芝刈り機
 芝生が伸び放題になっていた我が家の庭。いつも借りていた友人宅の芝刈り機が故障中のため、慌てて新年前にハサミで特に伸びていた箇所だけ刈ったものの、すぐにまた伸びて草むらと化していた。

 本当は、ガソリンで動くモーター式の芝刈り機が欲しかったのだが、ここらへんでは手に入らず、同じような庭の手入れをしている友人たちから情報を集めて、良さそうなものを探した。とにかくスリランカで買うものはすぐに壊れるので、なるべく長く使えるものを選んだ。

 そしてスリヤンガが買ってきたのが手で押すタイプの芝刈り機。今日は朝から1日がかりの作業。なにしろ葉が育ちすぎているので、けっこう力がいるが、「いいエクスサイズになりそうだよ」とスリヤンガは楽しそう。

 きれいに刈り揃えると、庭が明るく広くなったように感じる。私があまり動けないので、ガーデニング計画がいっこうに進んでないが、とりあえず芝生はスリヤンガ担当ということで、これからは週2回刈るのだそう。がんばってね。

8-4-30芝刈り機
 楽しそうに芝を刈るスリヤンガ


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スキャン
 昨日は結婚パーティーの途中で抜け出し(夜までの予定だった)、夕方からの検診のためゴールの病院に向かった。現在8ヶ月半(30週目)で、ようやく3回目のスキャン・チェックとなった。

 2週間前の診察で、「発育がちょっと遅いようだ」と言われていたので心配していたけど、頭のサイズは問題なしで標準サイズだった。体はちょっと小さめだけど心配いらないとのこと。引き続き無理をしないで休みをとるように言われる。

 「これが肺。これが心臓」と小さな臓器もちゃんと画面にうつっている。トクトクという心音も確認。「ほら、動いているよ」とドクターが笑いながら画面を指す。手のひらを開いたり閉じたりしながら腕を上下に動かしている。

 このとき私はまったく胎動は感じてないのに、こんなに動いているなんて。じゃあ、あの激しい胎動のときは何をやっているんだろう? ただの蹴りではなくて、とび蹴りでもしてるんだろうか。最近とても胎動が強くなって、痛むほどではないけどその衝撃に思わず声を出してしまうこともあるほど。

 スリヤンガも今回は赤ちゃんのようすがよくわかったらしく、顔がデレデレ。帰り道、「こうやって動いてたね」と言いながらその真似をしたり、お腹をなでて話しかけたり。あと2ヶ月。早く会いたいなあ。

実行委員長の活躍
 今日はスリヤンガの幼なじみのラルのホーム・カミング(新郎側主催の結婚披露パーティー)。スリヤンガの実家の2軒隣にあるラルの家で行われる。ラルからパーティーを取り仕切るよう頼まれているので、スリヤンガは大張り切り。昨晩から準備をしに実家に行ってしまった。

 私はのんびりランチタイム前に到着。庭に並べられた席に座って見回してみると、グラスを運んだり、ランチブッフェの用意をしているのは、ラルの友人たちで私もよく知った顔ばかり。もちろんマッリも働いている。

 そしてスリヤンガは、と探すと、鼻に汗をかきながら、あっちこっちに指示を与えていた。「やるべきことを指示しないと、みんなおしゃべりしているだけだから…」。確かにそうだろう。「自分で仕事を見つけて動く」という感覚は、ほとんどのスリランカ人にはない。

 こういったパーティーで一番大事なのは「ランチ・タイム」なので、ちょうど大忙し。お酒を飲むテーブルにも注意を払いつつ、ランチ・ブッフェの場所にスムーズに人が流れるよう準備しなければならない。

 この日は、ごく普通の家という限られたスペースの中で、うまくバーカウンターやブッフェテーブルが配置されていて、サービスしてくれる子が多く汚れた皿やグラスが置きっぱなしなんてこともなく、うまくいっていたと思う。食事もおいしかったし(←ここ重要)。

 私はランチを食べ終わるとすぐに実家に戻ってのんびりしていたが、スリヤンガはようやく16時過ぎに食べることができたという。昨晩も夜中まで食事の準備を手伝っていて、ほとんど寝ていないらしい。「いいパーティーだったよ」と褒めると、満足そうだった。お疲れさま!

セカンド・オピニオン
 といっても、病院ではなく星占いについて。お見合い結婚が多いスリランカだが、もちろん親同士が気に入れば付き合っていてそのまま結婚というパターンもある。つまり恋愛結婚だが、ここでもひとつのハードルとして星占いでの相性というのがある。

 私たちのように「相性が悪いからといって結婚を取りやめるつもりはないから」と、チェックをしないカップルもいなくはないが、それでも特に親が気にするので一応チェックをしてから結婚というカップルが多い。

 先日、数年前から付き合っている友人カップルが、そろそろ結婚でもという話になって、星占いで相性をチェックすることになった。もちろん、双方の親は結婚に賛成していて、カップルにとっては何の障害もない結婚のはずだった。

 しかし、星占いの結果が良くない。普通だったら(つまりお見合いだったら)、結婚を避けるような相性。それを知って女の子は号泣。私たちもなぐさめる術がない。親たちも家族ぐるみで付き合っている間柄なので、「それじゃあ仕方がない」と単純にはあきらめられないよう。

 そこで、別の星占い師のところに行くことにしたという。すると結果は、そんなに良くもないけど悪くもない。「結婚しても問題ないですよ」といった感じだったらしい。この二番目の星占い師のほうが、結婚の相性チェックという点では、地元の人の間で評判が良いのだそう。もちろんこの結果を採用して、結婚の準備を進めることになった。

 星占いなんてものは、「ひとつの見方」としてアドバイス程度に受けるならいいけれど、それに支配されてしまってはだめだと思う。今回のように最初から結婚するつもりのカップルの場合、ただ後押ししてくれる結果が欲しいだけなので、そんなのセカンド・オピニオンどころかサード、フォースと、良い結果が出るまで、いろいろな星占い師に聞いてみればいい。

暑い!
 スリランカ南西部は、1年で一番暑い季節を迎えているが、今年は本当につらい。「妊婦は暑がりになる」と聞いていたが、まさにその通りで、動かなくても暑くて仕方がない。掃き掃除をしたらシャワー、洗濯物を干したらシャワー、ランチの用意をしたらシャワーといった感じで、1日に少なくとも4~5回はシャワーを浴びている。

 すでに8キロも太っているわけだから、皮下脂肪の影響もあるだろう。実際、妊娠するとホルモンの影響で基礎体温が上がるうえ、新陳代謝が活発になるのでより汗をかきやすくなるとのこと。それだけでなく、髪の毛や爪が早く伸びるのにも驚く。なんだかしょっちゅう切っている気がする。

 スリランカに住んでいる以上、永遠に涼しくはならないわけだから、暑さとの戦いはこれからもずっと続く。寒がりのスリヤンガには申し訳ないが、夜寝るときはファンを回してしのいでいる。赤ちゃんが出た後は元に戻るのか不安。涼しいヌワラエリヤへ行きたいなあ。 

雷パワー
  確かに4月は雷が多い。晴れたかと思うと、いきなり暗い雲がきて雨が降り始めゴロゴロと雷が鳴り出す。ただでさえ電圧が不安定なのに、雷がくるといつドカーンと高い電流が流れるかわからないので油断がならない。

 雷が鳴り出したら、パソコンの電源を切るのははもちろんのこと、モデムのラインも外し、ファックス、プリンター、テレビとすべての電化製品の電源を切るだけでなく、プラグを抜かないとならない。挿しっぱなしにしておくと、いつ壊れるかわからないのだ。

 私は雷、稲妻共にまったく怖くないが、昨夜の雷はすさまじかった。二階のバルコニーから見ていると稲妻のオンパレード。四方八方からピカッと稲妻が光る。もちろん音もすごい。さすがに慣れているはずのスリヤンガも、「こわいね。二階じゃなく一階に行って寝ようか」と言い出したほど。

 翌日、近所の人とは昨夜の雷の話で持ちきり。かなりの迫力だったので、近くに落ちたらどうしようと皆心配していたらしい。スリランカではこの時期、落雷で亡くなる人が多いので、テレビや新聞でも盛んに雷を避ける方法をアナウンスしている。そういえば先日ポロンナルワの陸軍基地でも落雷で数名の兵士が亡くなっている。

 スリランカ人にとって雷は、日本人以上に「恐ろしいもの」らしい。アンマは「(雷が鳴っているときは)包丁も持っちゃダメ。光るものや貴金属には触れないで。木のベッドの上にいれば安全だから」と真剣に私とスリヤンガに注意する。マッリは、「じゃあネックレスやピアスも危ないじゃん(注意:ほとんどのスリランカ女性は日常的に金のピアスやネックレスを身につけている)」と言ってアンマをからかっていたが。

肉を食べる
 我が家に2ヶ月弱滞在していたHちゃんが、とうとう明日日本に帰国することになった。いつもは家でカレーやパスタ、そばやうどんを食べていたが、今日はラスト・ディナーということでビーチ沿いのレストランに行った。

 もちろんレストランは私たちの行きつけ「Refresh」。オーナーが親戚のおじさんであり、スリヤンガが長年働いていたレストランというのも理由のひとつだが、メニューが多くてどれも外れがなくおいしい(その分値段もちょっと高いが…)ので、安心してオーダーできるのがいい。

 我が家ではほとんど肉を食べないので、今日は奮発して食べることにした。Hちゃんはチキンの鉄板焼き、私はビーフステーキをメインに選んだ。日本だったらミディアム・レアを頼むところだがここはスリランカ。火が入りすぎた硬い肉は絶対イヤとウェイターに伝え、後はコックさんに任せることに。

 そして運ばれてきたステーキは、思ったより柔らかくジューシー。外国人客の多いレストランなので、辛いもの好きの私にはソースが甘かったが、そこは黒コショウをたっぷりかけていただく。おいしい。

 ビールもワインも飲めない身なので、白いライスと一緒にモリモリ食べた。スリヤンガはもちろんビーフは味見もしなかったが、「赤ちゃんのエネルギーになるね」と嬉しそうだった。

スリランカの新年
 スリランカに来てから迎える4回目のお正月。今まではすべて新年になる時間が早朝だったので、朝、家で新しい火をつけてから、すぐにスリヤンガの実家に向かい、その後の初めて食事をする時間はアンマやタータ、マッリと一緒に行っていた。

 ところが、今年は「台所で新しい火をおこしキリバットゥ(ココナツミルクライス)を作る」時間が夕方の6時54分、「食事始め」の時間が夜の8時10分という時間。夜真っ暗になってから帰ってくるのもよくないので、今年は実家には行かず自宅で食事を用意することになった。

 まったく星占いによって決めるなんて不都合だけど従うしかない。火も水も使わず静かに過ごしていなければならない不吉な時間帯が、去年までは夜だったので生活に支障なかったが、今年はお昼の12時5分からスタート。朝から大忙し。それまでにいろんな雑用は終わらせておかないとならない。

 スリヤンガは朝から「新年のゲームをやる」と、我が家に滞在中のHちゃんを連れて実家に行ってしまったので、一人で過ごすことに。11時過ぎに早めに昼食を済ませ、台所をきれいにし、シャワーを浴びる。その後はベッドでのんびりする。この時間帯は、災いを避けて寺院で過ごすのが良いとされているくらいなので、絶対に家に人が訪ねてくることがないので安心。

 夕方、スリヤンガたちが帰ってくる。珍しくスリヤンガはゲームに勝ったらしく上機嫌。Hちゃんは?と聞けば、ランチのあと眠くなり、スリヤンガの実家で昼寝をしてたとのこと(笑)。確かに、今日は穏やかないいお天気だったし、静かだから昼寝には最適。でもそれだったらうちでも良かったのに。私も結局本を読みつつ昼寝をして過ごしてしまった。

 時計を見るとまだまだ新年までは時間がある。紅茶を飲んでゆっくりしたいところだが今は火も水も使えないのでダメ。じっと18時54分を待つ。18時過ぎからより正確に時間をチェックするためテレビをつける。番組ではスリランカ各地での新年を迎える準備のようすを映し出している。

 ようやくカウントダウンが始まり、今年の*恵方である南の方角を向いて時間ぴったりに火をつける。あちこちで爆竹が鳴り、新年らしい賑やかさになった。キリバットゥ、一緒に食べるトマトのサンバルを作り、お菓子を盛り付け準備は完了。ランチが早かったのでお腹が空いたがここでまた我慢。「食事始めの時間」まで待たねばならない。

 そして20時10分。やはり南を向いて、キリバットゥやお菓子を食べ始める。外では派手に爆竹が鳴っている。クロスケにもひとくちサイズのキリバットゥといつものご飯を持っていく。するとスリヤンガが、「ちゃんとクロスケも南向いて食べてるよ」と言うので、私は大爆笑。確かに! ケージが南向きに作られてるんだから、そう食べるのが当たり前なんだけどね。

 ともかくこうして無事新年を迎えた。
 今年もどうぞ皆さまよろしくお願いします。

*えほう…縁起のよい方角

●スリランカの新年
毎年星占いによって、新年のさまざまな行事を行う時間が決められ、
年によって異なる。4月13日~14日前後。

2008年
4月13日 18:54 かまどに点火
4月13日 20:10 食事初め
4月16日 07:42 頭にオイルをつける
4月17日 06:19 仕事始め


大掃除
 明日の新年を控え、今日はいわゆる大晦日。のんびり過ごしたいところだが、昨日の大掃除が終わりきらず、朝から台所用品や庭の片付けを始める。といっても、「重いもの持っちゃダメ」と言われているので、私は楽ちん♪ 手伝いに来てくれているマリとチャミンダマリに指示するだけ。

 壁が白くて窓が大きい家なので、スリランカの普通の家に比べるともともと明るい室内だが、水で洗い流したせいか一層明るく見えて気持ちいい。庭の芝生も短く刈ったので広々している。テラスで紅茶を飲みながらひさしぶりにのんびりする。

 時折、気の早い人がバンバンと爆竹を鳴らしているのが聞こえてくるが、「明日が新年」という感じがまったくしない。なんといっても太陽が明るすぎる。日本の大晦日を懐かしく思いながら、「やっぱり日本のお正月のほうがいいな」とつぶやいてしまった。

新年の買い物
 今週末に新年を控え、慌しくなってきた。1ヶ月前には、「このペイントを終わらせて、ここを片付けて…」と、きれいな家で新年を迎えたいと思っていたが、やはりスリランカ。作業は遅れに遅れ、まだ中途半端な状態が続いている。潔くあきらめ、11日に大掃除だけやって新年を迎える準備をすることにした。

 そして、新年の買い物。スリランカでは新年を前に洋服を新調するので、どの洋服屋もこの時期は大混雑。去年も買い物が大変だったので、今年は早めに済ませようと言っていたのに、またもやぎりぎりの買い物となった。

 ゴールまで行くのはあきらめ、ヒッカドゥワへ。両親や親戚、家に働きに来ている人など、シャツやサロンを買い、その後保存できる食料品や日用雑貨品をまとめて買い揃える。新年後、1週間くらいは皆あまり仕事をしないので、お店が閉まったり、品薄になることが予想される。

 ヒッカドゥワには大型スーパーなどという便利なものはないので、スパイス屋、乾物屋、日用雑貨品屋などと、専門店をはしごしないとならないので、買い物にもやたらと時間がかかる。朝、9時半に出発し、すべて終わったのが12時半。山のように買い物袋をさげ帰る。

 ちなみにお酒は「明日にも酒屋が閉まるかも」という噂を聞き、スリヤンガが慌てて昨日買って来た。去年のように急な政府のお達しで、酒屋が休業となり、お酒を求めてウロウロするのを心配してだ。まあ、これで何とか新年の買い物はほとんど終わった。

検診
 妊娠8ヶ月に入り、1ヶ月ぶりの検診に行った。今朝は朝9時から来客があり、バタバタしたままゴールへ向かった。検診は夕方6時からなので、その前に買い物や電話料金の支払いなどを済ませようと早めに出たが、ゴールに着くとものすごい雷雨。道路が冠水し、いたるところが交通渋滞。新年の買い物客で大混乱していた。

 電話会社SLTに行くと、門番にクローズしたと言われる。時計を見るとまだ16時半。「17時までの営業でしょ」と聞くと、黙って張り紙を指す門番。「営業時間の変更のおしらせ 16時15分まで」って、もしかして新年前だから!? 客のことより自分たちの都合優先なんて!と腹が立つが仕方がない。

 雨が強すぎて買い物をする気分もなくなったので、友人のお店で時間をつぶしにお茶を飲みに行く。小1時間ばかりそこで過ごし病院へ。今日は申し込みするのが遅くて、「20番」という番号札だったが、暴雨のおかげか私の前の順序の患者がまだ来ていなかったので、行くとすぐに診てもらえた。

 いつものように血圧を測って、外診。ドクターに「予定より2週間ほど成長が遅いようだ」と言われた。続いて、「働いてはダメ。体を休めて安静に! 昼寝もかならずするように」と言われてしまった。

 確かに、この2週間くらいは忙しくて、ゆっくり座る暇もなかったほど。でも、安定期だし、動くぐらいがちょうどいいかなと思ってたのに、やっぱり疲れすぎは良くないのねと反省。

 スリヤンガにはいつも「なるべく動くないで」と言われてたのに無視していたので、「だから言わんこっちゃない!」と激怒。「クロスケと遊んじゃダメ。掃除もしなくていい。とにかく寝て」と厳しく言い渡されてしまった。でもここで食っちゃ寝生活をしたら、ぶくぶく太りそうで怖いんだけどなあ。