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娘の成長ぶり
 生まれたばかりの赤ちゃんは、そんなに動くこともなくずっと寝ているのかと思っていた。娘も最初の数日間はほとんど一日中寝ていたが、徐々に起きている時間が長くなった。しかも動きが激しい。スリヤンガは「クリケットのボーラー(野球のピッチャーのようにボールを投げる人。手を振り回し独特のフォームで投げる)みたい」と、娘の手の動きを見て笑う。

 「お腹の中でこんな感じで蹴っていたのか」と納得できるほど、足の力は強い。まだ寝返りはできないけど、自分の行きたい方向へ寝ながらずるずると移動することはできる。

 スリランカでは生後6ヶ月までは母乳(もしくはミルク)のみ。他の水分は一切与えないよう指導される。お腹がすいても、のどが渇いてもひたすら母乳をあげる。娘はまだ2週間しかたってないのに、目に見えて肉付きがよくなり、丸々としてきた。

 「子どもの成長は早いよ~。特に最初の1年はあっという間に大きくなっちゃうからね」と友人たちに聞かされてきたが、実際そうなんだろう。少なくともこの数ヶ月間は、スリヤンガとクロスケの世話は忘れ、なるべく長い時間、娘を見ていたいと思う。

8-6-25美咲
 お腹すいたとアピール


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出産⑤ ~産後3日目~
 ようやく我が家へ。午前10時半~12時までが*ラーフ・タイムにあたり、縁起が良くないというので、その前に家に着くよう9時半に病院を出る。お世話になった病院のスタッフにはスリヤンガがプレゼントを買ってきて配り、お礼を言って退院の手続きをした。

 久しぶりの家は、天気の良さもあって本当に気持ちよく、ソファーに腰掛け紅茶を飲んでいるだけで疲れがとれるのがわかる。ゴールの街中の病院だったせいか、車の音もうるさかったし、周りは建物ばかりだったが、家に戻ってくると緑に囲まれ、鳥やリスの鳴き声しかしない静けさがなんともいえず心地よい。

 クロスケは、留守番をしていてくれたアンマによると、とってもききわけが良く、おとなしくていい子だったらしい。私とスリヤンガの二人ともいなくなってしまったので不安だったのだろうけど、4日ぶりに私たちの姿を見てぴょんぴょん跳ねて喜んでいた。

*ラーフ・タイム…スリランカの星占いで重要な9つの惑星のうちのひとつ。ドラゴン・ヘッド(龍頭)ともよばれ、架空の惑星

出産④ ~産後2日目~
 病院での生活に疲れ始め、早く家に帰りたくてたまらない。体は昨日以上に調子良い。部屋の中だけでなく、看護師さんにすすめられて病院の廊下を歩いてリハビリする。

 昨日は病室までドクターが検診に来てくれたが、今日は1階の診察室まで行くように言われる。私たちの病室は2階。階段でも大丈夫そうだったが、看護師さんがゆるいスロープになっているところを案内してくれ、そこを歩いていく。

 ドクターは普通に歩いてきた私を見て満足したらしく、子宮の戻りをチェックしたあと、明朝退院していいと許可を出してくれた。よかった。もうこれ以上病院にいるのは耐えられなかったので、とりあえず安心。娘も小児科のドクターにOKをもらったので、一緒に退院できる。

 病院で過ごしたのは4泊だが、結局どの日もほとんど眠れなかった。理由は娘の世話だけではない。最初の晩は蚊がいたためだが、次の晩からは液体の蚊取線香を使ったので蚊はいなくなったものの、ものすごく蒸し暑くて、ファンをまわしていてもとても寝付けなかったのだ。次はケチらず、絶対にエアコン付きの部屋にしようと心に誓った。

出産③ ~産後1日目~
 朝の7時まで痛みを我慢して、ようやく痛み止めの座薬をいれてもらい楽になる。検診で「普通食OK」になったので、スリヤンガが朝食のストリングホッパーと豆と魚のカレーを買ってきた。

 看護師さんから、ベッドからおりてイスに腰掛けるよう言われる。「えっ!まだ手術から一晩しかたってないのに起きるの?」と驚いたが、スリランカでは普通のことのよう。日本で帝王切開の場合、最低でも2週間の入院。スリランカは3~4日。この違いは大きい。

 お腹に力を入れようとすると痛むので、仰向けの状態から起き上がるのに一苦労。まず横向きになって、ちょっとずつ体を起こす。そこからベッドに腰掛け、ゆっくりと床に足をつけ歩いてイスに座る。

 最初は「起き上がって歩くなんて、とても無理!」と思ったが、やればできた。しかし食欲はまったくない。とてもカレーを食べる気分じゃないけど、朝食を食べないと点滴を外せないと言われ、必死で食べる。

 その後ベッドに戻ると体が楽になっている。術後なるべく早く動いたほうがいいというのは本当らしい。トイレも普通に行けるし、シャワーは無理だけど濡らしたタオルで体を拭いたりというのも自分でできる。

 娘が珍しいのか、病院のスタッフが入れ替わり立ち替わりようすを見に来るので、慣れない母乳のあげかたやゲップのだしかたを教えてもらい助かった。

 おむつは日本から送ってもらったものではなく、スリランカ人がすすめるものを持ってきたのだがこれが使えない。明らかに役に立たなそうなガーゼのものはパスしたが、ほかのものも生地が薄いので、すぐに漏れる。

 しかも、ただ三角形に折り、お腹のところで結ぶだけなので、股の部分をカバーする布がすぐ外れてしまう。もちろんおむつカバーはなし。産まれたての新生児だからかろうじて使えたという感じ。

 持参したおむつは数が足りず洗う羽目に。でもスリランカでは普通のことみたい。スリヤンガにせっせと洗ってもらって、ベランダに干す。そんなこんなでけっこう慌しく時間が過ぎた。

出産② ~帝王切開当日~
 手術は夜6時からと決まっていたので、昼間は昨夜の睡眠不足を取り戻すべく、ベッドでうつらうつらして過ごす。朝8時に昨夜と同じ注射を打ち、普通に朝食をとる。手術では半身麻酔をかけるため、午前10時すぎからは水を含め一切口にすることはできない。

 病院でも頼めば食事を出してくれるのかもしれないが、普通スリランカでは食事は自分たちで用意することが多い。たいてい家族が家で作ったものを持ってくる。ヒッカドゥワからこのゴールの病院までは車で片道30分弱。決して近くはないので、私は「どこかで買ってきたものでいいよ」と言うが、スリヤンガはゴール市内に住む親戚にご飯を作って持ってくるよう頼む。

 親戚のアッカ(お姉さん)が、9時過ぎにタッパーいっぱいのカレー&ライスを持ってきてくれる。10時前にシャワーを浴び、早めの昼食をとる。午後は読書をしてだらだらと過ごし、17時15分にさっとシャワーを浴び、ブラウスと巻きスカートに着替える。病室を出る前に、室内に貼ってあるブッダのステッカーにスリヤンガと二人で合掌。手術室に向かう。

 「赤ちゃんに会えるのも、もうすぐだ!」とちょっと興奮気味だったのに、ドクターから連絡があり、30分遅れるとのこと。手術室のとなりの部屋でぼっと待つ。そしてようやく手術台にのせられ、準備開始。とにかく手術室が寒くて、クーラーの風が当たらないようにし、頭やうでに布をかけてもらう。

 手術の経緯は、日本での帝王切開と同じよう。腰に麻酔を打つので、麻酔が効くのは下半身のみ。お腹を切る感じやぐいぐい押して赤ちゃんを取り出そうとしているのがわかる。

 手術が始まって5分あまり。麻酔医が「あっ!女の子よ」と声をかけてくれる。と、「おぎゃあ~」という声が聞こえ、小児科のドクターが取り出したばかりの赤ちゃんを見せてくれる。「良かった」と安心すると同時に、思わず涙があふれてきた。

 すぐにきれいにした赤ちゃんを連れてきて、私の頬と赤ちゃんの頬をくっつけてくれる。その後、小児科のドクターは手術室の外で待っていたスリヤンガのところに赤ちゃんを連れて行ったらしい。「おめでとう!娘さんよ」と言われ、産まれたばかりの娘を抱っこしたスリヤンガの頭は真っ白で、感想をあとで聞いたら「重かった」というものだった。

 傷口を縫い合わせて手術は終わり、ストレッチャーのまま手術室の外に移動する。そこでゆっくり娘とご対面。勤務外なのに手術に立ち会ってくれた叔母が、娘を抱いてきてくれる。そして、すぐに母乳をあげる。

 スリランカはとにかく「母乳崇拝」なので、母乳が出ないのは一大事。友人たちには、「母乳は出なくても、できるだけ早くからあげたほうがいいよ」と言われていたので、「術後すぐにあげるなんてさすがスリランカ!」と感心してしまった。

 その後すぐに病室へ。もちろん娘も一緒。蚊が心配なので、娘のベビーベッドにはしっかり蚊帳をかけてもらう。私は麻酔がきいているので案外元気で、病室には友人や親戚など7~8名の人が来ていたので一緒におしゃべりをして過ごす。

 23時過ぎ、皆が帰り、病室には叔母とスリヤンガが残る。今夜から娘の世話もしなくてはならないので、勝手がわからない私たちだけでは不安ということで、叔母が付き添ってくれることになった。

 そして、この日もほとんど一睡もできなかった。0時近くになると麻酔が切れて下腹が痛み出したのに加え、母乳をあげなくてはならなかったので、寝ている暇がほとんどなかった。せめて昨夜熟睡していればと後悔したがもう遅い。そしてこの日から睡眠不足の夜がつづく…。

娘誕生!
 6月10日19時過ぎ、待望の娘が誕生。出産予定日より2週間ちょっと早いが、帝王切開での出産となった。

 手術室の外で待っていたスリヤンガに、小児科のドクターが「おめでとう!女の子よ」と声をかけ、すぐに手渡してくれたそう。初めて抱く娘は「とても重かった」らしい。

 ドクターや看護師、病院のスタッフ、親戚や友人たち全員から、「娘はお母さんそっくりね」と言われるほど、スリランカ人顔していない。確かに、産まれたときの私の顔にそっくり。

 最初は喜んでいたスリヤンガも、父親としてはさみしくなったらしい。必死に自分に「似ているところ」を探し始めた。しばらくして、「足の指が僕そっくり!」には笑ってしまった。「そうだね」と、素直にうなずいておいたが。

 その後、私がもうひとつ娘がスリヤンガにそっくりな点を発見。「寝相の悪さ」。同じ形で寝てる…。

8-6-10baby
 名前は、ホロスコープ表を作ってから決める予定…


出産① ~前夜~
 入院は、10日の朝から3泊の予定だったが、9日の夜に病院で婦長をしている叔母から電話があって、すぐに病院に来て入院するように言われる。注射を一本、この日に打っておいたほうがいいと言う。

 慌てて荷物を用意し、病院にかけつけた。すでに午後8時過ぎ。入院の手続きをしようとすると、部屋が空いていないという。もう仕事を終えた叔母を探し、交渉してもらいなんとか一部屋確保した。

 病人用のベッドとシングルベッド、水シャワーのバスルームがついた病室。清潔感はどこにもない。とにかく持ってきたベッドシーツを上から敷き直し、枕を置く。これから4日も過ごすのだからと、持参したタオルを雑巾にし、テーブルやイスなどをふいてきれいにする。

 ところで、スリランカの場合、病院に持って行くべきものが多い。ベッドシーツや枕はもちろんだが(病院のはきれいじゃないので、自分用のを持参する人が多い)、タオルや着替え、洗面道具のほかに、紅茶を作れるようポットやジョグ、茶こし、もちろん紅茶の葉、砂糖、ミルクパウダー、カップやカレー皿を持参するのは当たり前。ものすごい荷物になる。

 この日は、血圧と体温をはかり、注射を一本打っただけ。スリヤンガはずっとここで寝泊りする予定なので、付いてきてくれたアンマやローシーナンギーを帰し、寝る用意をする。しかし、結局ほとんど一睡もできなかった。

 なんと原因は蚊!(病院なのに…)この部屋には蚊帳がついていなかったので、看護師さんに聞いたら「蚊はいないわ」との答え。でも私は刺されまくり、眠るどころではなく、朝5時の検診を迎えたのだった。 

■お知らせ 6月8日NHK/BS-1 「地球アゴラ」に出演します
 6月8日(日)夜9:10~9:59、NHK/BS-1で放送される「地球アゴラ」という番組に、スリヤンガと二人で出演します。番組は世界中に住む日本人とスカイプを使って日本のスタジオと結び、話をするというもの。

 この日のテーマは「国際結婚」。昨年の11月につづき2回目の出演となります。テーマがテーマだけに、スリランカらしい話題というよりもプライベートな話になりそうですが、良かったら見てみてください。

 *NHK地球アゴラのホームページ

晴れた! 
 この1週間というもの、ずっと雨で天気が悪かった。南西部のカルタラやゴール、ラトゥナプラなどでは土砂崩れで人が亡くなったり、川があふれ床上浸水などの被害がでている。幸いヒッカドゥワは水があふれる被害は出ていないが、ずっと洗濯ができなくて困っていた。

 ようやく今日、久しぶりに朝から晴れ間が広がった。私たちの洗濯ももちろんだが、子どもの布おむつや肌着がまだパックに入った状態だったので、全部取り出し洗うことにした。1回では洗いきらず、2回目の洗濯機を回し始めたところ、さっきまで青空だったのに怪しい雲行きに。

 あわてて干してあった洗濯物を取り入れると、ザーッと雨が降り出した。その後2時間雨は降り続き、ようやく2時過ぎになって雨があがった。その時点で、最初の洗濯物はまだ生乾き。強烈な西日を期待したが、パッとは晴れなかった。

 そのまま一晩置いておくとくさくなってしまいそうなので、アイロンをかけることにする。新生児用の肌着って本当に小さい。「こんな大きさなんだね」とスリヤンガと話しながらのアイロンがけは、けっこう楽しかった。

  
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