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野生のカン
 ヤーラ国立公園が閉鎖中のため、ブンダラ保護区にサファリに行く。ジープドライバーはおなじみトゥシャーラ。私が彼を気に入っているのは、動物を見つけたときのダッシュの良さと、動物を見る角度を考えた絶妙なポジション取り(何台ものジープが集まるときもいつも一番いい場所をキープする)を買っているためだが、もうひとつ他のドライバーと決定的に違うのは、「ストーリーを考えるドライバー」だということ。

 例えばこの日、2時間ほどのサファリの中で、前半に視界の開けた水場でたくさんの水鳥を眺め、遠くに象を発見し、ワニを見て、シカやサルを見た。そこで彼は、残りの時間を、象の群れを見つけるか、近くで象を見られるようジャングルの中の「象の気配」を探し始めた。通ったばかりの足跡を見つけ、徐々にターゲットを絞っていく。
 
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 象の気配を探しながら運転中…

 上写真は、「ジャングルの中で、象が食事をしている音が聞こえる」と、その方向を探りながらジープを運転しているようす。エンジンを切り、ボンネットの上に立ち、茂みを眺めたりもする。すると私たちの耳にもはっきりと「バリッ。ガサガサ」と、象が枝を折って食べている音が聞こえてきた。

 トゥシャーラ曰く、「象たちは、食事が終われば必ず水を飲みに行く。そのためにはこの道路を渡らないといけない。ここで待とう」。ブンダラの象は、人やジープを恐がらないヤーラの象と違ってとても臆病なので、声を出したりして驚かしてはいけない。「白は目立つ」と、トゥシャーラとSさん(男性)は着ていたTシャツを脱いで、じっと待つ。

 しばらくすると、その言葉通り、目の前の茂みから象が出てきた。小さな子供を連れているためか警戒している。ジープの目の前を、象の群れが通り過ぎる姿は何度見てもいい。全部で5頭の象が通り過ぎた。今度は水場の象を見に行こうとジープを走らせると、大きな雄象が2頭、砂浴びをしていた。豪快に砂をパハーとかけている。そして、水場ではさっきの象たちが水を飲んだり、葦を食べたりしているのが見えた。

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 道を渡る象の群れ。手前がリーダーの雌象。
 皆が渡るまで辺りの様子をチェックしている


 たっぷり象を楽しんだ後、ブンダラ保護区を出る。陽が落ち始めすでに暗くなり始めている。するとまたもや目の前を大きなシルエットがいくつも通る。1、 2、3、4…。20数頭もの象の群れが、道を渡っている。「お~すごい!」と驚きの声を上げると、トゥシャーラが「あっちも!」と指をさす。見るとその先でも別の群れが道を渡っている。

 そして、気付けば右側には大きな雄象が立っている。鼻を伸ばせば私たちまで届くほんの数メートルの距離。こわいほどの近さだ。ちょうど後ろから、自転車やバイクが来たので象から守るため、ジープを盾にして象の前を通り過ぎる。ここはもう数百メートル行けば、民家がある場所。サファリのためだけでなく、地元の人は普通に使っている道なのだが、夕暮れは象にあうことがあるので注意が必要だという。

 ともかく、サファリが終わってからもたくさんの象と遭遇し、まさに象三昧の一日だった。

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 写真左: 実においしそうに水を飲んでいた象
 写真右: 冬になると、インド方面からたくさんの渡り鳥がやってきて、まさに鳥の楽園となる


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