クロスケのお気に入り
 クロスケのお気に入り遊び道具を紹介。名付けて、「クロスケのお気に入りコレクション!」。左がココヤシロープをまとめたもの、真ん中がKさんが日本から持ってきてくれたヒモを編んだおもちゃ、そして口にしているのが木片。

 ときどきこれらに、ココナツの殻やパイプの残りなどが加わるが、その日によってお気に入りが変わるのが面白い。ここ数日気に入っているのが木片で、いつも「かじかじ」しているが、私が他のロープやヒモのおもちゃを取ろうとすると、すぐに取り返しに来る。

 でも面倒なのが、決して一人では遊ばないこと。誰かが近くで見ていないと、こうやって一人遊びを始めないのだ。十分楽しんでいると思って部屋に入ろうとするとついてきて、玄関のところで私が戻ってくるのをずっと待っている。なんとかひとり遊びを覚えて欲しいんだけどなあ。

8-2-22クロスケお気に入りおもちゃ
 今日のお気に入りは木片♪

番犬クロスケへの試練
 ここ数日我が家の庭は動物園さながら。2種類のヘビ、陸トカゲ、サル、マングースが庭に迷い込んできた。クロスケは、ヘビには気がつかなかったものの、他の動物たちを見つけたときは大興奮。ケージの中で飛び掛らんばかりにワンワン吠える。

 たいてい、私たちが声を出したり棒やほうきで音を立てると、動物たちはすぐに逃げていくのだが、今日迷い込んできた陸トカゲは尾が切れていて、目も良く見えないらしく、どう逃げていいかわからなくなってしまったよう。音で追い立ててうまくゲートから外に出そうとするが、クロスケの吠える声におびえて、あっちにウロウロこっちにウロウロ。

 陸トカゲといっても、「カバラ」(陸大とかげ。泳ぎも上手)ではなく「タラゴヤ」なので、そんなに危険はない。大きさは1mほど。私に「危ないから家の中へ」と言いつつ、かなりへっぴり腰のスリヤンガ。怖いらしい。というのは、咬んで攻撃することは滅多にないが、走ってきて体に上られたら爪の跡が一生残るという。タラゴヤは木登りが上手なので、手の力が強い。

 そんなこんなで30分近く経過。タラゴヤが出て行く道筋は見えてこない。同じところをぐるぐるまわっている。するとスリヤンガが、ゲート近くにクロスケがいてワンワン吠えるからタラゴヤが怖がってゲートに寄ろうとしないので、クロスケをケージから出して追い立てようという。

 私が「それこそ危ないからやめて」というのも聞かず、スリヤンガはクロスケにリードをつけて外に出してしまう。もちろんクロスケは走ってタラゴヤを追い立てようとする。すると、信じられないことにスリヤンガが顔色を変えて一人で戻ってきた。私が慌てて家の外に出て「クロスケは?」と聞くと、クロスケのあまりの勢いにリードを離してしまったらしい。

 すぐに走って裏庭に行くと、タラゴヤとクロスケが見合っている。クロスケは低くうなり、タラゴヤは首をふくらませ、シャーと息を吐き出しながら威嚇している。私は以前、タラゴヤ同士の取っ組み合いのけんかを見たことがあり、お互い咬み跡から血を流していたので、万が一クロスケが咬まれたらと焦った。

 「クロスケ、おいで」と言っても、クロスケは聞き耳もたない。近くまで寄ってリードを取りに行こうとしたら、スリヤンガに「危ないから近づくな」とどなられる。下手に私がタラゴヤを棒で突っついたり、石を投げたりして攻撃すると、それに便乗してクロスケも攻撃してしまいそうなので、なんとかクロスケの動きを封じつつ(つまりリードを確保し)、タラゴヤから離れたい。

 「どうしよう?」と何か行動を起こそうとしたところ、家の前でバイクの音が。誰かが来たらしい。その音を聞いて、クロスケがゲートに向かって走り出した。いつもどおり誰が来たのかチェックするつもりらしい。

 助かった!ゲートに向かう方向に私が立っていたので、クロスケは私の前でちょっと立ち止まった。そのすきに頭をなでつつリードをつかむ。これで安心。クロスケと一緒に行ってゲートを開け、クロスケをケージの中に入れた。

 そして、またふりだしに戻る。タラゴヤをどうしよう。スリヤンガは当てにならないし。しかし、このとき訪ねてきたラーライヤが、ホースの水を使ってあっさりと外に誘導。今までの(特にスリヤンガの)苦労はなんだったの?という感じで、問題は解決した。

 ほっ!とにかく皆無事で良かった。

 スリランカの場合、人だけなく動物もたくさん来るので番犬クロスケは忙しい。でもこのあたりには野生の象は来ないから、それだけでもよしとしよう。これからもクロスケ頑張ってね。

食べて寝る
 元気いっぱいに成長しているクロスケ。その生活ぶりはうらやましい限り。朝起きて庭で遊ぶ。ミルク飲む。遊ぶ。朝ごはん食べる。寝る。遊ぶ。昼ごはん食べる。寝る。遊ぶ。夕ご飯食べる。寝る。

 1日3食なのは、子犬のころそうしてたからで、「本当にご飯が好き」なクロスケがもし2食に減らされたらすごいストレスになりそうだし、特に太るようすもないので、今もそのまま3食あげている。

 ところがひとつ問題が。満腹後のクロスケはいつも完全熟睡。ちょっとやそっとじゃ起きない。ケージの中で足を投げ出して気持ち良さそうに寝ている。昼間は別にかまわないが、夜は一応番犬ということで、誰かが来たらせめてワンワン鳴いて欲しいのだが、あの状態では気が付かないだろう。

 そこでスリヤンガが、「夕ご飯抜き」と言い出した。そうすればお腹が空いて熟睡できないだろうから、誰が来てもすぐにわかると。

 しかし、クロスケはもうちゃんとご飯の時間を把握していて、夜7時半になると今か今かと夕ご飯が来るのを待っているのに、いきなり夕ご飯がなくなったらどうするだろう?熟睡させないためにお腹を空かせておくなんてあまりにもかわいそう。

 とりあえず、もう少しようすを見ようということになり、クロスケの夕ご飯は守られた。クロスケが一人前の番犬になるのはまだ先のよう。というか、ちゃんとなれるんだろうか…。

8-1-7板切れで遊ぶクロスケ
 板切れで遊ぶ「食っちゃ寝犬」クロスケ

マッサージ好き
 私のためにマッサージを覚えてもらおうと、スリヤンガにマッサージをしてあげたら、私以上にスリヤンガがマッサージ好きになってしまい、一方的にしてもらう計画は崩れ、Take & Giveになってしまったのは大失敗だった。

 普通のスリランカ人はマッサージにまったく興味を示さないのだが、同じように犬もマッサージに興味がないと思っていた。ところが、クロスケはマッサージが大好き。特に首が気持ちいいらしく、私たちがどこかに座っていると、その前にちょこんとお座りをし、アゴを上げてマッサージしてもらうのを待っている。

 最初にやり始めたのがスリヤンガなので、私には催促しないが、スリヤンガには暇さえあれば「マッサージやってモード」を出している。写真のように、けっこうもみくちゃにするようにマッサージしているのだが、本人は実に気持ちよさそう。目がうっとりしている。

 お願いだから、誰か私にマッサージしてちょうだい!

7-11-25クロスケマッサージ
 スリヤンガによるマッサージ中。クロスケうっとり

クロスケ「くんくんくん…」
 本当に感心するほど、新しく家の敷地内に入ったもの(それが土や木の枝であっても)を見つけ出すクロスケ。すぐに「くんくんくん…」とにおいをかぎ出し、納得いくまでやめない。

 写真は、レンガを運んできたトラクターをチェックしているところ。ぐるっとひと回りし、隅から隅までにおいをかいでいる。

 もちろん人にも同じ。初めて来た人には自分がくんくんとチェックするまで吠えるのでちょっと困る。なので、犬が怖くない人には、家に入る前にクロスケをちょっとさわってもらい、クロスケにクンクンさせて安心させている。

 クロスケはケージから出ると、庭を一周して変わったものはないかとチェックするのが習慣になっているので、まずは鼻先を突き出しくんくんくんと走り回る。その姿を見ていると、警察犬や軍用犬に向いているんだろうなあと思う。

7-11-8クロスケくんくんくん
 トラクターをチェック中のクロスケ

クロスケVSウサギ
 夜寝る前に、クロスケをケージから出したときのこと。クロスケはいつものように、バッタに反応して飛び跳ね、カエルを見つけると鼻でクンクンしながらしていたが、殺すことはしないので放っておいた。

 裏庭にまわると、また何か見つけたらしい。どうせカエルだろうと思ったら、なんとぴょんぴょんすばしこく跳ね回るウサギだった。「ウサギ!?」と一瞬頭の中が?になったが、私が「クロスケ!」と呼びかける前に、クロスケはウサギを追って猛ダッシュ! 呼んでも聞く耳持たない。

 ウサギも必死で逃げるが、クロスケにとっては勝手知ったる自分の庭。いつもスリヤンガと競争しているコースなので、走り慣れている。断然クロスケのほうが有利。が、あともう一歩でキャッチというところで、ピョーンとウサギが高く跳ね上がり、塀を越えて隣の土地へ飛び降りた。

 クロスケは塀に足をかけて見下ろすが、もうウサギの姿はない。残念、クロスケ。「いつも魚ばかりだから、たまには肉も良かったのにね」とクロスケに言うと、スリヤンガはホッとした様子で、「よかった、よかった」と胸をなで下ろしていた。

 それにしても、自分の庭で「犬が野ウサギを追いかける」ことがあるとは、さすがスリランカ。最近我が家のまわりでは、大トカゲやマングース、サルはもちろん、クジャクやジャッカルまでも見かけるようになった。クロスケも大忙しだ。

クロスケの術
 来月に満一歳となるクロスケ。最近急に聞き分けがよくなり、大人になってきた。嬉しいときにははしゃぎまわるが、自分がどう振舞えばいいかわかってきたようだ。

 番犬として人が来ると吠えるが、「大丈夫な人」とわかると吠えないし、飛び掛らんばかりにいつまでも吠えていた数ヶ月前とは大違い。ただ面白いのが、私があまり好きじゃない人が来た場合、何回も来ているのにきまって最初は吠えること。私が歓迎していない雰囲気がわかるんだろうか。

 ところで、クロスケのケージからはギリギリ、ダイニングテーブルに座っているスリヤンガが見える(私の席は見えない)。私たちが食事をしているときは静かにしているが、終わる頃になるときちんとお座りをして「いい子」アピール。ちょうどスリヤンガはクロスケと向かい合う形なので、おのずと「いい子なクロスケ」が見えるわけだ。食事が終われば遊んでもらえることをわかった上でのアピール。

  写真は、スリヤンガの席から見えるクロスケの姿。ココヤシが邪魔しているが、半分だけクロスケの顔が見える。この真面目なお座りを見ると、けな気でかわいいのでついついケージから出して遊んでしまう。まさにクロスケの術にはまっている親バカのスリヤンガと私。

7-9-28クロスケいい子アピール
 「ここにいい子がいますよ!」と、
 体半分でもきちんとアピール







クロスケとカエル
 「バディ、お願い!」とスリヤンガのか細い声。何かと見に行ってみれば、15センチほどのカエルがいる。スリヤンガはカエルが大の苦手。見るのも嫌なほど。

 ちょうどクロスケを庭に出しているときだったので、もし見つかったら大変。面白がってパクっとするに決まっている。仕方なく、私がシャベルの上にのせて隣の土地に放り投げた。

 ところが、しばらくたって裏庭の小さな穴に、同じカエルがいるのを発見。ちょうどすっぽり体をおさめて顔だけ見える。この時もクロスケを遊ばせていたので、何とか見つからないようにしてたが、走り回っているときにとうとうカエルを見つけてしまった。

 「クロスケ、こっちにおいで」と呼んでも、カエルのほうに興味があるのか動かない。鼻先をカエルに近づけて、クンクンにおいをかいでいる。カエルのほうはじっとしてて動かない。

 穴は小さくてクロスケが口を入れられる大きさではないから、安心してそのようすを見ることにする。クロスケの鼻先がだんだんカエルに近づいて、ときどきカエルに触れる。そうするとカエルが目を閉じて、クロスケの鼻先の動きにあわせて揺れるのがなんとも言えず面白い。

 しばらくしてクロスケはあきたのか、どこかへ行ってしまった。カエルが穴から這い出すのを待って、再び隣の土地に放り投げる。塀を乗り越えられるわけないから、どうやって我が家の敷地内に来たのか謎だが、お願いだからもう来ないで。

7-8-12クロスケ 7-8-12カエル
 左:カエルを見つけるクロスケ
 右:穴の中のカエル。これってヒキガエル?このへんではあまり見かけない種類


クロスケの芸 その1
 食いしん坊のクロスケ。食べ物を持っていると、目がキラリと光り、ただのお座りも背中がピンと伸びて、いつもとは違う。そろそろ他のことも教えてみようと思い立ち、まずは基本中の基本「握手」にした。

 午前中に1回目。お座りをさせ、私が「握手」と言いながらクロスケの右前足を持ち上げる。何度か繰り返すが、「握手」の意味はわからないみたい。そして、夕方。さっきと同じように「握手」と言うと、左前足がピクッピクッと上に持ち上がった。

 右じゃなくて左だけど、できてる!クロスケの前足をしっかりと握り締め、「いい子」と頭をなでると、得意げな顔。何回か繰り返すと、しっかりできるようになった。さすがクロスケ。食べ物がもらえるとなると気合が違う。

 試しに私ではなくて、スリヤンガもやってみたが、ちゃんとできている。ほんの数回で覚えるとは驚き。次は何を教えようかな…。

7-7-27クロスケ握手
 しっかりカメラ目線のクロスケ。
 でもなぜかいつも左足


シャワーの後のごほうび
 今日は雨がまったく降りそうにない青空が、朝から広がっている。文句なしのクロスケ・シャワー日和だ。

 クロスケは1週間ほど前から、首のまわりが赤くなってかゆそうにしているので、ドクターに診せたところ、4日に1度シャワーをして、その後薬を塗るように言われた。

 もともとは水遊びが好きなクロスケ。ホースで芝生に水撒きをしていると、わざと水の前を横切ったり、ホースから直接水を飲んだりと、いつもおおはしゃぎする。

 でも、自分が洗われる立場となると、そんなに嬉しくはないみたい。一応、水をかけられて、シャンプーを泡立て洗われているときはおとなしくしているけど、「早く終わってくれ」という顔をしている。このシャンプーはかゆい箇所をよくもみこむようにマッサージするので、ちょっと時間がかかってしまう。

 ようやくマッサージが終わると、水で泡をよく流してシャワー終了。クロスケはブルブルと体を震わせて水を切るけど、なにしろ毛が長いのでなかなか乾かない。そこでいつもスリヤンガがタオルで体をふいてあげている。

 クロスケは小さいころからタオルで遊ぶのが大好きなので、このときが楽しくて仕方がない。しかも相手は普段クロスケが遊びたくても、あまり遊んでくれないスリヤンガ。ここぞとばかりにじゃれて遊んでいる。

 クロスケの毛が早く乾くよう、炎天下の中で遊ぶので、スリヤンガは汗びっしょり。すぐにへばった。仕方なく交代し、私もクロスケと走り回る。「しまった!日焼け止めも何もつけてない!」と思ってももう遅い…。

7-7-15クロスケシャワー後
 シャワーの後遊ぶ、スリヤンガとクロスケ