美咲のダンス
 日に日に多彩な動きをするようになってきた美咲。最近はよく、食器棚のガラスにうつる自分の姿を見ながら、歌をうたいダンスをしている。これが実に面白い! ビデオがあったら撮っておきたいくらい。

 今日はなぜか、ボウルを片手にダンス、ダンス、ダンス。横でこっそり写真を撮っている私にも気付かず、完全に自分の世界に入っている。ボウルを頭にかぶって踊る姿に、怒るよりも思わず笑ってしまった。去年の7月には、お座りして体をたてに振ってリズムをとっていたことを考えると、しみじみ成長したなあと思う。

 もう少し大きくなったら、スリランカの伝統舞踊を習わせようかな。どさくさに紛れて、実は私も一緒に習いたいなあと思っている。

10-2-7美咲ダンス10-2-7美咲ダンス2
 ガラスにうつった姿を見ながらダンス、ダンス、ダンス。
 小道具はキッチンから持ち出してきたボウル


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スリランカ民家の色彩
 私の住む西南海岸は乾季の真っ只中。雨季が始まる前にと、壁や塀のペイントを始めた。といっても塗るのは私たちではなく、お隣に住むグナワルダナイヤ。我が家を建てたときから、屋根や壁、家具を含むすべてのペイントを担当してもらっている。強烈な日差しと雨、そして潮風のせいだろうか。塗り直して真っ白に輝きを取り戻した壁を見ると、たった一年で、色がたいぶあせていたのがわかる。

 スリランカでは4月13日〜14日の新年に向けて、これから家を塗り直すところが増えてくるだろうが、かなり大胆な色を使う家も多くびっくりすることもある。家全体が強烈なショッキングピンクだったり、紫だったり、部屋ごとに色を変えていたり。ついこの間まで黄色い家だったのが、いきなり水色になっていたりするのだ。

 それだけ手軽にペイントできるということだが、確かに塗料の色はたくさん揃っているし、壁や塀を塗るくらいだったら器用なスリランカ人のこと。自分で塗ってしまう。昔、ギリシャの島を訪れたときに、カラフルな色で塀や壁がペイントされていて、エーゲ海と空の青色に合ってお洒落だなあと思ったが、スリランカではより派手な色合いなので、逆に悪趣味だなあと思っていた。

 しかし、映像のロケーションとして考えると面白いらしい。昨年のグラビア撮影のときに、編集者やカメラマンのかたが「他のアジアの国と違って、町の風景(民家)の色がきれい」とおっしゃっていた。そして今回、CM撮影のためにロケ地をリサーチしているところなのだが、意外とスリランカの民家が「色がきれい」と好評なのだ。

2010-2-10キッチン2010-2-10キッチン2
2010-2-6ダイニング2010-2-6ダイニング1
 上段はキッチン、下段はダイニングルーム。もうじきまた色が変わるかも!

 我が家は最初から白い壁のイメージですべてをデザインしてしまったので、白以外の色を塗ろうとは思わないが、もし将来もう一軒、別荘でも建てることになったら(夢ですけど)、カラフルにペイントするのもいいかなと思ってきている。

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おだやかな独立記念日
 2月は、西南海岸では一年で一番雨が少ないはずだが、ここ1週間天気があまり良くなく、毎日雨が降っている。といっても一日中降っているわけではなく、たいてい夕方4時くらいになると遠くで雷がゴロゴロ鳴り始め、ざーっと1〜2時間降るという感じ。午前中は陽が出ているので、洗濯物はちゃんと乾く。

 今日は独立記念日。スリランカは1948年にイギリスから独立した。毎年、大統領をはじめ政府要人が出席し、パレードなどの式典がおこなわれるが、去年まではテロの危険があるので、数日前からコロンボ市内の警備は厳しくなり、道路が封鎖されたり、あちこちで検問を行っていて、わずらわしく思っていたのを思い出す。

 今年は、内戦が終わったからだろうか。記念式典はコロンボではなく、キャンディで行われることになり、知人のゴールの警察署長もキャンディに出張に出ている。午前中、長々とテレビで中継していたが、来客があったりとばたばたしていて見逃してしまった。夜のニュースで見るとしよう。

 ところで、ちょうど今庭のマンゴーの木が花をつけ、満開状態。去年はあまり実をつけなかったが、今年は豊作の予感。もう一本の若木も、今年はたくさん花をつけている。食べごろは5〜6月。それこそ食べきれないほど取れるので、マンゴーを食べたいかたは、ぜひ我が家にお立ち寄りください!

2010-2-3マンゴーの花
 黄色いのがマンゴーの花

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ハヌマーンゆかりのルーマッサラへ
 昨日突然やってきたサンディープファミリーは、もちろん我が家にお泊り。寝る前に、日焼けするのが嫌だから「朝7時半に海に行こう!」と言っていたが、案の定8時になっても起きてこず、私たちだけで先に朝食を済ます。ようやく9時過ぎに起きてきたので、朝食を食べながら今日はどこに行こうか相談する。

 彼らの希望は、まだ行ったことがないという世界遺産「ゴール旧市街と砦」と、ハヌマーンゆかりのルーマッサラ。小雨がパラパラ降るあいにくの天気だったが、まずはゴールへ向かった。二人はデリーにある世界遺産ラール・キラー(ムガル朝に建造された城塞)をイメージしていたので、ゴールの世界遺産は、砦は残っているものの大きな建造物はなく古い町並みだけなので、ちょっと物足りなかったらしい。

 その後すぐに、ハヌマーンゆかりの地、ルーマッサラにある*ピース・パゴダに向かう。ハヌマーンというのは、猿の神様で、風神「ヴァーユ」の息子。インドの叙事詩ラーマーヤナでは、魔王ラーヴァナにさらわれたシータ妃を助け出しに行くラーマ王子に仕え、大活躍する英雄として描かれている。戦いの舞台となったのがランカー島つまりスリランカ。

 戦闘でラーマ王子の弟ラクシュマンが負傷したため、ハヌマーンがヒマラヤまで薬草を取りにひとっ飛びし、山ごとつかんできたときに、そのかけらが落ちたとされている。そのひとつがルーマッサラ。確かに小高い山になっていて、ここでしか手に入らない薬草が多く自生しているという。ちなみにそのときに落ちたもうひとかけらが、リティガラ(スリランカ中央部。ハバラナの近く)と言われている。

 ここは仏教寺院だが、敷地内にハヌマーンの像があって、ポヤ・デー(満月の日)には地元のヒンドゥー教徒たちがプージャをしているという。サンディープたちとお参りをし、今日の観光は終了。おなかがぺこぺこだったので、ゴールの町に戻り、ホテル「レディ・ヒル」へ。高台にあってルーフトップのレストランが気持ちよく、ゴールの街並みや港が見渡せるのがウリ。

 予想通りオーダーしてから料理が出てくるまで30分以上かかったが、景色が素晴らしいのでのんびり待つ時間のある人にはいいレストラン。味は普通。ご飯を食べ終わるとすでに15時。サンディープたちは、もしかしたら明日インドに帰らないとならないかもと言いながら、あわただしくコロンボに帰っていった。次会うときも、きっと突然来るんだろうなあ。

*ゴールの日本山妙法寺・仏塔/Peace Pagoda

【行き方】 ※「ジャパン パンサラ」と言えば、地元の人は皆知っています
ウナワトゥナビーチから、徒歩15分。小道をのぼります。
ゴールから、トゥクトゥクで15分。ゴールロードをマータラ方面に1キロほど向かうと、右手(海側)に看板が出ています。右折して山を登り切ったところにあります。

10-1-31ハヌマーン像
 ハヌマーン像。左手にはヒマラヤの山が

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インド人はいつも突然やって来る
 お昼過ぎのこと。明日、ホームステイのお客様が到着するので、家を大掃除してたら、プープーと車のクラクションの音が聞こえる。ゲートを開けると、友人のサンディープ&リーナ夫妻と息子のアディティヤだった。彼らはインド人で仕事でコロンボに住んでいる。リーナがちょうど私と同じ頃に妊娠していて、その頃から会っていないから2年ちょっとぶり。

 この週末は、昨日ポヤ・デーの祝日を入れての三連休。最初ヌワラエリヤに行こうと思ったけど、久しぶりに私たちに会いに行ってみようと、ヒッカドゥワに来てみたとのこと。まったく事前に電話で連絡してくれればいいのに、新しい携帯に変えたので私たちの電話番号を失くしたという。でも前回も突然やって来たなあと思い出す。しかも総勢10人で。

 息子のアディと会うのは初めて。美咲より1ヶ月お兄ちゃん。今まで同じ年齢の子どもと遊んだことがほとんどないので、美咲が他の子と比べてどうなのかわからなかったが、アディと比べたら美咲なんてとってもおとなしい! やはり男の子だからかな。数秒でもじっとしていない。しかも動きが激しい。美咲が興味しんしんで近寄っていくと、どつかれて倒されることもしばしば。こうやって美咲も強くなっていくのだろう。

 ところで、コロンボにはインドからのビジネスマンがたくさん滞在しているが、去年からスリランカから撤退してインドに帰る人が多いという。前回我が家に遊びに来た3家族も皆すでに帰ってしまったとのこと。内戦が終わって、これから経済は良くなるだろうから、海外からの投資が増えるのなら納得できるが、撤退とはなぜだろう? サンディープははっきり言わなかったが、以前よりも税金などの面で政府のチェックが厳しくなっているからだろうか。

 しかし、インド人商人はたくましいなあと思うのは、彼らは法律専門書の販売の他に、インド仏跡巡礼のグループツアーの手配、インドのサリーやパンジャビーの買い付けと販売をしていて、なおかつコロンボ市内にインド料理店を出す準備をしているという。まったく何でも手を出すっていう感じだけど、その根性はすごいと思う。私だったら、ひとつのことを徹底的にリサーチして集中してやろうとするので、「数打てば当たる」的にとりあえずやってみるというのはなかなかできない。まあ、コロンボにおいしい北インド料理レストランができるのは嬉しいので、がんばって欲しい。 ▽明日につづく…

10-1-31サンディープたち
 翌日行ったゴール・フォートで。サンディープ&リーナ&アディ

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美咲とヤモリ
 スリランカの日没は18時半ぐらい。18時を過ぎると急に暗くなってきて、どこからともなくヤモリが現れる。特に玄関横の電気をつけると、すぐに7〜8匹のヤモリが集まってくる。ヤモリ好きの美咲は、一番星ならぬ「一番最初に現れるヤモリ」を見つけるのを楽しみにしていて、天井近くにヤモリの姿を見つけると、「あっ、フーナ!(ヤモリ)」と叫んで指差して、私とスリヤンガに教えてくれる。

 そんな美咲が今日出合ったヤモリは、体長2m。友人宅の壁に描かれていた。美咲はすぐにその存在に気が付いたが、ちょっと怖いようす。最初は数メートル離れたところから指差すだけだったが、そのうち10センチ、もう10センチと近づいて行って、とうとう壁にタッチ。絵のヤモリを触って、初めて本物じゃないと気が付いたようだった。

 しかし、玄関横にヤモリの絵とは! 私にはとても真似できない。

10-1-28美咲とフーナ
 美咲の大好きなフーナ(ヤモリ)

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大統領選挙、無事終了
 26日に投票された大統領選挙。当初は現職のラジャパクサ氏の圧勝と思われていたが、野党統一候補のフォンセカ氏が追い上げ、「接戦」と予想されていた。この数週間は、スリランカ人に会うと選挙の話ばかり。選挙権がない外国人である私は、もちろん自分の意見は言わず聞いているだけだが、心の中では「どっちが勝つにしても、大接戦になるといいなあ」と思っていた。

 圧勝し、国民の圧倒的な支持を得たからと、あまりに自分本位な政治をされるのが一番怖い。僅差で勝ったのなら、嫌でも野党やその支持者の存在を感ぜずにはいられないはず。今の地位を利用して、メディアをうまく使い、選挙運動をしている現大統領の再選は間違いないと思っていたが、選挙後の抑止力の働きをするだけの反大統領の支持者の存在を、大統領に知らせるべきだと思っていた。

 結果は、ラジャパクサ氏が有効投票数の約57.9%、フォンセカ氏が40.2%を獲得し、ラジャパクサ氏が再選。圧勝ではないが、思ったほどの接戦にはならなかった。う〜ん、残念。これからラジャパクサ大統領、どう出るだろうか? なんとかバランスのとれた政治をして欲しいものだが、もう6年の任期は長いなあ。

 ともかく、投票日から当選者の発表まで大きな混乱はなく(小さなのはあったが)、「外出禁止令」も出ることなしに、無事選挙が終わってほっとした。

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ヤーラで大興奮
 スリヤンガの実家にホームステイ中のAさんと一緒に、昨日ヤーラ国立公園に行ってきた。私は2年半ぶり。道路がきれいになったというのはスリヤンガに聞いていたが、実際に見てびっくり。特にハンバントタからティッサマハラーマ間は、ちょっと内陸に入ったところに新しく道ができていて、かなり移動がスムーズ。以前はヒッカドゥワからティッサマハラーマまでは4時間〜4時間半かかっていたが、この日は3時間半で着いてしまった。

 ティッサマハラーマでランチを食べてゆっくりし、14時頃ジープに乗り込みサファリに向かう。ドライバーはおなじみトゥシャーラ(彼のサファリドライバーとしての腕はコチラ)。ヤーラ国立公園までは30分。ティッサマハラーマには、あちこちに牛や水牛がいるので、最近「モーモー」好きな美咲は、国立公園に入る前から大興奮。すでに楽しんでいるようす。

10-1-27ヤーラ水牛
 泥水につかる水牛とシカの群れ。のどかな風景だ…

 3日前に雨が降ったと言うが、公園内の道は土煙が上がり、ヒッカドゥワに比べるとかなり乾燥している。日差しも強い。美咲はスリヤンガと一緒に助手席に座り、トゥシャーラとスリヤンガの真似をして、動物が見つかると指差して私たちに教えてくれる。象を間近に見ても全然怖がることはなく、「アリヤー、アリヤー!(象)」と叫ぶので、象を刺激しやしないかとヒヤヒヤしたほど。

10-1-27ヤーラ象
 茂みの陰でお食事中。群れだったが他の象は出てこなかった

10-1-27ヤーラ孔雀
 クジャクとシカ

 残念ながらヒョウは見られなかったが、象十数頭をはじめ、イノシシ、ジャッカル、シカ、サンバー(大シカ)、ワニなど、ひと通りの動物が見られた。他のジープは象もなかなか見つけられなかったようなので、運が良かったのだろう。3時間ちょっとのサファリを終え、ティッサマハラーマに戻るころにはすでに真っ暗。ジープの揺れが心地よく、すでに眠った美咲を抱きながら、私もうとうとしてしまった。

 紅茶を一杯飲んですぐにヒッカドゥワへ。車の中では私もぐっすり。途中マータラで夕食を食べたが、23時にはヒッカドゥワに着いた。朝8時過ぎに出て23時到着。ハードではあるけど、以前に比べるとだいぶ日帰りが楽になった。美咲もかなり楽しそうだったので、これから機会があればちょくちょく出かけるようにしよう。

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大統領選挙直前
 来週26日におこなわれる大統領選挙の投票日が近づき、選挙運動がヒートアップしてきた。当初は、現職大統領の圧勝かと思われていたが(私もそう思っていた)、ここにきて有力候補のフォンセカ候補が追い上げ、大統領もうかうかしていられなくなったのだろう。

 先週のテレビでは、歴史上悪名高い独裁者である、ドイツのヒットラーやウガンダのイディ・アミンのフィルムを流していた。LTTE撲滅を指揮した元陸軍総司令官であり、軍服のイメージが強いフォンセカ候補のイメージダウンを狙った番組編成だろう。大統領側の意図があからさま過ぎて、思わず笑ってしまうが、一般のスリランカ人はどう感じるのだろう?

 ネットの普及があまり進んでいないスリランカでは、テレビは新聞と並んで人々の情報源。私の知る限り、それらを疑って、見る/読む人はほとんどいない。コントロールしやすいだろうなあと思ってしまう。私の住んでいるヒッカドゥワを含む南部は、現大統領のお膝元。確かに大統領支持を表明し、家の敷地内にポスターを貼っている人も多い。だが、圧倒的な支持という雰囲気ではない。

 明日からお酒の好きな子がホームステイに来る予定。多分明日ぐらいから投票後しばらくは、酒屋が休みになりそうなので、今日慌ててアラックやラムを買ってきた。銀行のATMも、通常より短い時間しかお金を引き出せなくなるらしい。お酒は酔って暴れると困るからという理由でまだ納得できるが、現金はなんで制限するんだろう? 選挙の結果によっては、外出禁止令も出るかもしれないので、来週はおとなしくしていよう。

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初めてのお絵かき
 すごくかわいいクレヨンをいただいた。その名も、Baby Color(ベビーコロール)。手が汚れにくく、折れにくい。小さな子にも持ちやすい形で、なめても安心な材質と、「子どもが初めて使うクレヨン」とうたっているだけあって、小さな子どもが使うことをよく考慮し作られていて、安心して美咲に渡せる。

 包みを開けたときから、美咲はなぜかそれが自分へのプレゼントだとわかったようで、手に持って離さない。机と紙を用意して座らせたときに、そういえば今までまったくお絵かきをさせてみなかったことに気が付いた。これが初めてのお絵かきだ。

 しかし、私が手を添えて簡単な絵を描いてみたが、まったく興味をしめさない。このクレヨンは縦に積むことができるので、美咲は積み木のようにして遊ぶことに夢中。まあ、そのうち、画用紙どころか床や壁にお絵かきするようになるだろうから、それまでは好きにさせておこう。

10-1-21初めてのクレヨン
 積んでは崩し、崩しては積む…


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