/5)はポヤデーで祝日。普通は明日まで実家で過ごすのでは?〉

 「18歳のときに結婚したが、若すぎてうまくいかず離婚した」

 ヒッカドゥワに帰るというYさんに、「今日はコロンボの僕の家に泊まればいい。えっ!ボーイフレンドがいるの? じゃあ、彼は日本のボーイフレンドだから、僕はスリランカのボーイフレンドっていうのはどう?」 
 〈Yさんの名誉のために付け加えておくと、会ったのはこの日のバススタンドが初めて。簡単な自己紹介程度の会話の中で、自分の家に泊まれ、スリランカのボーイフレンドにどう? などと言ってきたそう〉

 その後、コロンボに到着し、Yさんがゴール行きのバスに乗り換えると、男も一緒にヒッカドゥワに行くと同じバスに乗り込んでしまった。Yさんが、「ついてこられても困る。降りて」と言っても聞かないので、Yさんがバスを降り、スタンド近くの公衆電話から私たちに電話をかけてきた。

 こんな男は、警察に突き出すのが一番だが、男におびえているYさんには難しい。そこでスリヤンガが知り合いのバス会社の社長に電話し、コロンボ・バススタンドにいるバスのコンダクターに連絡を取ってもらった。ゴール行きのバスのコンダクターに、Yさんを探してもらいバスに乗せると、男はどこかへ逃げてしまった。

 この日は無事、Yさんは我が家に着いた。ここまでの話だったら、まあよくある話。驚いたのはその後。数日後、日本大使館から電話があった。私たちの家に「Yさんという人が滞在しているか?」と尋ねられた。

 聞けば、あるスリランカ男が大使館に電話してきて、「Yさんという日本人女性とキャンディからコロンボまでのバスまで隣りの席になった。彼女がバスを降りるとき荷物を忘れて、自分が預かっている。ヒッカドゥワの日本人の家に滞在すると言っていたので、連絡するため滞在先が知りたい」とのこと。

 男によると、「荷物はバックひとつ。中に洋服と3200ドルと金のネックレスが入っていた」そう。もちろん大嘘。だいたい日本人バックパッカーは、現金3200ドルはともかく、金のネックレスなんて持ってないでしょう(笑)。発想がスリランカ人的で笑える。

 日本大使館では、在留届を出している人の中でヒッカドゥワ在住ということで、念のため我が家に電話をしてみたとのこと。しかし、荷物の忘れうんぬんは嘘ということがわかったので、もちろん男には我が家のことは何も言わず、Yさんとも連絡がつかないということにしてもらった。

 そして、今日また日本大使館から電話があった。その後も、男は「どうなったか?」と何度も電話してくるのだそう。しかも、かけ直しをさせるため、ワン切りを何度もしたり、メールも送ってくるという。ストーカーのようで怖い。

 そのメールの中で、その男が「彼女はキャンディのセバナ・ゲストハウスに泊まっていたので、連絡すれば何かわかるかもしれない」と電話番号を送ってきているという。だったら自分でかければいいのにおかしい。すぐにセバナ・ゲストハウスに電話して聞いてみた。

 すると、ここ半年くらい、セバナ・ゲストハウスに泊まる日本人女性に、しつこく声をかけてくる男がいて困っているという。名前は知らないが、背格好やイスラム教徒であることなど、この男と共通点が多い。しかもその男は、目当ての女性あてに日本人を装って日本語で電話をかけてくるらしい。

 「もしもし…」と日本語で話しかけ、ゲストの名前しか言わないので、ゲストハウスでも本当に日本人だと思って電話を取り次いでいたが、あるとき英語の話せる日本人女性が「外で声をかけてきたスリランカ男だ」というので、事情がわかったとのこと。

 その後も何度も電話してきたが、かかってくる男の携帯の番号をチェックし、その番号では取り次がないことにしている状態だという。その携帯番号と、Yさんにつきまとった男の携帯番号が、同じだった…。こいつ、常習犯だ!

 Yさんは何も盗まれたわけではなく、実質的な被害はない。男の目的が何かよくわからないが、他の女性たちは何か被害にあっているかもしれないし、今後犯罪を犯すかもしれない。平和になった今、女性のバックパッカーも増えるにつれて、被害も大きくなるかもしれない。

 一応、Yさんを追ってヒッカドゥワに来た場合は、警察に引き渡せるよう手配はしてある。もうしばらくようすを見てみるつもりだが、スリランカを一人で旅行される女性はぜひご注意を! しつこい場合には、ツーリストポリスもしくは地元の警察に突き出しましょう。決して泣き寝入りしないでください。

仏像へのダーナ
 先月の6日に開眼法要をすませた近所の仏像。朝昼夕と一日3回のダーナ(食事などを布施すること)は、近所の家で持ち回りをすることとなり、我が家は毎月一週目の水曜日と決まった。

 そして今日が初めてのダーナ当番の日。折りしもポーヤ・デーと日がいい。朝は6時半、昼は11時に食事を作って持って行く。スリランカの仏教(テーラワーダ/南方上座部仏教)の僧侶は、正午以降食べ物を口にしてはいけないので、時間は厳守。仏像もその戒にならう。そのため、夕方はお茶などの飲み物だけとなる。

 スリヤンガがいれば美咲を見てもらって私が用意できるのだが、今はホームステイしているゲストがいて、今日はスリヤンガが午前中ゲストと出かける予定なので、とても私一人では無理。そこでアンマに来てもらった。

 朝は5時に起床。キリ・バットゥ(ココナツミルクライス)とトマトのサンボルを作る。仏像お供え用の小さな碗に、バナナやリンゴ、ハクル(キトゥル・ヤシの糖)、ビスケットなどを盛り、庭で摘んだ花、ココナツオイル、お香を持って、6時半ころ出かける。

 仏像までは歩いて3分。近くの商店のおじさんが、いつもきれいに掃除をしてくれるので、葉っぱひとつ落ちてなく気持ちいい。サンダルを脱いで上がり、虫が入らないよう設置されたガラスのケースの中に食べ物を置き、その横に花を供える。仏像のとなりにオイルランプのスタンドがあるので、ココナツオイルを注ぎ火をつけ、お香を供える。そして合掌…。

 家に帰って朝食を済ませたら、すぐに昼食の準備。今日は美咲が9時半頃から寝てくれたので、アンマと二人でぱぱっと作る。全部で6品。難しいのは塩加減。仏像よりも私たちが先に食べてはいけないので、途中で味見ができないのだ。

 スリヤンガが帰ってくるのを待って、11時過ぎに昼食を持って仏像に向かう。途中すれ違った近所の人は、私たちの手に持っているのが仏像に供える食事とわかっているので、皆お盆に軽く両手を触れ合掌していく。朝と同じように、食事をお供えし、ココナツオイルを足して、お香を供える。

9-8-5仏像ダーナカレー 9-8-5仏像ダーナ
 左:仏像にお供えする昼食。野菜のみ  右:オイルランプに火を点すスリヤンガ

 午後に村のミーティーングがあるからと、ターッタのカレーを持ってアンマは帰ってしまう。本当にアンマにはいつも助けてもらっていて感謝! 夕方は飲み物だけなので、紅茶とジュース、サマハン、コッタマリと水をお供えする。ふ~、これで今日の当番は終了。1ヶ月に一度で良かった。

クロスケ復活
 ここ1週間ほど、元気がなかったクロスケ。普段はあんなに食いしん坊なのに、食欲がないらしく、無理やり食べている感じ。庭に出しても、すぐにケージに戻ってしまう。

 普通ならすぐにクロスケの主治医に電話するところだが、このドクター、どうも大きな犬がこわいらしくいつもおっかなびっくりの診察で、注射が下手くそ。クロスケは注射がとっても怖いのに、今年の狂犬病予防の注射では何度も刺され直しされたので、次は他のドクターを頼もうと言っていたのだ。

 ところが、いいドクターが見つからない。クロスケを思うと一日も早いほうがいいので、仕方なくいつものドクターに電話した。すると奥さんが出る。ドクターは政府からの要請で、しばらく他の町で働かないとならないらしい。

 良かった!あっでも、他のドクターがいないのは困ると思ったら、なんと奥さんも獣医だった。すぐにクロスケの症状を話して来てもらう。この奥さんドクター、だんなさんより百倍も注射が上手(というか、普通なんだろうけど)。胃腸薬や抗生物質を食前食後にのませるよう言われ、ようすを見ることに。

 そしたら、翌日からもとの食欲に戻った。朝昼晩、パクパクすごい勢いで食べる。そうなると体のキレも違うのか、走るスピードもジャンプの高さも違う。良かった!と、ひと安心。薬もバリバリ食べるので、もう数日は薬をのませてようすを見よう。

9-8-2クロスケと美咲
 クロスケが大好きでいつも見つめている美咲。
 でもクロスケは食後の草食べ中…



08/02. 02:02 [ 未分類 ] CM0. TB0 . TOP ▲